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公開番号2025075524
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186755
出願日2023-10-31
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250508BHJP(信号)
要約【課題】従来よりも精度よく渋滞を検知する。
【解決手段】情報処理装置100は、複数の車両の走行データである第1走行データに基づいて、渋滞が発生している第1区間を判定することと、第1区間の周辺に位置する車両が撮影した第1画像に基づいて、第1区間の端部を検知する処理である第1検知処理を行うことと、第1区間の端部を検知した場合に、第1区間より外方に位置する複数の車両から第2走行データを取得し、第2走行データに基づいて、第1区間の外方に、第1区間と一連の渋滞であると評価できる渋滞が発生している第2区間があるか否かを判定することと、第2区間があると判定した場合、第2区間の周辺に位置する車両が撮影した第2画像に基づいて、第2区間の端部を検知する第2検知処理を行うことと、第1検知処理または第2検知処理で検知した渋滞の端部の位置に基づいて、渋滞情報をユーザに提示することと、を実行する制御部110を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の車両が走行する道路における渋滞を検知する情報処理装置であって、
前記複数の車両の走行データである第1走行データに基づいて、前記道路において前記渋滞が発生している第1区間を判定することと、
前記第1区間の周辺に位置する車両が撮影した第1画像に基づいて、前記第1区間の端部を検知する処理である第1検知処理を行うことと、
前記第1区間の端部を検知した場合に、前記第1区間より外方に位置する複数の車両から第2走行データを取得し、前記第2走行データに基づいて、前記第1区間の外方に、前記第1区間と一連の前記渋滞であると評価できる渋滞が発生している第2区間があるか否かを判定することと、
前記第2区間があると判定した場合、前記第2区間の周辺に位置する車両が撮影した第2画像に基づいて、前記第2区間の端部を検知する第2検知処理を行うことと、
前記第1検知処理または前記第2検知処理で検知した前記渋滞の端部の位置に基づいて、前記渋滞に関する情報をユーザに提示することと、
を実行する制御部を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記第1区間の外方に位置する複数の車両の平均速度が第1の閾値以下である場合に、前記第2区間があると判定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第2区間は、前記第1区間の端部から第2の閾値以内の距離にある、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記道路が複数のレーンからなる場合であって、かつ、複数の前記レーンのうちの少なくとも1つの前記レーンに存在する車両の数の、他の前記レーンに存在する車両の数に対する比率が、第3の閾値以上である場合、前記第2検知処理を行うと判定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記第2区間があると判定された場合に、
前記道路における前記複数の車両の状況が、画像による前記渋滞の端部の検知に適さない場合、前記第1区間の外方に位置する複数の車両から取得した第3走行データに基づいて前記第2区間の端部の検知を行う第3検知処理を行い、
前記道路における前記複数の車両の状況が、画像による前記渋滞の端部の検知に適する場合、前記第2検知処理を行う、
請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、渋滞の検知に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両が走行する道路上で発生している渋滞を検知する技術が数多く知られている。これに関して、例えば、特許文献1には、プローブ情報から取得された特定レーンにおける渋滞発生条件に基づいて生成された渋滞情報に基づいて、特定レーンの渋滞を回避するように車両の走行を制御する車両制御システム等が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-108034号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、従来よりも精度よく渋滞を検知することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態の一態様は、
複数の車両が走行する道路における渋滞を検知する情報処理装置であって、
前記複数の車両の走行データである第1走行データに基づいて、前記道路において前記渋滞が発生している第1区間を判定することと、前記第1区間の周辺に位置する車両が撮影した第1画像に基づいて、前記第1区間の端部を検知する処理である第1検知処理を行うことと、前記第1区間の端部を検知した場合に、前記第1区間より外方に位置する複数の車両から第2走行データを取得し、前記第2走行データに基づいて、前記第1区間の外方に、前記第1区間と一連の前記渋滞であると評価できる渋滞が発生している第2区間があるか否かを判定することと、前記第2区間があると判定した場合、前記第2区間の周辺に位置する車両が撮影した第2画像に基づいて、前記第2区間の端部を検知する第2検知処理を行うことと、前記第1検知処理または前記第2検知処理で検知した前記渋滞の端部の位置に基づいて、前記渋滞に関する情報をユーザに提示することと、を実行する制御部を備える、
情報処理装置である。
【0006】
また、他の態様として、上記の装置が実行する方法、当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、従来よりも精度よく渋滞を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係るサーバ装置が実行する処理の概要を示す図。
第1の実施形態に係るサーバ装置を含むシステムが有する構成要素を説明する図。
第1の実施形態に係るサーバ装置の制御部が実行する処理のフローチャート。
第2の実施形態に係るサーバ装置の制御部が実行する処理のフローチャート。
第3の実施形態に係るサーバ装置の制御部が実行する処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
渋滞を検知する渋滞検知装置が知られている。
【0010】
例えば、渋滞の車列の先頭位置が固定されている場合、または、渋滞の車列の車両が完全に停止している場合について考える。渋滞検知装置は、車両からプローブデータを取得可能に構成され、当該プローブデータに基づいて渋滞区間を判定することができる。例えば、渋滞検知装置は、車速を示すデータに基づいて、車列の最後尾の位置を特定する。そして、最後尾に位置する車両から車載カメラの画像を取得して、当該画像に基づいて、前方に車列が繋がっていることを判定する。この処理を、渋滞の後方に位置する車両から渋滞の前方に位置する車両に向けて繰り返すことで、渋滞の先頭位置を特定することができる。また、これにより、渋滞の車列全体を把握することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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