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公開番号
2025079511
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192231
出願日
2023-11-10
発明の名称
ゴルフボールカバー用材料およびこれを用いたゴルフボール
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A63B
37/00 20060101AFI20250515BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】ショートアイアンでのショットに対しては高スピン量であり、ドライバーショットに対しては低スピン量のゴルフボールが得られる新規なゴルフボールカバー用材料を提供する。
【解決手段】ゴルフボールカバー用材料は、動的粘弾性装置を用いて、下記測定条件で測定した測定温度-40℃における損失弾性率(E”
-40
)が、6.50×10
7
Pa~22.0×10
7
Paであり、測定温度-20℃における損失弾性率(E”
-20
)が、3.50×10
7
Pa~7.10×10
7
Paであることを特徴とする。
<測定条件>
測定モード:引張
測定温度:-100℃~100℃
昇温速度:4℃/分
加振周波数:10Hz
測定歪み:0.05%
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
動的粘弾性装置を用いて、下記測定条件で測定した測定温度-40℃における損失弾性率(E”
-40
)が、6.50×10
7
Pa~22.0×10
7
Paであり、測定温度-20℃における損失弾性率(E”
-20
)が、3.50×10
7
Pa~7.10×10
7
Paであることを特徴とするゴルフボールカバー用材料。
<測定条件>
測定モード:引張
測定温度:-100℃~100℃
昇温速度:4℃/分
加振周波数:10Hz
測定歪み:0.05%
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
樹脂成分として、ポリオールとポリイソシアネートとを反応させてなるポリウレタンを含有する請求項1に記載のゴルフボールカバー用材料。
【請求項3】
前記ポリウレタンを構成するポリオールとして、ポリエーテルポリオール、縮合系ポリエステルポリオール、ラクトン系ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオールおよびアクリルポリオールよりなる群から選択される少なくとも1種の重合体ポリオールを含有する請求項2に記載のゴルフボールカバー用材料。
【請求項4】
前記ポリウレタンを構成するポリオールとして、第1重合体ポリオールと、前記第1重合体ポリオールよりも数平均分子量が大きい第2重合体ポリオールとを含有する請求項3に記載のゴルフボールカバー用材料。
【請求項5】
前記ポリウレタンを構成するポリオール100質量%中のポリエーテルポリオールの含有率が50質量%以上である請求項2に記載のゴルフボールカバー用材料。
【請求項6】
球状コアと前記球状コアを被覆するカバーとを有し、
前記カバーが、請求項1~5のいずれか一項に記載のゴルフボールカバー用材料から形成されていることを特徴とするゴルフボール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規なゴルフボールカバー用材料、および、これを用いたゴルフボールに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
ゴルフボールのカバーを構成する樹脂成分としては、アイオノマー樹脂やポリウレタンが使用されている。アイオノマー樹脂は、反発性、耐久性、および、加工性に優れることから広く使用されている。しかしながら、アイオノマー樹脂を使用したカバーは、高い剛性と硬度を有するために打球感が悪く、また、スピン性能も十分なものが得られずコントロール性が劣るなどの問題が指摘されている。一方、カバーを構成する樹脂成分として、ポリウレタンを使用した場合には、アイオノマー樹脂に比べて打球感やスピン性能が向上することが知られている。
【0003】
ここで、ゴルフボールのスピン性能は、アプローチショットではスピン量が高い方が好ましいが、ドライバーショットではスピン量が低い方が好ましい。そこで、各ショットに応じて適したスピン性能を発揮するゴルフボール材料が検討されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、動的粘弾性装置を用いて、加振周波数10Hz、温度0℃の測定条件で、剪断モードで測定した剪断損失弾性率G”が1.95×10
7
Pa以下であり、引張モードで測定した引張損失弾性率E”の前記剪断損失弾性率G”に対する比(E”/G”)が1.78以上であることを特徴とするゴルフボールカバー用材料が記載されている(特許文献1(請求項1)参照)。
また、特許文献2には、動的粘弾性装置を用いて特定の測定条件で測定した剪断損失弾性率G1”(Pa)、G2”(Pa)および、G3”(Pa)が、logG1”≦7.09、logG2”≧7.17、logG3” ≦7.14を満足することを特徴とするゴルフボールカバー用材料が記載されている(特許文献2(請求項1)参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-125438号公報
特開2012-45223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、ショートアイアンでのショットに対しては高スピン量であり、ドライバーショットに対しては低スピン量のゴルフボールが得られる新規なゴルフボールカバー用材料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決することができた本発明のゴルフボールカバー用材料は、動的粘弾性装置を用いて、下記測定条件で測定した測定温度-40℃における損失弾性率(E”
-40
)が、6.50×10
7
Pa~22.0×10
7
Paであり、測定温度-20℃における損失弾性率(E”
-20
)が、3.50×10
7
Pa~7.10×10
7
Paであることを特徴とする。
<測定条件>
測定モード:引張
測定温度:-100℃~100℃
昇温速度:4℃/分
加振周波数:10Hz
測定歪み:0.05%
【発明の効果】
【0008】
本発明のゴルフボールカバー用材料を用いることで、ショートアイアンでのショットに対してはスピン量を高めることができ、ドライバーショットに対してはスピン量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係るゴルフボールが示された一部切り欠き断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[ゴルフボールカバー用材料]
本発明のゴルフボールカバー用材料は、動的粘弾性装置を用いて、下記測定条件で測定した測定温度-40℃における損失弾性率(E”
-40
)が、6.50×10
7
Pa~22.0×10
7
Paであり、測定温度-20℃における損失弾性率(E”
-20
)が、3.50×10
7
Pa~7.10×10
7
Paであることを特徴とする。
<測定条件>
測定モード:引張
測定温度:-100℃~100℃
昇温速度:4℃/分
加振周波数:10Hz
測定歪み:0.05%
(【0011】以降は省略されています)
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