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公開番号2025158584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2024061270
出願日2024-04-05
発明の名称蓄電制御装置、蓄電制御方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人弁理士法人ブライタス
主分類H02J 13/00 20060101AFI20251009BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】余剰電力をより有効に活用できるようにする、蓄電制御装置、蓄電制御方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】蓄電制御装置10は、発電装置50の余剰電力の発生を予測する予測部11と、余剰電力の発生が予測される場合に、蓄電池61を有する複数の移動体60の中から所定条件を満たす移動体60Dを選択する選択部12と、選択された移動体60Dに対し、発電装置50から移動体60Dへ給電する給電地点P1までの移動を指示する指示部13と、を備えている。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
発電装置の余剰電力の発生を予測する予測部と、
前記余剰電力の発生が予測される場合に、蓄電池を有する複数の移動体の中から所定条件を満たす前記移動体を選択する選択部と、
選択された前記移動体に対し、前記発電装置から前記移動体へ給電する給電地点までの移動を指示する指示部と、
を備える蓄電制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記選択部は、前記移動体が現在地から前記給電地点まで移動するのに要する消費電力量を加味して前記移動体を選択する、請求項1に記載の蓄電制御装置。
【請求項3】
前記選択部は、前記給電地点に到着したときの前記蓄電池の空き容量が所定値以上である前記移動体を選択する、請求項2に記載の蓄電制御装置。
【請求項4】
前記選択部は、前記移動体が前記給電地点から前記余剰電力を運ぶ目的地まで移動するのに要する消費電力量を加味して前記移動体を選択する、請求項1に記載の蓄電制御装置。
【請求項5】
前記選択部は、前記目的地への到着時の前記蓄電池の残量が所定値以上であると予測される前記移動体を選択する、請求項4に記載の蓄電制御装置。
【請求項6】
前記発電装置が設置されているエリアを含む第1エリアと、前記余剰電力を運ぶ目的地を含む第2エリアと、が設定されており、
前記選択部は、前記第1エリアから前記第2エリアへ移動する予定の前記移動体を選択する、請求項1に記載の蓄電制御装置。
【請求項7】
前記選択部は、前記給電地点にいる前記移動体を選択し、
前記指示部は、選択した前記移動体を、前記余剰電力を運ぶ目的地まで移動した後に前記給電地点に戻り、前記給電地点で前記発電装置から前記移動体へ給電するよう指示する、請求項1に記載の蓄電制御装置。
【請求項8】
前記指示部は、指示内容を所定の表示装置へ表示させるように構成されている、請求項1に記載の蓄電制御装置。
【請求項9】
発電装置の余剰電力の発生を予測する予測ステップと、
前記余剰電力の発生が予測される場合に、蓄電池を有する複数の移動体の中から所定条件を満たす前記移動体を選択する選択ステップと、
選択された前記移動体に対し、前記発電装置から前記移動体へ給電する給電地点までの移動を指示する指示ステップと、
を備える蓄電制御方法。
【請求項10】
コンピュータに、
発電装置の余剰電力の発生を予測する予測ステップと、
前記余剰電力の発生が予測される場合に、蓄電池を有する複数の移動体の中から所定条件を満たす前記移動体を選択する選択ステップと、
選択された前記移動体に対し、前記発電装置から前記移動体へ給電する給電地点までの移動を指示する指示ステップと、
を実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電制御装置および蓄電制御方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ソーラーパネルや風車で発電された再生可能エネルギーは、発電量が天候に左右され、コントロールするのが難しい。需要を超える発電量が得られた場合に、発電したエネルギーを無駄にしない工夫が求められる。
【0003】
需要を超える発電量が得られた場合の余剰電力を、送電網を介して融通する技術(例えば、再生可能エネルギーの固定価格買取制度)や、蓄電池に蓄積する技術が知られている。また、特許文献1には、余剰電力の発生を予測する構成が開示されている。
【0004】
特許文献1に記載の充電案内装置は、再生可能エネルギーによる自家発電施設から供給される、充電に利用可能な電力の余剰予測値を取得する余剰予測値取得部と、余剰予測値に基づいて複数の電気自動車の充電時刻を調整する充電時刻調整部と、充電時刻における充電の実施を複数の電気自動車の利用者に案内する充電刻案内部とを備える。これにより、複数の電気自動車の利用者が充電時刻に充電を実施することにより、充電需要の集中に伴う電力不足が生じ難くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-158100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、ある発電拠点に余剰電力があり、この余剰電力を発電拠点とは別のエリアに融通したい場合がある。しかしながら、発電拠点と別のエリア間に送電網がないか、送電網があっても送電能力が小さい場合には、余剰電力を発電拠点と別のエリア間で融通できないこととなる。また、発電拠点に蓄電池があったとしても、この蓄電池の容量を超える余剰電力を蓄えておくことができない。
【0007】
ここで、余剰電力を発電拠点から別のエリアまで電気自動車等で輸送できれば、発電拠点と別のエリア間で電力を融通できる。このように、余剰電力を搬送するのに適切な電気自動車を選択できることができれば、余剰電力をより有効に活用できる。しかしながら、特許文献1には、余剰電力を電気自動車に搬送させる搬送体としての構成が開示されているとはいえない。
【0008】
本開示の目的の一例は、上記問題を解消し、余剰電力をより有効に活用できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本開示の一側面における蓄電制御装置は、
発電装置の余剰電力の発生を予測する予測部と、
前記余剰電力の発生が予測される場合に、蓄電池を有する複数の移動体の中から所定条件を満たす前記移動体を選択する選択部と、
選択された前記移動体に対し、前記発電装置から前記移動体へ給電する給電地点までの移動を指示する指示部と、
を備えている。
【0010】
また、上記目的を達成するため、本開示の一側面における蓄電制御方法は、
発電装置の余剰電力の発生を予測する予測ステップと、
前記余剰電力の発生が予測される場合に、蓄電池を有する複数の移動体の中から所定条件を満たす前記移動体を選択する選択ステップと、
選択された前記移動体に対し、前記発電装置から前記移動体へ給電する給電地点までの移動を指示する指示ステップと、
を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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