TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025083607
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197050
出願日2023-11-21
発明の名称電子機器及び電子時計
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G04G 17/00 20130101AFI20250526BHJP(時計)
要約【課題】繰り返し開閉される部材に対しても安定して導通を図る。
【解決手段】電子機器である時計100が、ケース1に外装された金属部品である金属ボタン7、金属ボタンパイプ75等と、ケース1裏面側の内部に設けられ、GNDとして機能する金属板である振動板42と、金属部品である金属ボタン7、金属ボタンパイプ75等を金属板である振動板42に接続させる内部端子板9と、を備えており、内部端子板9はケース1と金属板である振動板42とで挟持されている。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
ケースに外装された金属部品と、
前記ケース裏面側の内部に設けられ、GNDとして機能する金属板と、
前記ケースの内部に設けられ、前記金属部品を前記金属板に接続させる内部端子板と、
を備え、
前記内部端子板は前記ケースと前記金属板とで挟持されている、
ことを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記内部端子板は、前記金属部品と接続される第1の部位と、前記第1の部位の下端側から第1方向に屈曲された第2の部位とを有し、側面視略L字状に形成され、
前記第2の部位は、前記金属板に面で接触する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記内部端子板は、前記第1の部位の下端側を前記第1方向とは逆の第2方向に屈曲させることで張り出す側面視略逆L字状の屈曲部を有し、前記第2の部位は、前記屈曲部の下端側から前記第1方向に屈曲されることで形成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記ケースは、裏面側端面に防水部材を配置する凹部を有し、
前記内部端子板及び前記金属板は、前記凹部と重ならない領域に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記金属板は、前記内部端子板に対応する位置の全部又は一部にばね形状部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記ばね形状部の裏面側には、弾性体が配置されている、
ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記ケース内にはアンテナが設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
ケースに外装された金属部品と、
前記ケース裏面側の内部に設けられ、GNDとして機能する金属板と、
前記金属部品を前記金属板に接続させる内部端子板と、
を備える、
ことを特徴とする電子時計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器及び電子時計に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ばね性を有する端子板を介して各種部材と裏蓋側のGNDとの導通を図る構成が知られている。
例えば、特許文献1には、グランド板として機能する回路基板を押さえる回路押え板に、裏蓋に導通するための裏蓋導通ばねを一体に形成して、裏蓋導通ばねを介して回路基板を裏蓋に導通させる構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-12842号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、裏蓋は、電池交換やメンテナンス等のために比較的頻繁に開け閉めされる部分である。このため、ばね性を有する端子板等を裏蓋に接触させることで導通を図る構成とすると、繰り返し裏蓋を開閉するうちに次第に裏蓋に接触している部分が摩耗し、ばねとしての機能が低下するおそれがある。
【0005】
ばねとしての機能が低下すると、GNDとして機能する裏蓋等の部材に端子板を安定して接触させることが難しくなり、接触抵抗値がばらつくおそれがある。
【0006】
本発明はこうした課題を解決するためのものであり、繰り返し開閉される部材に対しても安定して導通を図ることができる電子機器及び電子時計を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明に係る電子機器は、
ケースに外装された金属部品と、
前記ケース裏面側の内部に設けられ、GNDとして機能する金属板と、
前記ケースの内部に設けられ、前記金属部品を前記金属板に接続させる内部端子板と、
を備え、
前記内部端子板は前記ケースと前記金属板とで挟持されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、繰り返し開閉される部材に対しても安定して導通を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る時計の要部分解斜視図である。
図1に示す時計の正面図である。
図2における時計のIII-III線に沿う要部断面図である。
図2における時計のIV-IV線に沿う要部断面図である。
図2における矢視V方向から見た時計の側面図である。
図2における矢視VI方向から見た時計の側面図である。
(a)は、図5におけるVIIa-VIIa線に沿う要部断面図であり、(b)は、図6におけるVIIb-VIIb線に沿う要部断面図である。
(a)は、実施形態における金属ベゼルの斜視図である。(b)は、実施形態に係る金属ボタン部分の要部分解斜視図である。(c)は、(b)に示す金属ボタンパイプの斜視図である。(d)は、実施形態における外部端子板の斜視図である。
図3において一点鎖線で囲むIX部分の拡大断面図である。
図7(a)において一点鎖線で囲むX部分の拡大断面図であり、(a)は、金属ベゼルに負荷がかかっていない状態を示し、(b)は、金属ベゼルに負荷がかかった状態を示している。
実施形態における裏蓋部材の平面図である。
図11に示す裏蓋部材の要部分解斜視図である。
実施形態における圧電発音ユニットの要部斜視図である。
図11における裏蓋部材のXIV-XIV線に沿う要部断面図である。
実施形態における内部端子板の斜視図である。
図4において一点鎖線で囲むXVI部分の拡大断面図である。
図2に示す時計の変形例における要部拡大断面図であり、図16に示すのと同じ部分に、一変形例に係る内部端子板を適用した例を示す拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面を参照しつつ、本発明に係る電子機器(電子時計)の一実施形態について説明する。本実施形態では電子機器(電子時計)が使用者の腕に装着して用いられる腕時計(以下単に「時計100」とする)である場合を例示して説明する。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

オメガ・エス アー
時計制御装置
27日前
カシオ計算機株式会社
時計
1か月前
カシオ計算機株式会社
時計
1か月前
カシオ計算機株式会社
電子機器
1か月前
セイコーエプソン株式会社
電子制御式機械時計
9日前
セイコーエプソン株式会社
時計
1か月前
セイコーエプソン株式会社
時計
1か月前
セイコーウオッチ株式会社
時計用文字板および時計
24日前
カシオ計算機株式会社
装置収容ケース
1か月前
コマデュール ソシエテ アノニム
防水腕時計ケース
12日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
2か月前
カシオ計算機株式会社
ギヤアッシー及び時計
2か月前
カシオ計算機株式会社
電子機器及び電子時計
6日前
カシオ計算機株式会社
電子機器及び電子時計
6日前
カシオ計算機株式会社
電子機器及び電子時計
6日前
オメガ・エス アー
時計の複数の機能を操作するための装置
27日前
カシオ計算機株式会社
電子モジュール及び電子機器
1か月前
オメガ・エス アー
時計ムーブメントを操作するシステムの連結装置
27日前
株式会社島津製作所
原子時計システムおよび周波数安定化装置
1か月前
アズビル株式会社
時間計測回路、測距装置、及び時間計測方法
16日前
カシオ計算機株式会社
表示制御装置、表示装置、方法およびプログラム
2か月前
カシオ計算機株式会社
表示制御装置、表示装置、方法およびプログラム
2か月前
セイコーエプソン株式会社
ソーラー発電式時計及びソーラー発電式時計用文字板
1か月前
セイコーエプソン株式会社
回路モジュール、電子時計、及び電子時計の製造方法
16日前
カシオ計算機株式会社
ギヤアッシー、時計及びギヤアッシーの製造方法
2か月前
三菱重工業株式会社
計測装置、計測システム、計測方法及びプログラム
1か月前
モントレー ブレゲ・エス アー
腕時計ムーブメントに連結する機構を含む表示装置
4日前
セイコーエプソン株式会社
時計、歩度測定装置、歩度測定システムおよび歩度測定方法
2か月前
カシオ計算機株式会社
時計、情報処理装置、時刻表示方法及びプログラム
2か月前
カシオ計算機株式会社
センサ装置および時計
1か月前
カシオ計算機株式会社
電子時計
12日前
モントレー ブレゲ・エス アー
ロック可能なジョイントを含む時計ムーブメントのコンポーネント
1か月前
ウニベルソ・エス アー
計時器用コンポーネントを製造する方法
5日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、時計、情報処理方法、時刻表示方法及びプログラム
2か月前
ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド
渦巻バネと回転共振器機構
27日前
カシオ計算機株式会社
時計モジュール及び電子時計
1か月前
続きを見る