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公開番号2025075351
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186446
出願日2023-10-31
発明の名称車両の充電制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H02J 7/10 20060101AFI20250508BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】車両を充電するときに補機負荷の消費電力量を抑えるための技術が必要である。
【解決手段】車両の充電制御装置は、充電可能時間を算出する処理と、車両走行に必要な必要充電電力量を算出する処理と、充電可能時間内で補機負荷を作動させずに必要充電電力量を充電できるか否かを判定する処理と、判定において充電可能と判定したときは、補機負荷を作動させずに充電を行う処理と、判定において充電不可能と判定したときは、充電可能時間内で必要充電電力量を充電可能であって、補機負荷の消費電力量が最小となる充電電力で充電を行う処理と、を実行するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の充電制御装置であって、
充電可能時間を算出する処理と、
車両走行に必要な必要充電電力量を算出する処理と、
前記充電可能時間内で補機負荷を作動させずに前記必要充電電力量を充電できるか否かを判定する処理と、
前記判定において充電可能と判定したときは、前記補機負荷を作動させずに充電を行う処理と、
前記判定において充電不可能と判定したときは、前記充電可能時間内で前記必要充電電力量を充電可能であって、前記補機負荷の消費電力量が最小となる充電電力で充電を行う処理と、を実行するように構成されている、充電制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、車両の充電制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両に搭載されたバッテリを充電するときに、充電ケーブルの温度が閾値を超えないための充電電力を決定し、その充電電力によってバッテリを充電する技術を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-132438号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような車両には、外部の充電装置から供給される交流電力を直流電力に変換してバッテリに出力する充電器が搭載されている。充電器の温度は、充電中の損失熱によって上昇する。このため、冷却水を循環させる冷却回路が充電器に接続されており、充電器の熱は冷却回路のラジエータによって放熱される。冷却水の水温が所定温度を超えると、自然放熱の放熱量では不十分なことから、補機負荷であるラジエータファンを作動させて強制対流放熱が行われる。
【0005】
ラジエータファンの作動は、消費電力量を増大させる。車両を充電するときに補機負荷の消費電力量を抑えるための技術が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示する車両の充電制御装置は、充電可能時間を算出する処理と、車両走行に必要な必要充電電力量を算出する処理と、充電可能時間内で補機負荷を作動させずに必要充電電力量を充電できるか否かを判定する処理と、判定において充電可能と判定したときは、補機負荷を作動させずに充電を行う処理と、判定において充電不可能と判定したときは、充電可能時間内で必要充電電力量を充電可能であって、補機負荷の消費電力量が最小となる充電電力で充電を行う処理と、を実行するように構成されていてもよい。
【0007】
例えば、充電可能時間が十分に長い場合、充電電力を低く抑えても必要充電電力量を充電できることがある。充電電力が低く抑えられれば、補機負荷の作動が不要となることがある。上記充電制御装置は、予め充電可能時間を算出することにより、充電可能時間内で補機負荷を作動させずに必要充電電力量を充電できるか否かを判定することができる。上記充電制御装置は、判定において充電可能と判定したときは、補機負荷を作動させずに充電を行う。このように、上記充電制御装置は、補機負荷を作動させない充電を優先することにより、補機負荷の消費電力量を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
充電システムの構成を概略して示す図である。
充電ECUが実行する充電前操作の処理フローを示す図である。
ラジエータファンを作動さないときの充電電力と冷却水の飽和水温の関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1に、車両10を含む充電システム1の構成を概略して示す。車両10は、外部の充電装置20から供給される電力によって充電可能に構成された車両であり、特に限定するものではないが、例えばプラグインハイブリッド車(PHEV)又はバッテリ式電動車(BEV)であってもよい。
【0010】
車両10は、充電インレット102と、充電器104と、チャージリレー106と、バッテリ108と、充電ECU110と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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