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公開番号2025066436
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-23
出願番号2023176048
出願日2023-10-11
発明の名称払拭装置
出願人株式会社ミツバ
代理人個人,個人,個人
主分類B60S 1/08 20060101AFI20250416BHJP(車両一般)
要約【課題】駆動電圧の変動に起因するワイパブレードの反転位置の変位を抑制する。
【解決手段】所定の動力源を用いてワイパブレードを往復運動させることにより被払拭面上の雨水を払拭する払拭装置であって、動力源を駆動する駆動信号を生成する駆動回路と、駆動回路を制御する駆動指令を生成する制御部とを備え、制御部は、動力源の駆動電圧に基づいて、ワイパブレードの反転位置が変動しないように駆動指令を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定の動力源を用いてワイパブレードを往復運動させることにより被払拭面上の雨水を払拭する払拭装置であって、
前記動力源を駆動する駆動信号を生成する駆動回路と、
前記駆動回路を制御する駆動指令を生成する制御部とを備え、
前記制御部は、前記動力源の駆動電圧に基づいて、前記ワイパブレードの反転位置が変動しないように前記駆動指令を生成することを特徴とする払拭装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記ワイパブレードの作動角と前記駆動電圧との関係を示す補正テーブルを予め記憶し、該補正テーブルに基づいて前記駆動指令を生成することを特徴とする請求項1に記載の払拭装置。
【請求項3】
前記駆動回路は、前記駆動電圧として給電される直流電源電圧をスイッチングすることによって前記駆動信号を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の払拭装置。
【請求項4】
1つの前記動力源で一対の前記ワイパブレードを往復運動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の払拭装置。
【請求項5】
前記動力源は、一対設けられ、一対の前記ワイパブレードのうち、自らに対応する前記ワイパブレードを往復運動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の払拭装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、払拭装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
周知のように、各種の移動車両にはフロントガラスやリヤガラスの表面(被払拭面)上の雨水を払拭する払拭装置が搭載されている。この払拭装置は、モータ(動力源)によってワイパブレードを往復運動させることにより被払拭面上の雨水を払拭する。下記特許文献1には、ワイパブレードを往復運動させる払拭装置の一例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-143499号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した払拭装置は、所定の駆動電圧でモータを駆動した場合にワイパブレードの反転位置が所望位置となるように設計されている。すなわち、上述した払拭装置では、駆動電圧が変動した場合にワイパブレードの反転位置が変位する。したがって、上述した払拭装置では、ワイパブレードの上反転位置が駆動電圧の変動によって変位した場合に、ワイパブレードが移動車両のピラーと干渉する虞があるという問題がある。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、駆動電圧の変動に起因するワイパブレードの反転位置の変位を抑制することが可能な払拭装置の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明では、払拭装置に係る第1の解決手段として、所定の動力源を用いてワイパブレードを往復運動させることにより被払拭面上の雨水を払拭する払拭装置であって、前記動力源を駆動する駆動信号を生成する駆動回路と、前記駆動回路を制御する駆動指令を生成する制御部とを備え、前記制御部は、前記動力源の駆動電圧に基づいて、前記ワイパブレードの反転位置が変動しないように前記駆動指令を生成する、という手段を採用する。
【0007】
本発明では、払拭装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記制御部は、前記ワイパブレードの作動角と前記駆動電圧との関係を示す補正テーブルを予め記憶し、該補正テーブルに基づいて前記駆動指令を生成する、という手段を採用する。
【0008】
本発明では、払拭装置に係る第3の解決手段として、上記第1又は第2の解決手段において、前記駆動回路は、前記駆動電圧として給電される直流電源電圧をスイッチングすることによって前記駆動信号を生成する、という手段を採用する。
【0009】
本発明では、払拭装置に係る第4の解決手段として、上記第1~第3のいずれかの解決手段において、1つの前記動力源で一対の前記ワイパブレードを往復運動させる、という手段を採用する。
【0010】
本発明では、払拭装置に係る第5の解決手段として、上記第1~第3のいずれかの解決手段において、前記動力源は、一対設けられ、一対の前記ワイパブレードのうち、自らに対応する前記ワイパブレードを往復運動させる、という手段を採用する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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