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公開番号2025074188
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2025031184,2020132530
出願日2025-02-28,2020-08-04
発明の名称シート搬送装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 15/00 20060101AFI20250502BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】片面搬送経路201及び両面搬送経路202を備えた構成で、装置の大型化を抑制しつつシートの斜行を適切に補正できる構成を提供する。
【解決手段】レジユニット102は、片面搬送経路201においてシートの先端が突き当たることでシートの斜行を補正する。レジ前ローラ対108は、片面搬送経路201において、レジユニット102のシート搬送方向上流側に配置されてシートを搬送する。両面搬送経路202は、反転部164で反転されたシートが搬送され、合流部203で片面搬送経路201と合流する。レジ前ローラ対109は、両面搬送経路202においてシートを搬送する。レジ前ローラ対108は、離間機構により離間可能となっており、レジ前ローラ対109を構成する少なくとも一方のローラが、スライド機構によりシートの搬送方向に交差する幅方向にスライド移動可能となっている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シートが搬送される第1搬送経路と、
前記第1搬送経路においてシートの先端が突き当たることでシートの斜行を補正する斜行補正部と、
前記第1搬送経路において、前記斜行補正部のシート搬送方向上流側に配置され、シートを挟持して搬送する第1回転体対と、
前記第1搬送経路から搬送されたシートを反転する反転部と、
前記反転部で反転されたシートが搬送され、前記斜行補正部と前記第1回転体対との間の合流部で前記第1搬送経路と合流する第2搬送経路と、
前記第2搬送経路において、シートを挟持して搬送する第2回転体対と、
前記第1回転体対を離間可能な離間機構と、
前記第2回転体対を構成する少なくとも一方の回転体をシートの搬送方向に交差する幅方向にスライド移動可能なスライド機構と、を備えた、
ことを特徴とするシート搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを搬送するシート搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
シート搬送装置として、シートの姿勢および位置を合わせる斜行補正を行う構成を備えたものがある。シートの斜行補正を行う構成としては、停止したレジストレーションローラ対のニップ部にシート先端を突き当てて、シート搬送方向と直交するシートの幅方向においてシートの先端を補正する構成が一般的である。
【0003】
しかし、シート先端補正後の搬送において、シートの幅方向で、レジストレーションローラ対の上流側で形成したループ量の違い(ねじれ)からシートの座屈(特に薄紙で顕著となりしわが発生)や斜行が発生する虞がある。そこで、レジストレーションローラ対よりも上流側の搬送ローラ対のニップを離間し、シート後端部において搬送ローラ対でのシートの拘束を行わないことで、しわや斜行を回避する技術が開示されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-83523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、シートの片面に画像形成などを行わせるための片面搬送経路(第1搬送経路)に加えて、シートを反転して搬送し、シートの裏面に画像形成などを行わせるための両面搬送経路(第2搬送経路)を備えている構成もある。そして、片面搬送経路におけるレジストレーションローラ対(斜行補正部)の上流に設けられる搬送ローラ対(回転体対)と両面搬送経路におけるレジストレーションローラ対の上流に設けられる搬送ローラ対とが、異なるローラ対で構成される場合がある。この場合、シートの片面に画像を形成する際に、一度シートの斜行補正されるものの、シートの片面に画像形成され、反転し両面搬送経路に搬送されている時に、搬送ガイドからの抵抗等により、シートが斜行する虞がある。
【0006】
本発明は、斜行補正部の上流に第1搬送経路及び第2搬送経路を備え、それぞれ異なる回転体対を設けた構成において、シートの斜行を適切に補正できる構成を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のシート搬送装置は、シートが搬送される第1搬送経路と、前記第1搬送経路においてシートの先端が突き当たることでシートの斜行を補正する斜行補正部と、前記第1搬送経路において、前記斜行補正部のシート搬送方向上流側に配置され、シートを挟持して搬送する第1回転体対と、前記第1搬送経路から搬送されたシートを反転する反転部と、前記反転部で反転されたシートが搬送され、前記斜行補正部と前記第1回転体対との間の合流部で前記第1搬送経路と合流する第2搬送経路と、前記第2搬送経路において、シートを挟持して搬送する第2回転体対と、前記第1回転体対を離間可能な離間機構と、前記第2回転体対を構成する少なくとも一方の回転体をシートの搬送方向に交差する幅方向にスライド移動可能なスライド機構と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、斜行補正部の上流に第1搬送経路及び第2搬送経路を備え、それぞれ異なる回転体対を設けた構成において、シートの斜行を適切に補正できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成断面図。
第1の実施形態に係るシート搬送部の概略構成断面図。
(a)収納庫に収納されたシートとサイド規制板との間に隙間ある状態を示す斜視図、(b)収納庫に収納されたシートとサイド規制板との間に隙間がない状態を示す斜視図。
(a)シートの斜行補正時にシートにねじれが生じた状態を示す片面搬送経路の斜視図、(b)シートの斜行補正後にねじれの戻りが生じた状態を示す片面搬送経路の斜視図。
第1の実施形態に係る片面搬送経路の離間機構の断面図。
第1の実施形態に係るシート搬送に関する制御ブロック図。
第1の実施形態に係るシート搬送に関する制御のフローチャート。
第1の実施形態に係る両面搬送経路のスライド機構の斜視図。
第2の実施形態に係るシート搬送に関する制御のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施形態>
実施形態について、図1ないし図8を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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