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公開番号2025158327
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2024060758
出願日2024-04-04
発明の名称電池パック
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H01M 10/6556 20140101AFI20251009BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】冷却の性能を確保することができる電池パックを提供すること。
【解決手段】本開示にかかる電池パック1は、積層した電池セル10の間に冷媒20を流入させる第1冷却流路11と、電池セルの間から冷媒20を流出させる第2冷却流路12と、を有する冷却構造を備え、積層した電池セル10の一端側において、第1冷却流路11及び第2冷却流路12に冷媒20を流入し、かつ積層した電池セル10の他端側において、第2冷却流路12から冷媒20を流出するように構成されたものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
積層した電池セルの間に冷媒を流入させる第１冷却流路と、
前記電池セルの間から前記冷媒を流出させる第２冷却流路と、を有する冷却構造を備え、
積層した前記電池セルの一端側において、前記第１冷却流路及び前記第２冷却流路に前記冷媒を流入し、かつ積層した前記電池セルの他端側において、前記第２冷却流路から前記冷媒を流出するように構成された、
電池パック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電池パックに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、電気自動車に搭載される電池パックが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特表２０１１－５２０２３５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
複数の電池セルを積層し、電気的に接続させた組電池において、排気側は解放された構造を採用することが多い。これは、排気側において圧力が高くなることによって、冷媒流入量が低下し、冷却性能が悪化することを避けるためである。
【０００５】
一方で、防水性の向上など、電池パックの密閉が求められる場合においては、解放された構造を設けられないために冷却性が悪化することがある。
【０００６】
冷却性の悪化に対して、投入する冷媒の流量を増やすなどの対策が挙げられる。しかしながら、投入する流量を増やす際に、例えば、冷却ファンのような冷媒を送り込む装置の作動音が大きくなる、設備が増えることにより車内空間を圧迫する、などの課題が生じる。
【０００７】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであり、冷却の性能を確保することができる電池パックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本開示にかかる電池パックは、積層した電池セルの間に冷媒を流入させる第１冷却流路と、前記電池セルの間から前記冷媒を流出させる第２冷却流路と、を有する冷却構造を備え、積層した前記電池セルの一端側において、前記第１冷却流路及び前記第２冷却流路に前記冷媒を流入し、かつ積層した前記電池セルの他端側において、前記第２冷却流路から前記冷媒を流出するように構成されたものである。これにより、冷却の性能を確保することができる電池パックを提供することができる。
【発明の効果】
【０００９】
本開示により、冷却の性能を確保することができる電池パックを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本開示にかかる電池パックの構造図である。
関連する電池パックの構造図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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