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公開番号2025073137
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023183630
出願日2023-10-26
発明の名称三脚座、三脚座ユニット及び光学装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G03B 17/56 20210101AFI20250502BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】三脚座を持ってレンズ鏡筒を持ち運ぶ際に、不用意に脱落防止機構が解除されない三脚座を提供する。
【解決手段】レンズ鏡筒100に固定可能な三脚座ベース13に着脱可能な三脚座20であって、三脚座20は、三脚座ベース13と当接し、スリット21Bを有する三脚座本体21と、三脚座本体21に螺合し、スリット21Bの幅を変化させるように三脚座本体21を変形させることで三脚座ベース13に三脚座20を固定することが可能な三脚座ロックノブ22と、三脚座本体21に嵌合し、三脚座ベース13から三脚座20が脱落しないように仮固定することが可能な三脚座仮ロック解除ボタン23と、を備え、三脚座ロックノブ22と三脚座仮ロック解除ボタン23とは、スリット21Bと交差する方向に進退するように配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
光学装置に固定可能なベース部材に着脱可能な三脚座であって、
前記三脚座は、
前記ベース部材と当接し、スリット部を有する本体部と、
前記本体部に螺合し、前記スリット部の幅を変化させるように前記本体部を変形させることで前記ベース部材に前記三脚座を固定することが可能な第一の操作部材と、
前記本体部に嵌合し、前記ベース部材から前記三脚座が脱落しないように仮固定することが可能な第二の操作部材と、を備え
前記第一の操作部材と前記第二の操作部材とは、前記スリット部に対して交差する方向に進退するように配置されていることを特徴とする三脚座。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記スリット部は、前記光学装置の光軸方向に沿った方向に延在していることを特徴とする、請求項1に記載の三脚座。
【請求項3】
前記本体部には、アリ溝が設けられており、
前記ベース部材には、前記アリ溝に嵌合するアリが設けられており、
前記アリ溝に前記アリが係合している状態において、前記第一の操作部材の締結により、前記ベース部材に前記三脚座が固定されることを特徴とする、請求項1に記載の三脚座。
【請求項4】
前記ベース部材には、溝部が設けられており、
前記第二の操作部材は、前記溝部に係合する突起部を有し、
前記アリ溝に前記アリを嵌合させるように前記ベース部材に前記本体部をスライドさせると、前記突起部が前記溝部にガイドされ、
前記突起部が前記溝部に設けられた抜け止め溝に嵌合することにより、前記ベース部材と前記三脚座とが仮固定されることを特徴とする、請求項3に記載の三脚座。
【請求項5】
前記第二の操作部材は、前記本体部に嵌合する第一の嵌合部、第二の嵌合部を有し、
前記本体部は、前記第一の嵌合部に嵌合する、前記スリット部によって2分割された前記本体部の一方側に設けられた第一の領域と、前記第二の嵌合部に嵌合する、前記スリット部によって2分割された前記本体部の他方側に設けられた第二の領域とを有し、
前記第一の嵌合部と前記第二の嵌合部の間、又は、前記第一の領域と前記第二の領域の間の前記本体部と、前記第二の操作部材の内の少なくとも一方には、凹の段差が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の三脚座。
【請求項6】
前記第一の操作部材及び前記第二の操作部材のそれぞれの操作部は、前記スリット部に対して交差する方向から見て同じ側に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の三脚座。
【請求項7】
請求項1乃至6の何れか一項に記載の三脚座と、前記三脚座に着脱可能なベース部材と、前記ベース部材に結合された環状部材とにより構成されることを特徴とする、三脚座ユニット。
【請求項8】
請求項7に記載の三脚座ユニットを装着したことを特徴とする、光学装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、三脚座、三脚座ユニット及び光学装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
レンズ鏡筒の三脚座に三脚又は一脚を締結すると、カメラシステムとして重心バランスが取れる。そのため、カメラに取り付ける三脚座での使用より、安定した撮影が可能になる。一方、レンズ鏡筒に三脚座を取り付けると、レンズ鏡筒の質量が増加し、機動力が低下することがあるので、手持ち撮影時には三脚座の取り外しができる、着脱可能な三脚座が提案されている。
【0003】
特許文献1には、脱落防止部材としてのロック板を備えた三脚座の構成が開示されている。ロック板の突起部は、リング部材に設けられた穴部に入り込んで係合し、レンズ鏡筒本体が不用意に基部から抜けないように係止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-337275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構成では、リング部材に基部を装着し、固定ネジが締結されていない状態で基部を持ってレンズ鏡筒を持ち運ぶ際に、指でロック板を押し下げ、脱落防止としての機構が解除され、基部からリング部材を脱落させてしまう虞がある。
【0006】
そこで本発明の目的は、三脚座を持ってレンズ鏡筒を持ち運ぶ際に、不用意に脱落防止機構が解除されない三脚座を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、光学装置に固定可能なベース部材に着脱可能な三脚座であって、前記三脚座は、前記ベース部材と当接し、スリット部を有する本体部と、前記本体部に螺合し、前記スリット部の幅を変化させるように前記本体部を変形させることで前記ベース部材に前記三脚座を固定することが可能な第一の操作部材と、前記本体部に嵌合し、前記ベース部材から前記三脚座が脱落しないように仮固定することが可能な第二の操作部材と、を備え、前記第一の操作部材と前記第二の操作部材とは、前記スリット部に対して交差する方向に進退するように配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、三脚座を持ってレンズ鏡筒を持ち運ぶ際に、不用意に脱落防止機構が解除されない三脚座を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態における三脚座20をレンズ鏡筒100に取り付けた状態を示す図である。
実施形態における三脚座ユニット200を示す図である。
三脚座ベース13に対する三脚座20の装着を示す斜視図である。
三脚座20の分解斜視図である。
三脚座20の側面図である。
三脚座20の平面図である。
三脚座20の底面図である。
図5の断面線VIII-VIIIにおける断面図である。
図5の断面線IX-IXにおける断面図である。
図2の断面線X-Xにおける断面図である。
仮ロック解除時の図5の断面線XI-XIにおける断面図である。
仮ロック解除時の図2の断面線XII-XIIにおける断面図である。
三脚座ロックノブ22による変形を誇張した図5の断面線XIII-XIIIにおける断面図である。
図13における範囲Dの拡大図である。
図13における範囲Eの拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の好ましい実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。まず、図1~図3を参照し、本発明の実施形態におけるレンズ鏡筒100(光学装置)に装着される三脚座ユニット200の全体構成について説明する。図1は、本実施形態における三脚座20がレンズ鏡筒支持部10を介して装着されたレンズ鏡筒100を光軸OAから直交する方向(横)から見た図である。図2は、実施形態における三脚座ユニット200を示す図である。図3は、三脚座ベース13(ベース部材)に対する三脚座20の装着を示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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