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公開番号2025082804
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2024147883
出願日2024-08-29
発明の名称ロボット用保護具・プロテクタ
出願人DIC株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B25J 19/06 20060101AFI20250522BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】安全性をより向上させることが可能なプロテクタを提供する。
【解決手段】本開示に係るプロテクタ10は、ロボット1の取付箇所と対象との衝突で受ける対象への衝撃を緩和するプロテクタ10であって、取付箇所を外側から覆うように取付箇所に対し取り付けられ、取付箇所と対象との衝突で生じる衝撃を吸収する緩衝部材11を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ロボットの取付箇所と対象との衝突で受ける前記対象への衝撃を緩和するプロテクタであって、
前記取付箇所を外側から覆うように前記取付箇所に対し取り付けられ、前記取付箇所と前記対象との衝突で生じる衝撃を吸収する緩衝部材を備える、
プロテクタ。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
請求項1に記載のプロテクタであって、
前記緩衝部材の形状に合わせて前記緩衝部材の内側に配置されている第1ベース部材をさらに備え、
前記第1ベース部材は、前記緩衝部材よりも硬い材料で形成されている、
プロテクタ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のプロテクタであって、
前記取付箇所に対して前記緩衝部材を着脱可能にする第1接着部をさらに備える、
プロテクタ。
【請求項4】
請求項3に記載のプロテクタであって、
前記第1接着部は、前記取付箇所の側に配置されている第1部材と前記緩衝部材の側に配置されている第2部材とを有し、前記第1部材と前記第2部材とが互いに貼り合わされることで前記取付箇所に対して前記緩衝部材を取り付ける、
プロテクタ。
【請求項5】
請求項3に記載のプロテクタであって、
前記第1接着部の内側に配置されている第2ベース部材をさらに備える、
プロテクタ。
【請求項6】
請求項5に記載のプロテクタであって、
前記第2ベース部材は、前記緩衝部材よりも硬い材料で形成されている、
プロテクタ。
【請求項7】
請求項5に記載のプロテクタであって、
前記第2ベース部材を前記取付箇所に接着する第2接着部をさらに備える、
プロテクタ。
【請求項8】
請求項1又は2に記載のプロテクタが取り付けられているロボットであって、
前記取付箇所は、前記ロボットのロボットアームの一部を含む、
ロボット。
【請求項9】
ロボットの取付箇所と対象との衝突で受ける前記対象への衝撃を緩和するプロテクタの取付方法であって、
前記取付箇所と前記対象との衝突で生じる衝撃を吸収する緩衝部材を、前記取付箇所を外側から覆うように前記取付箇所に対し取り付けることを含む、
取付方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プロテクタ、ロボット、及び取付方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、製造現場などで用いられる産業用のもの、医療用のもの、及び介護用のものなど、様々な用途のロボットが知られている。例えば、同一の空間で作業者と共に作業を行える協働ロボットなどが知られている。協働ロボットの安全対策は、その周囲に存在する作業者などを含む対象に対して協働ロボットの衝突自体を回避する前提で実施されていることが一般的である。
【0003】
協働ロボットについて、安全性の観点から、ボルトヘッド及び切り欠きなどの凹凸がロボットの外表面に露出しないようにする技術も知られている。例えば、特許文献1には、安全性を向上することが可能なロボットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2022/239135号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の技術のように、ロボット本体を保護する機能をゴムなどで実現している例は見受けられるが、ロボットと対象との衝突で生じる衝撃を吸収して、衝突された対象への衝撃を緩和することについては十分に考慮されていなかった。特許文献1に記載の技術を含む従来技術では、ロボットと対象とが互いに衝突したときの安全性について十分に考慮されておらず、安全性についてさらなる改善の余地があった。
【0006】
本開示は、安全性をより向上させることが可能なプロテクタ、ロボット、及び取付方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するための第1の観点によるプロテクタは、
ロボットの取付箇所と対象との衝突で受ける前記対象への衝撃を緩和するプロテクタであって、
前記取付箇所を外側から覆うように前記取付箇所に対し取り付けられ、前記取付箇所と前記対象との衝突で生じる衝撃を吸収する緩衝部材を備える。
【0008】
第2の観点によるロボットは、
上記のプロテクタが取り付けられているロボットであって、
前記取付箇所は、前記ロボットのロボットアームの一部を含む。
【0009】
第3の観点による取付方法は、
ロボットの取付箇所と対象との衝突で受ける前記対象への衝撃を緩和するプロテクタの取付方法であって、
前記取付箇所と前記対象との衝突で生じる衝撃を吸収する緩衝部材を、前記取付箇所を外側から覆うように前記取付箇所に対し取り付けることを含む。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、安全性をより向上させることが可能なプロテクタ、ロボット、及び取付方法を提供可能である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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