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公開番号
2025074522
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185371
出願日
2023-10-30
発明の名称
タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/03 20060101AFI20250507BHJP(車両一般)
要約
【課題】 氷上性能を向上することができるタイヤを提供する。
【解決手段】 複数のブロック3がタイヤ周方向に並ぶトレッド部2を含むタイヤ1である。各ブロック3は、幅が1.5mmよりも大きい複数の溝5によって他のブロック3と区分されている。各ブロック3は、複数のサイプ6によって、複数のブロック片Biに区分されている。複数のサイプ6は、周方向サイプ8と、軸方向サイプ9とを含んでいる。各ブロック3のそれぞれにおいて、各ブロック片Biの剛性パラメータSの最大値Smと最小値Snとの差(Sm-Sn)は、最大値Smの20%以下である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部を含むタイヤであって、
前記トレッド部は、複数のブロックがタイヤ周方向に並ぶブロック列を含み、
前記複数のブロックのそれぞれは、幅が1.5mmよりも大きい複数の溝によって他のブロックと区分されており、
前記複数のブロックのそれぞれは、複数のサイプによって、複数のブロック片に区分されており、
前記複数のサイプは、周方向サイプと、軸方向サイプとを含み、
前記周方向サイプの両端は、前記複数の溝のいずれかに連通するか、又は、前記複数の溝のいずれかに2.0mm以内の距離で途切れており、
前記軸方向サイプの両端は、前記複数の溝のいずれかに連通するか、又は、前記複数の溝のいずれかに2.0mm以内の距離で途切れており、
前記複数のブロックのそれぞれにおいて、下式(1)で求められる各ブロック片の剛性パラメータSの最大値Smと最小値Snとの差(Sm-Sn)は、前記最大値Smの20%以下である、
タイヤ。
剛性パラメータS=Ai/Di
3
…(1)
ここで、Aiは、各ブロック片Biの踏面の面積、Diは、各ブロック片を取り囲む溝及びサイプから求まる平均深さである。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記周方向サイプは、前記軸方向サイプと交差する、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記周方向サイプは、前記軸方向サイプの長手方向の中央部に交差する、請求項2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記複数のサイプのそれぞれの幅は、前記ブロックを区分する前記溝側から前記ブロックの中心側に向かって小さくなる、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記複数のブロックのそれぞれは、6~8個のブロック片に区分される、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記各ブロック片の各面積Aiの最大値Amは、各面積Aiの最小値Anの5倍以下である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記複数のサイプのそれぞれの深さは、前記複数のサイプが設けられた前記ブロックを区分する前記複数の溝のそれぞれの溝深さの30%以上である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記トレッド部のランド比は60%~65%である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記軸方向サイプは、前記周方向サイプの長手方向に等間隔に配されている、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記複数のブロックは、複数のショルダーブロックを含み、
前記複数のショルダーブロックは、前記ショルダーブロックを区分する前記複数の溝のいずれかと接するブロック壁を含み、
前記複数のショルダーブロックの少なくとも一つのブロック壁は、タイヤ半径方向に階段状に延びる、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、トレッド部に複数のクラウンブロックを含むタイヤが記載されている。前記クラウンブロックの踏面は、第1サイプ、第2サイプ及び第3サイプを含み、かつ、前記第1サイプ、前記第2サイプ及び前記第3サイプで区分された第1面、第2面及び第3面を含んでいる。そして、このタイヤでは、前記第1面、第2面及び第3面の面積を特定することで、ブロックの過度な変形を抑制するとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-62655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、タイヤの氷上性能のより一層の向上が望まれている。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出なされたもので、氷上性能を向上することができるタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、トレッド部を含むタイヤであって、前記トレッド部は、複数のブロックがタイヤ周方向に並ぶブロック列を含み、前記複数のブロックのそれぞれは、幅が1.5mmよりも大きい複数の溝によって他のブロックと区分されており、前記複数のブロックのそれぞれは、複数のサイプによって、複数のブロック片に区分されており、
前記複数のサイプは、周方向サイプと、軸方向サイプとを含み、
前記周方向サイプの両端は、前記複数の溝のいずれかに連通するか、又は、前記複数の溝のいずれかに2.0mm以内の距離で途切れており、
前記軸方向サイプの両端は、前記複数の溝のいずれかに連通するか、又は、前記複数の溝のいずれかに2.0mm以内の距離で途切れており、前記複数のブロックのそれぞれにおいて、下式(1)で求められる各ブロック片の剛性パラメータSの最大値Smと最小値Snとの差(Sm-Sn)は、前記最大値Smの20%以下である、タイヤである。剛性パラメータS=Ai/Di
3
…(1)
ここで、Aiは、各ブロック片Biの踏面の面積、Diは、各ブロック片を取り囲む溝及びサイプから求まる平均深さである。
【発明の効果】
【0007】
本発明のタイヤは、上記の構成を採用することで、氷上性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明のタイヤの一実施形態を示すトレッド部の平面図である。
図1のブロックの拡大図である。
図1のトレッド部の平面図である。
図3のトレッド部の拡大図である。
(A)は、図4のA-A線断面図、(B)は、図4のB-B線断面図である。
図3のトレッド部の拡大図である。
他の実施形態のブロックの平面図である。
(A)は、さらに他の実施形態のブロックの平面図、(B)は、さらに他の実施形態のブロックの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図面は、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている。また、複数の実施形態がある場合、明細書を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態を示すタイヤ1のトレッド部2の平面図である。本発明は、氷雪路走行も可能な乗用車用の空気入りタイヤに用いられる。但し、本発明は、例えば、重荷重用の空気入りタイヤや、内部に圧縮空気が充填されない非空気式タイヤにも用いられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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