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公開番号2025079502
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023192218
出願日2023-11-10
発明の名称空調制御システム
出願人株式会社竹中工務店
代理人個人
主分類F24F 11/59 20180101AFI20250515BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】空調シフト目標値の設定を簡易に行うことができる空調制御システムを提供する。
【解決手段】複数のエリアAの夫々に対して設定される空調基準目標値及び当該空調基準目標値からシフトさせる値である空調シフト目標値を人為的に設定可能な集中設定部2と、空調基準目標値及び空調シフト目標値に基づいて複数のエリアAを空調する空調装置3を制御する制御部4と、を備え、集中設定部2を、複数のエリアAに対して空調シフト目標値を一括して設定可能に構成する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
複数のエリアの夫々に対して設定される空調基準目標値及び当該空調基準目標値からシフトさせる値である空調シフト目標値を人為的に設定可能な集中設定部と、
前記空調基準目標値及び前記空調シフト目標値に基づいて前記複数のエリアを空調する空調装置を制御する制御部と、が備えられている空調制御システムであって、
前記集中設定部は、前記複数のエリアに対して前記空調シフト目標値を一括して設定可能に構成されている空調制御システム。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記集中設定部は、前記空調基準目標値から前記空調シフト目標値だけシフトさせるシフト時間帯を人為的に設定可能に構成されている請求項1に記載の空調制御システム。
【請求項3】
前記集中設定部は、前記シフト時間帯を前記複数のエリアに対して一括して設定可能に構成されている請求項2に記載の空調制御システム。
【請求項4】
前記複数のエリアの夫々に対して個別設定部が備えられ、
前記個別設定部は、前記空調シフト目標値を維持したまま、対応する前記エリアの前記空調基準目標値を人為的に設定可能に構成されている請求項1又は2に記載の空調制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のエリアの夫々に対して設定される空調基準目標値及び当該空調基準目標値からシフトさせる値である空調シフト目標値を人為的に設定可能な集中設定部と、前記空調基準目標値及び前記空調シフト目標値に基づいて前記複数のエリアを空調する空調装置を制御する制御部と、が備えられている空調制御システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数のエリアの夫々に対して設定される空調基準目標値(設定室温)及び当該空調基準目標値からシフトさせる値である空調シフト目標値(セットバック/セットアップ値)を人為的に設定可能な集中設定部(メインコントローラ19)と、空調基準目標値及び空調シフト目標値に基づいて空調装置(熱源機17やダンパ9)を制御する制御部18とを備えている空調制御システムが示されている。
【0003】
特許文献1の空調制御システムでは、集中設定部を操作することで、例えば、窓や吹き抜けに隣接しているか否か等の環境の違い(温度が高くなり易い、温度が低くなり易い)やエリア利用者の温度等に対する感受性の違い(暑がり、寒がり)等に応じて、複数のエリアの夫々に対して異なる空調基準目標値を設定することができる。また、集中設定部を操作することで、例えば、エリア利用者(例えばオフィスの執務者)の生活パターン(出勤・昼食・終業時間・残業等)等に応じて、知的生産性の向上(業務効率向上、集中力向上、深い眠りにつなげる)等の空調基準目標値とは異なる観点で、複数のエリアの夫々に対して空調基準目標値からシフトさせる空調シフト目標値を設定することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭62-266348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、複数のエリアにおける生活パターン等が同様である場合は、複数のエリアの夫々に対して同様の空調シフト目標値を設定することになるが、特許文献1の空調制御システムでは、空調シフト目標値を複数のエリアの夫々に対して個別に設定する必要があるため、空調シフト目標値を設定する操作が煩わしいものとなっていた。
【0006】
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、空調シフト目標値の設定を簡易に行うことができる空調制御システムを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1特徴構成は、複数のエリアの夫々に対して設定される空調基準目標値及び当該空調基準目標値からシフトさせる値である空調シフト目標値を人為的に設定可能な集中設定部と、
前記空調基準目標値及び前記空調シフト目標値に基づいて前記複数のエリアを空調する空調装置を制御する制御部と、が備えられている空調制御システムであって、
前記集中設定部は、前記複数のエリアに対して前記空調シフト目標値を一括して設定可能に構成されている点にある。
【0008】
本構成によれば、生活パターン等の変化に応じて空調シフト目標値を設定する場合は、集中設定部を操作することで複数のエリアに対する空調シフト目標値を一括して設定することができ、複数のエリアの夫々に対して空調シフト目標値を個別に設定する必要がなくなるため、集中設定部による空調シフト目標値の設定が簡易になる。
【0009】
本発明の第2特徴構成は、前記集中設定部は、前記空調基準目標値から前記空調シフト目標値だけシフトさせるシフト時間帯を人為的に設定可能に構成されている点にある。
【0010】
本構成によれば、集中設定部によってシフト時間帯を設定することで、シフト時間帯に設定されている時間帯においては、空調基準目標値から空調シフト目標値だけシフトさせた目標値に基づいて空調装置を制御し、シフト時間帯に設定されていない時間帯においては、シフトされていない空調基準目標値に基づいて空調装置を制御する等、時間帯によって変化する生活パターン等に応じて空調装置を制御することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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