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公開番号
2025165000
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-04
出願番号
2024068827
出願日
2024-04-22
発明の名称
画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び画像形成装置の制御プログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20251027BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】前カバー開閉検出部が故障した場合にもトナーボトルを交換可能にし、画像形成装置のダウンタイムを低減する。
【解決手段】画像形成装置は、トナーボトル格納部の挿入口に設けられるボトルカバーと、ボトルカバーのロック機構と、装置本体の前面に開閉可能に設けられ、閉状態のときにボトルカバーが開くことを抑止する前カバーと、前カバーの開閉状態を検出する前カバー開閉検出部と、前カバーが開けられているときに画像形成部への電源の供給を停止する電源供給停止部と、画像形成部に電源が供給されているか否かを検出する電源検出部と、閉状態のボトルカバーの動きをロックするロック機構と、電源検出部が画像形成部への電源の供給の停止を検出しているにも関わらず、前カバー開閉検出部が前カバーの閉状態を検出している場合、ロック機構によるボトルカバーのロック状態を解除する駆動制御部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
装置本体内に設けられ、画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部による画像の形成に使用するトナーが充填されるトナーボトルを挿抜可能に格納するトナーボトル格納部と、
前記トナーボトル格納部の挿入口に開閉可能に設けられるボトルカバーと、
前記挿入口を覆う位置にある閉状態の前記ボトルカバーの動きをロックするロック機構と、
前記ボトルカバーの開閉状態を検出するボトルカバー開閉検出部と、
前記装置本体の前面に開閉可能に設けられ、閉状態のときに前記ボトルカバーが開くことを抑止する前カバーと、
前記前カバーの開閉状態を検出する前カバー開閉検出部と、
前記前カバーが開けられているときに前記画像形成部への電源の供給を停止する電源供給停止部と、
前記画像形成部に前記電源が供給されているか否かを検出する電源検出部と、
前記電源検出部が前記画像形成部への前記電源の供給の停止を検出しているにも関わらず、前記前カバー開閉検出部の検出状態が前記前カバーの閉状態を示す場合、前記ロック機構による前記ボトルカバーのロック状態を解除する駆動制御部と、を有すること
を特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
各種情報を出力する出力部を有し、
前記駆動制御部は、前記ボトルカバーのロック状態を解除した後、前記ボトルカバー開閉検出部の検出状態に基づいて故障個所を推定可能な場合、推定した故障個所を示す故障情報を前記出力部に出力すること
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記装置本体の側面に開閉可能に設けられる側面カバーと、
前記側面カバーの開閉状態を検出する側面カバー開閉検出部と、を有し、
前記電源供給停止部は、前記前カバー及び前記側面カバーの一方又は両方が開けられているときに前記画像形成部への電源の供給を停止し、
前記駆動制御部は、前記ボトルカバーのロック状態を解除した後、前記ボトルカバー開閉検出部の検出状態に加えて、前記側面カバー開閉検出部の検出状態に基づいて故障個所を推定可能な場合、推定した故障個所を示す故障情報を前記出力部に出力すること
を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
装置本体内に設けられ、画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部による画像の形成に使用するトナーが充填されるトナーボトルを挿抜可能に格納するトナーボトル格納部と、前記トナーボトル格納部の挿入口に開閉可能に設けられるボトルカバーと、前記挿入口を覆う位置にある閉状態の前記ボトルカバーの動きをロックするロック機構と、前記ボトルカバーの開閉状態を検出するボトルカバー開閉検出部と、前記装置本体の前面に開閉可能に設けられ、閉状態のときに前記ボトルカバーが開くことを抑止する前カバーと、を有する画像形成装置の制御方法であって、
前記画像形成装置が有する前カバー開閉検出部が、前記前カバーの開閉状態を検出し、
前記画像形成装置が有する電源供給停止部が、前記前カバーが開けられているときに前記画像形成部への電源の供給を停止し、
前記画像形成装置が有する電源検出部が、前記画像形成部に前記電源が供給されているか否かを検出し、
前記画像形成装置が有する駆動制御部が、前記電源検出部が前記画像形成部への前記電源の供給の停止を検出しているにも関わらず、前記前カバー開閉検出部の検出状態が前記前カバーの閉状態を示す場合、前記ロック機構による前記ボトルカバーのロック状態を解除すること
を特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項5】
装置本体内に設けられ、画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部による画像の形成に使用するトナーが充填されるトナーボトルを挿抜可能に格納するトナーボトル格納部と、前記トナーボトル格納部の挿入口に開閉可能に設けられるボトルカバーと、前記挿入口を覆う位置にある閉状態の前記ボトルカバーの動きをロックするロック機構と、前記ボトルカバーの開閉状態を検出するボトルカバー開閉検出部と、前記装置本体の前面に開閉可能に設けられ、閉状態のときに前記ボトルカバーが開くことを抑止する前カバーと、を有する画像形成装置のプログラムであって、
前記画像形成装置が有する前カバー開閉検出部に、前記前カバーの開閉状態を検出させ、
前記画像形成装置が有する電源供給停止部に、前記前カバーが開けられているときに前記画像形成部への電源の供給を停止させ、
前記画像形成装置が有する電源検出部に、前記画像形成部に前記電源が供給されているか否かを検出させ、
前記画像形成装置が有する駆動制御部に、前記電源検出部が前記画像形成部への前記電源の供給の停止を検出しているにも関わらず、前記前カバー開閉検出部の検出状態が前記前カバーの閉状態を示す場合、前記ロック機構による前記ボトルカバーのロック状態を解除させること
を特徴とする画像形成装置のプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び画像形成装置の制御プログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置において、トナーボトルの格納部の前面に設けられるボトルカバーをロック機構によりロックしているにも関わらず、ボトルカバーの開閉検出部が開状態を示す場合、ロック機構のロックを解除してトナーボトルを交換可能にする手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、ボトルカバーを開放機構により開状態にした後に、ボトルカバーの開閉検出部が開状態を示さない場合、開放機構の異常を検出し、操作パネルに異常の発生を表示する手法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
例えば、画像形成装置は、装置本体の前面においてボトルカバーが開くのを遮る位置に開閉可能に取り付けられた前カバーと、前カバーの開閉状態を検出する前カバー開閉検出部とを有する場合がある。この種の画像形成装置では、ボトルカバーのロック機構は、前カバー開閉検出部が開状態を示したときに、ロックを解除してボトルカバーを開状態にし、トナーボトルを交換可能にする。
【0004】
しかしながら、前カバー開閉検出部が故障して前カバーの開状態を検出できない場合、ボトルカバーのロック機構が解除されず、ボトルカバーが開かないため、トナーボトルを交換できないという問題があった。この場合、トナーボトルの交換は、前カバー開閉検出部を修理してボトルカバーが開くようになるまで行うことができず、画像形成装置のダウンタイムが発生するという問題があった。
【0005】
上記の課題に鑑み、本発明は、前カバー開閉検出部が故障した場合にもトナーボトルを交換可能にし、画像形成装置のダウンタイムを低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一形態の画像形成装置は、装置本体内に設けられ、画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部による画像の形成に使用するトナーが充填されるトナーボトルを挿抜可能に格納するトナーボトル格納部と、前記トナーボトル格納部の挿入口に開閉可能に設けられるボトルカバーと、前記挿入口を覆う位置にある閉状態の前記ボトルカバーの動きをロックするロック機構と、前記ボトルカバーの開閉状態を検出するボトルカバー開閉検出部と、前記装置本体の前面に開閉可能に設けられ、閉状態のときに前記ボトルカバーが開くことを抑止する前カバーと、前記前カバーの開閉状態を検出する前カバー開閉検出部と、前記前カバーが開けられているときに前記画像形成部への電源の供給を停止する電源供給停止部と、前記画像形成部に前記電源が供給されているか否かを検出する電源検出部と、前記電源検出部が前記画像形成部への前記電源の供給の停止を検出しているにも関わらず、前記前カバー開閉検出部の検出状態が前記前カバーの閉状態を示す場合、前記ロック機構による前記ボトルカバーのロック状態を解除する駆動制御部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
前カバー開閉検出部が故障した場合にもトナーボトルを交換可能にし、画像形成装置のダウンタイムを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成の例を示す透視側面図である。
図1の画像形成装置を正面から見た外観の例を示す外観図である。
図2の動作制御部のハードウェア構成の例を示すブロック図である。
図1のトナーボトル格納部に設けられるボトルカバーの例を示す部分斜視図である。
図2の4つのトナーボトル格納部の各々にトナーボトルが収納される状態を示す部分斜視図である。
図4のラッチとフックとによるボトルカバーのロック状態とロック解除状態とを示す図である。
図2の作像ユニット内の状態を電圧監視部により監視する例を示す電気接続図である。
前カバー開閉センサの正常時及び故障時に図7の電圧監視部により検出されるインターロックスイッチ、前カバー開閉センサ及び側面カバー開閉センサの検出状態の例を示す図である。
トナーボトル内のトナーが空になった場合の動作の例を示すフローチャートである。
前カバー開閉センサが故障している場合にもトナーボトルを交換可能にするための動作の例を示すフローチャートである。
図10の続きを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて実施形態を説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。以下では、電圧が伝達される電圧線には、電圧名と同じ符号を使用する。
【0010】
(画像形成装置の全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成の一例を示す透視側面図である。画像形成装置100は、例えば、複写機能、プリント機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能等のうちの複数を有するデジタル複合機(MFP:Multi-Function Printer)である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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