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公開番号
2025161757
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2025060918
出願日
2025-04-02
発明の名称
人工知能を使用して車両内の乗客を検出する
出願人
ウェイモ エルエルシー
代理人
個人
,
個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20251017BHJP(信号)
要約
【課題】人工知能(AI)を使用して、車両内の乗客を検出する。
【解決手段】実装方法は、車両の1つ以上のカメラによって捕捉された1つ以上の画像を取得することを含む。方法は、1つ以上の人工知能モデルおよび1つ以上の画像を使用して、車両の1人以上の乗客の位置を示す乗客データを生成することを含む。方法は、乗客データに基づいて、1人以上の乗客が位置する車両の1つ以上のエリアを示す車両エリアデータを生成することを含む。方法は、乗客データおよび車両エリアデータに基づいて、少なくとも1つの乗客座席構成基準が満たされているかどうかを決定することを含む。方法は、こうした基準が満たされていると決定することに応答して、車両に、車両内の乗客座席構成に関連付けられた動作を実行させることを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
方法であって、
車両の複数のカメラによって捕捉された複数の画像を取得することと、
1つ以上の人工知能(AI)モデルおよび前記複数の画像を使用して、前記車両の1人以上の乗客の位置を示す乗客データを生成することと、
前記乗客データに基づいて、前記1人以上の乗客が位置する前記車両の1つ以上のエリアを示す車両エリアデータを生成することと、
前記乗客データおよび前記車両エリアデータに基づいて、少なくとも1つの乗客座席構成基準が満たされているかどうかを決定することと、
前記少なくとも1つの乗客座席構成基準が満たされていると決定することに応答して、前記車両に、前記車両内の乗客座席構成に関連付けられた動作を実行させることと、を含む、方法。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記車両が、自律車両(AV)を含み、
前記車両内の前記乗客座席構成に関連付けられた前記動作が、
前記少なくとも1つの乗客座席構成基準が満たされることに基づいて、乗客警報を生成すること、または
前記少なくとも1つの乗客座席構成基準が満たされることに基づいて、前記AVの動作を自律的に修正すること、のうち少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記AVの前記動作を自律的に修正することが、前記AVの制御システムに、
前記AVが走行することを防止すること、または
AVを停止させること、のうち少なくとも1つを実行させることを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記1つ以上のAIモデルおよび前記複数の画像を使用することが、
前記複数の画像からパノラマ画像を生成し、前記パノラマ画像を前記1つ以上のAIモデルへの入力として使用すること、または
前記複数の画像に基づいて埋め込みを生成し、前記埋め込みを前記1つ以上のAIモデルへの入力として使用すること、のうち少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記車両の前記1つ以上のエリアが、
前記車両の1つ以上の座席と、
前記車両の床と、
前記車両の収納エリアと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記乗客データに基づいて前記車両エリアデータを生成することが、
前記1人以上の乗客の乗客の位置を決定することと、
前記乗客の前記位置が、前記車両の前記1つ以上のエリアのうちの一つのエリアの位置と、閾値量を超えて重複するかどうかを決定することと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記少なくとも1つの乗客座席構成基準が、
前記1人以上の乗客のうち第一の乗客が、前記車両の第一の座席に位置し、かつ前記車両のシートベルトデータが、前記第一の座席のシートベルトが締められていないことを示す、
前記1人以上の乗客のうち複数の乗客が、前記車両の前記第一の座席に位置する、または
前記第一の乗客が、前記車両の前記1つ以上のエリアの第一のエリア内に位置し、かつ前記第一のエリアが、前記車両の座席ではない、のうち少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記少なくとも1つの乗客座席構成基準が、
前記1人以上の乗客の全員が子供である、
前記1人以上の乗客のうち第一の乗客が子供であり、前記第一の乗客が子供用安全シートに着席していない、または
前記1人以上の乗客のうち第二の乗客が喫煙している、のうち少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
システムであって、
メモリと、
処理装置であって、前記メモリに結合され、
車両の複数のカメラによって捕捉された複数の画像を取得することと、
1つ以上の人工知能(AI)モデルおよび前記複数の画像を使用して、前記車両の1人以上の乗客の位置を示す乗客データを生成することと、
前記乗客データに基づいて、前記1人以上の乗客が位置する前記車両の1つ以上のエリアを示す車両エリアデータを生成することと、
前記乗客データおよび前記車両エリアデータに基づいて、少なくとも1つの乗客座席構成基準が満たされているかどうかを決定することと、
前記少なくとも1つの乗客座席構成基準が満たされていると決定することに応答して、前記車両に、前記車両内の乗客座席構成に関連付けられた動作を実行させることと、を含む動作を実行するように構成された処理装置とを含む、システム。
【請求項10】
前記車両が、自律車両(AV)を含み、
前記車両内の前記乗客座席構成に関連付けられた前記動作が、
前記少なくとも1つの乗客座席構成基準が満たされることに基づいて、乗客警報を生成すること、または
前記少なくとも1つの乗客座席構成基準が満たされることに基づいて、前記AVの動作を自律的に修正すること、のうち少なくとも1つを含む、請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、概して車両に関する。より具体的には、本明細書は、人工知能を使用して車両内の乗客を検出することに関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
車両-自律車両(AV)(完全自律運転または部分自動運転を含む)であるかどうかを問わず、人間の運転手が運転する車両、または他のタイプの車両-は、多くの場合、様々なセンサ(例えば、レーダー、光学、音声、湿度など)を用いて環境を感知することによって動作する。この環境は、環境内の他の物体を含んでもよく、その一部は移動可能である。こうした物体は、その他の車両、自転車通行者、歩行者、動物などを含み得る。
【図面の簡単な説明】
【0003】
本開示は、限定ではなく、例として示されており、図に関連して考慮される時に、以下の詳細な説明を参照することにより、より完全に理解され得る。
【0004】
図1は、本開示のいくつかの実装による、車両内の乗客を検出するために人工知能(AI)を使用することができる例示的な自律車両(AV)のブロック図を示す。
図2は、本開示の一部の実装による、車両内の乗客を検出するためにAIを使用する例示的な方法の流れ図を示す。
図3は、本開示の一部の実装による、例示的なAIサブシステムのブロック図を示す。
図4は、本開示の一部の実装による、AIを使用して車両内の乗客を検出する例示的な車両のトップダウン切り取り図を示す。
図5は、本開示の一部の実装による、AIを使用して車両内の乗客を検出するための視覚警報の正面図
図6は、本開示の一部の実装による、車両内の乗客を検出するためにAIを使用することが可能なコンピュータデバイスの実施例のブロック図を示す。
【発明の概要】
【0005】
一つの実装では、人工知能(AI)を使用して車両内の乗客を検出するための方法が開示される。方法は、車両の1つ以上のカメラによって捕捉された1つ以上の画像を取得することを含む。方法は、1つ以上のAIモデルおよび1つ以上の画像を使用して、車両の1人以上の乗客の位置を示す乗客データを生成することを含む。方法は、乗客データに基づいて、1人以上の乗客が位置する車両の1つ以上のエリアを示す車両エリアデータを生成することを含む。方法は、乗客データおよび車両エリアデータに基づいて、少なくとも1つの乗客座席構成基準が満たされているかどうかを決定することを含む。方法は、少なくとも1つの乗客座席構成基準が満たされていると決定することに応答して、車両に乗客座席構成に関連付けられた動作を実行させることを含む。
【0006】
別の実装では、AIを使用して車両内の乗客を検出するためのシステムが開示される。システムは、メモリと、メモリに連結された処理装置とを含む。処理装置は、1つ以上の操作を実施するように構成される。1つ以上の操作は、車両の1つ以上のカメラによって捕捉された1つ以上の画像を取得することを含む。1つ以上の操作は、1つ以上のAIモデルおよび1つ以上の画像を使用して、車両の1人以上の乗客の位置を示す乗客データを生成することを含む。1つ以上の操作は、乗客データに基づいて、1人以上の乗客が位置する車両の1つ以上のエリアを示す車両エリアデータを生成することを含む。1つ以上の操作は、乗客データおよび車両エリアデータに基づいて、少なくとも1つの乗客座席構成基準が満たされているかどうかを決定することを含む。1つ以上の操作は、少なくとも1つの乗客座席構成基準が満たされていると決定することに応答して、車両に、車両内の乗客座席構成に関連付けられた動作を実行させることを含む。
【0007】
本開示の別の態様は、1つ以上の処理装置によって実行されるとき、1つ以上の処理装置に1つ以上の操作を実行させる命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体を含む。1つ以上の操作は、車両の1つ以上のカメラによって捕捉された1つ以上の画像を取得することを含む。1つ以上の操作は、1つ以上のAIモデルおよび1つ以上の画像を使用して、車両の1人以上の乗客の位置を示す乗客データを生成することを含む。1つ以上の操作は、乗客データに基づいて、1人以上の乗客が位置する車両の1つ以上のエリアを示す車両エリアデータを生成することを含む。1つ以上の操作は、乗客データおよび車両エリアデータに基づいて、少なくとも1つの乗客座席構成基準が満たされているかどうかを決定することを含む。1つ以上の操作は、少なくとも1つの乗客座席構成基準が満たされていると決定することに応答して、車両に、車両内の乗客座席構成に関連付けられた動作を実行させることを含む。
【発明を実施するための形態】
【0008】
自律車両(様々な運転支援機能を展開している車両を含む)(AV)または人間の運転手が運転する車両などの車両は、出発場所から目的地まで1人以上の乗客を運ぶことができる。1人以上の乗客が適切に着席していない場合、車両が走行することは、多くの場合、安全ではない。一部の車両は、乗客が車両の特定の座席に座っているかどうかを検出できる重量センサを有する。一部の車両は、特定のシートベルトが固定されているかどうかを検出できるセンサを有する。これらのセンサの組み合わせを使用して、車両は、乗客のシートベルトを締めることなく、乗客が車両の座席に着座しているかどうかを検出することができ得る。
【0009】
重量センサおよびシートベルトセンサを使用する車両の1つの欠点は、乗客が車両内に適切に着座しているかどうかを常に正確に検出するわけではないことである。例えば、重量センサは、座席内の重い物体を検出することがあり、車両が、その座席に人が座っていると誤って決定することがある(偽陽性)。別の実施例では、重量センサは、体重が非常に小さい人(例えば、子供)が車両の座席に座っている場合には、検出できないことがある(偽陰性)。さらに別の実施例では、重量センサは、2人の人が車両の同じ座席に座っているとき、または乗客が他の危険な座席構成に位置するかどうかを検出しない場合がある。
【0010】
本開示の態様および実装は、既存の車両のこれらの課題およびその他の課題に対処する。一つの実装では、車両は、車両の様々な位置(例えば、車両内部、車両の外部に取り付けられた)に位置し得る、1つ以上のカメラを含み得る。1つ以上のカメラは、車両に関連付けられた様々な位置(例えば、車両の内部、車両の外部など)の画像を捕捉でもよい。車両は、捕捉された画像を、1つ以上の人工知能(AI)モデルに対する入力として提供してもよい。AIモデルは、1つ以上の捕捉された画像に基づいて、乗客データを含む1つ以上の出力を生成してもよい。乗客データは、乗客が画像内に存在するかどうか、および乗客の位置を示してもよい。車両の車両エリアサブシステムは、乗客データを取得してもよく、車両エリアデータを生成してもよい。車両エリアデータは、検出された乗客が位置する車両のエリアを示してもよい。車両エリアデータは、乗客に関する他の情報(例えば、乗客が子供であるかどうか、乗客が喫煙しているかどうかなど)を示してもよい。車両の乗客座席サブシステムは、乗客位置データおよび/または車両エリアデータを取得し、乗客位置データおよび/または車両エリアデータに基づいて、乗客座席構成基準が満たされたかどうかを決定することができる。乗客座席構成基準は、複数の乗客が車両の同じ座席に位置する、乗客が座席ではない車両のエリアに位置する、または乗客全員が子供であるなどの1つ以上の条件に基づいてもよい。乗客座席構成基準が満たされたと決定する車両の乗客座席サブシステムに応答して、乗客座席サブシステムは、車両に、車両の乗客座席構成に関連付けられた1つ以上の動作を実行させ得る(例えば、車両の乗客に通知するための警報を生成し、車両が運転するのを防止することなど)。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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