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公開番号
2025161570
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024064873
出願日
2024-04-12
発明の名称
調光部材及び合わせ板
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02F
1/1339 20060101AFI20251017BHJP(光学)
要約
【課題】液晶分子の偏在による調光部材の外観の悪化を抑制する。
【解決手段】調光部材20は、第1基材31を含む第1部材30と、第1基材31と対向する第2基材41を含む第2部材40と、第1部材30と第2部材40との間に配置された液晶層50と、第1部材30と第2部材40との間に位置するスペーサ60と、を備える。第1部材30と第2部材40の少なくとも一方の部材上に樹脂層80を設けている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
第1基材を含む第1部材と、
前記第1基材と対向する第2基材を含む第2部材と、
前記第1部材と前記第2部材との間に配置された液晶層と、
前記第1部材と前記第2部材との間に位置するスペーサと、を備え、
前記第1部材と前記第2部材の少なくとも一方の部材上に樹脂層を設けた、調光部材。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
平面視で前記スペーサと前記樹脂層とが重なる領域の少なくとも一部における前記樹脂層の厚みは、平面視で前記スペーサと前記樹脂層とが重ならない領域における前記樹脂層の厚みよりも薄い、請求項1に記載の調光部材。
【請求項3】
温度100℃±5℃の環境に1時間以上晒した状態において、平面視で前記スペーサと前記樹脂層とが重なる領域の少なくとも一部における前記樹脂層の厚みが、平面視で前記スペーサと前記樹脂層とが重ならない領域における前記樹脂層の厚み以下となる状態を維持する、請求項1に記載の調光部材。
【請求項4】
前記樹脂層に50μm角の平面圧子を用いて0.29mN/sの速度で荷重をかけた際に、2μm変位させるための荷重が5.2mN以下である、請求項1に記載の調光部材。
【請求項5】
前記樹脂層の厚みが0.5μm以上10μm以下である、請求項1に記載の調光部材。
【請求項6】
前記樹脂層が、複数の層を積層して形成される、請求項1に記載の調光部材。
【請求項7】
前記樹脂層の反対側に位置する部材上に、他の樹脂層又は配向膜を設ける、請求項1に記載の調光部材。
【請求項8】
前記樹脂層の材料は、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)又はウレタンアクリレートである、請求項1に記載の調光部材。
【請求項9】
互いに対向する第1基板及び第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に配置された請求項1乃至8のいずれか一項に記載の調光部材と、を備える、合わせ板。
【請求項10】
前記第1基板と前記調光部材とを互いに接合させる第1接合層と、
前記第2基板と前記調光部材とを互いに接合させる第2接合層と、を更に備えた、請求項9に記載の合わせ板。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、調光部材及び合わせ板に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に示すような、可視光透過率を調整可能な調光部材が知られている。特許文献1に示す調光部材は、例えば液晶分子を含む液晶層を有している。液晶層を有する調光部材は、電圧を加えることにより、可視光透過率を変化させることができる。液晶層を有する調光部材は、可視光透過率の変化が早いという利点がある。調光部材は、例えば窓等の仕切部材の透明部分に用いられる。
【0003】
液晶層は、基材を有する一対の板状の部材の間に配置されている。一対の板状の部材の間に、ビーズスペーサがさらに配置されている。ビーズスペーサは、一対の板状の部材に接している。ビーズスペーサは、液晶層の厚みを適切に維持する。ビーズスペーサは、液晶層において液晶分子が移動することを抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-5040号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
調光部材が高温に晒されると、液晶層が熱により膨張する。ビーズスペーサと板状の部材との間が広がる。ビーズスペーサと板状の部材との間の液晶層において、液晶分子が移動し得る。液晶層を有する調光部材が水平方向に対して傾斜して配置されている場合、重力により、液晶分子が液晶層を移動して、鉛直方向の下側に液晶分子が偏在し得る。偏在した液晶分子は、調光部材の外部から目立って視認される。調光部材の外観が損なわれ得る。
【0006】
本開示は、液晶分子の偏在による調光部材の外観の悪化を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施の形態は、以下の[1]乃至[18]に関する。
【0008】
[1]第1基材を含む第1部材と、前記第1基材と対向する第2基材を含む第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との間に配置された液晶層と、前記第1部材と前記第2部材との間に位置するスペーサと、を備え、前記第1部材と前記第2部材の少なくとも一方の部材上に樹脂層を設けた、調光部材。
【0009】
[2]平面視で前記スペーサと前記樹脂層とが重なる領域の少なくとも一部における前記樹脂層の厚みは、平面視で前記スペーサと前記樹脂層とが重ならない領域における前記樹脂層の厚みよりも薄い、[1]に記載の調光部材。
【0010】
[3]温度100℃±5℃の環境に1時間以上晒した状態において、平面視で前記スペーサと前記樹脂層とが重なる領域の少なくとも一部における前記樹脂層の厚みが、平面視で前記スペーサと前記樹脂層とが重ならない領域における前記樹脂層の厚み以下となる状態を維持する、[1]又は[2]に記載の調光部材。
(【0011】以降は省略されています)
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