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公開番号2025099183
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215634
出願日2023-12-21
発明の名称電子機器、制御方法、及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人インフォート弁理士法人
主分類G06F 3/0482 20130101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約【課題】メニュー画面に表示された複数のメニューに対する直感的な操作を容易にする電子機器、制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】関数電卓10は、表示部12における項目表示領域内の所定の配置パターンで配置されている複数のブロックの各々に複数の項目の各々を表示させるとともに、キー入力部11における所定の配置パターンで配置されている複数のキーの各々に複数の項目の各々を対応付け、複数のブロックのうちの第1のブロックに表示される第1の項目を複数のブロックのうちの第2のブロックに表示されていた第2の項目に変更する操作が行われたか否かを判断し、変更する操作が行われたと判断した場合、第2の項目に対応付けるキーを、第2の項目に対応付けられていた第2のキーから第1の項目に対応付けられていた第1のキーに変更し、複数のキーのうちの操作されたキーに対応付けられている項目に関する処理を実行する制御部13を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
表示部における項目表示領域内に所定の配置パターンで配置されている複数のブロックの各々に複数の項目の各々を表示させるとともに、キー配列部における前記所定の配置パターンで配置されている複数のキーの各々に前記複数の項目の各々を対応付け、
前記複数のブロックのうちの第1のブロックに表示される第1の項目を前記複数のブロックのうちの第2のブロックに表示されていた第2の項目に変更する操作が行われたか否かを判断し、前記変更する操作が行われたと判断した場合に、前記第2の項目に対応付けるキーを、前記第2の項目に対応付けられていた第2のキーから前記第1の項目に対応付けられていた第1のキーに変更し、
前記所定の配置パターンで配置されている前記複数のキーの操作に応じて、前記複数の項目のうちの操作されたキーに対応付けられている項目に関する処理を実行する、
制御部を備えることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記所定の配置パターンは、縦方向と横方向のそれぞれが複数に分割されている配置パターンであり、
前記制御部は、前記キー配列部のキーのうちのキーの配置パターンが前記所定の配置パターンと対応した複数のキーの組を対象として前記複数の項目の各々を対応付ける、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記制御部は、前記複数のブロックの各々に項目を表示させる場合に、前記項目と前記キーを示す情報を各ブロックに表示させる、
を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記制御部は、前記複数のブロックの各々に前記複数のキーの組に含まれる前記キーのいずれかを対応付け、前記各ブロックに表示させる項目を変更する操作を検出したときに前記各ブロックの項目を示す情報のみを変更する、ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記複数のキーの組に含まれる前記キーの配置パターンである縦方向および横方向の分割数が、前記項目表示領域内の前記複数のブロックの配置パターンである縦方向および横方向の分割数と同一であり、前記複数のブロックの配置パターンにおける相対位置が、前記複数のキーの組に含まれる前記各項目が対応付けられているキーの配置パターンにおける相対位置と一致する、
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項6】
ユーザ操作により変更可能な前記項目と前記キーの対応関係を示す情報を記憶する記憶部、を更に備え、
前記制御部は、前記各ブロックに表示させる項目を変更する操作を検出したときに前記対応関係を示す情報に基づいて前記各ブロックの前記項目と前記キーを示す情報を変更する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項7】
前記制御部は、前記各ブロックに表示させる項目を、前記項目と対応付けられた前記キーの配置が前記キー配列部における配置と一致するように前記項目と前記キーとを示す情報を並べ替えて前記表示部に表示させる、請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記複数のキーの組は、1桁の数値の入力する数値キーと、前記数値キーと隣接した位置に配置されている前記数値キー以外のキーを含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項9】
前記制御部は、縦方向と横方向のそれぞれの分割数が任意に指定された配置パターンを前記所定の配置パターンとして、前記項目表示領域内に前記所定の配置パターンで配置されている複数のブロックを生成するとともに、前記キー配列部に配置されているキーのうちのキーの配置パターンが前記所定の配置パターンと一致する一部のキーを前記複数のキーの組として特定する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項10】
前記制御部は、
前記複数の項目それぞれを表示する前記ブロックの位置を指定された方向に移動させるスクロール操作に応じて、移動先のブロックに表示される項目を移動元のブロックに表示されていた項目に変更するとともに、前記移動元のブロックに表示されていた項目に対応付けるキーを、前記移動先のブロックに表示されていた項目に対応付けられていたキーに変更する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
表示部とキー配列部を備えた電子機器には、複数のメニューが配置されたメニュー画面を表示部に表示するときに、メニューに割り当てられたショートカットキーを操作してメニューを選択することが可能なものがある。この種の電子機器には、一度に全てのメニューを表示できないときに、メニューを複数の頁に分割したり、スクロールして全てのメニューを表示させたりするものがある(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-232507号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した電子機器においては、メニュー画面内のメニューの数が多くなった場合、どのメニューにどのキーがショートカットキーとして割り当てられているかを把握することが難しい。このため、メニュー画面内のメニュー数が多い(すなわち多機能な)ものであるほど、直感的な操作が難しくなる。
【0005】
本発明は、メニュー画面に表示された複数のメニューに対する直感的な操作を容易にすることを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る電子機器は、表示部における項目表示領域内の所定の配置パターンで配置されている複数のブロックの各々に複数の項目の各々を表示させるとともに、キー配列部における前記所定の配置パターンで配置されている複数のキーの各々に前記複数の項目の各々を対応付け、前記複数のブロックのうちの第1のブロックに表示される第1の項目を前記複数のブロックのうちの第2のブロックに表示されていた第2の項目に変更する操作が行われたか否かを判断し、前記変更する操作が行われたと判断した場合に、前記第2の項目に対応付けるキーを、前記第2の項目に対応付けられていた第2のキーから前記第1の項目に対応付けられていた第1のキーに変更し、前記所定の配置パターンで配置されている前記複数のキーの操作に応じて、前記複数の項目のうちの操作されたキーに対応付けられている項目に関する処理を実行する、制御部を備える。
【発明の効果】
【0007】
上記の態様によれば、メニュー画面に表示された複数のメニューに対する直感的な操作を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
関数電卓の外観構成例を説明する平面図である。
関数電卓の電子回路の構成例を説明するブロック図である。
第1の実施の形態に係るショートカットキーの決定方法を説明する図である。
関数電卓が行うキー割当処理の例を説明するフローチャートである。
関数電卓が行う項目選択処理の例を説明するフローチャートである。
第1の実施の形態におけるメニュー画面に表示される項目とショートカットキーとの対応関係の例を説明する図である。
第1の実施の形態に係るメニュー画面の表示例を説明する図である。
第2の実施の形態に係るショートカットキーの決定方法を説明する図である。
第2の実施の形態におけるメニュー画面に表示される項目とショートカットキーとの対応関係の例を説明する図である。
第2の実施の形態に係るメニュー画面の表示例を説明する図である。
第2の実施の形態に係るメニュー画面の別の表示例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。本明細書では、本発明に係る電子機器の例として、図1及び図2に示す関数電卓10を挙げる。
【0010】
図1に例示した関数電卓10は、装置筐体における一つの主面にキー配列部11と表示部12が設けられている。装置筐体は、キー配列部11及び表示部12が設けられた主面の縦方向及び横方向の寸法と比べて主面とその裏面との距離(厚さ方向の寸法)が十分に小さく、ユーザが片手で十分把持し片手で操作可能な小型サイズであり得る。関数電卓10は、メニュー画面に表示された複数の項目(メニュー)の中から所望の項目を選択して実行させることが可能な電子機器の例示である。
(【0011】以降は省略されています)

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