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公開番号2025086773
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023201045
出願日2023-11-28
発明の名称ステータ、電動モータ及び作業機械
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H02K 3/50 20060101AFI20250602BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】組立性向上及び固定強度向上を図ることができるステータ、電動モータ及び作業機械を提供すること。
【解決手段】ステータは、複数のスロットが周方向に並んで形成された円筒状のステータコアと、前記複数のスロットの各々に挿入され前記ステータコアに巻き回されるとともに、前記ステータコアの軸方向の第1端面から外方に延びて前記周方向に並ぶ複数の末端側延在部を有するステータコイルと、前記複数の末端側延在部において前記周方向に隣り合う部分同士を固定する固定部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数のスロットが周方向に並んで形成された円筒状のステータコアと、
前記複数のスロットの各々に挿入され前記ステータコアに巻き回されるとともに、前記ステータコアの軸方向の第1端面から外方に延びて前記周方向に並ぶ複数の末端側延在部を有するステータコイルと、
前記複数の末端側延在部において前記周方向に隣り合う部分同士を固定する固定部と、を備える、
ステータ。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記固定部は、接着剤である、
請求項1に記載のステータ。
【請求項3】
前記接着剤は、前記複数の末端側延在部において前記周方向に隣り合う部分の間に設けても下方に流れ落ちない高粘度である、
請求項2に記載のステータ。
【請求項4】
前記接着剤が前記末端側延在部に沿う部分の長さは、10mm以上である、
請求項2又は3に記載のステータ。
【請求項5】
前記末端側延在部に接続される動力線を更に備える、
請求項1から3の何れか一項に記載のステータ。
【請求項6】
前記複数の末端側延在部は、前記動力線が接続されるとともに前記周方向に互いに隣り合う第1接続延在部及び第2接続延在部と、前記動力線が接続されない非接続延在部と、を含み、
前記固定部は、前記第1接続延在部及び前記第2接続延在部において前記周方向に隣り合う部分を除く、前記第1接続延在部及び前記第2接続延在部の少なくとも一方と前記非接続延在部との間を固定する、
請求項5に記載のステータ。
【請求項7】
前記複数の末端側延在部において前記固定部が固定される部分は、前記ステータコアの径方向の内側に配置される、
請求項1から3の何れか一項に記載のステータ。
【請求項8】
前記複数の末端側延在部の各々は、前記軸方向及び前記周方向に対して斜めに交差する傾斜部を含み、
前記固定部は、前記複数の末端側延在部において前記周方向に隣り合う前記傾斜部同士を固定する、
請求項1から3の何れか一項に記載のステータ。
【請求項9】
前記ステータコイルは、互いに並列に接続された三相の巻線群を備える、
請求項1から3の何れか一項に記載のステータ。
【請求項10】
前記ステータコイルは、互いに端部が接続されたU字形状の複数のセグメントコイルを備える、
請求項1から3の何れか一項に記載のステータ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ステータ、電動モータ及び作業機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、巻線挿入用のスロットを有するステータコアと、ステータコアの軸方向端部に引き出される各相巻線と、各相巻線とは別体の中性線と、中性線が接続される各相巻線とこれに隣接する各相巻線との間を固定する固定手段と、備えた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-15797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の構成では、隣接する各相巻線の固定部分が径方向において奥まった位置にあるため、固定手段を配置しにくい可能性が高い。固定手段を的確に配置できない場合、各相巻線の固定強度が低下してしまうおそれがある。
【0005】
本開示の態様は、組立性向上及び固定強度向上を図ることができるステータ、電動モータ及び作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るステータは、複数のスロットが周方向に並んで形成された円筒状のステータコアと、前記複数のスロットの各々に挿入され前記ステータコアに巻き回されるとともに、前記ステータコアの軸方向の第1端面から外方に延びて前記周方向に並ぶ複数の末端側延在部を有するステータコイルと、前記複数の末端側延在部において前記周方向に隣り合う部分同士を固定する固定部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の態様によれば、組立性向上及び固定強度向上を図ることができるステータ、電動モータ及び作業機械を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る作業機械を示す概略図である。
実施形態に係る電動モータの断面図である。
実施形態に係るステータの斜視図である。
実施形態に係るステータの内周部の斜視図である。
実施形態に係る複数の末端側延在部において固定部が固定される部分の斜視図である。
実施形態に係るステータの1スロットを軸方向と直交する面で切断した図である。
実施形態の係るステータコアに組み付け前のセグメントコイルを示す図である。
実施形態に係るセグメントコイルの捻り成形後を示す図である。
実施形態に係るステータコイルの結線図である。
実施形態に係る複数の末端側延在部において固定部が固定される部分の変形例を示す斜視図である。
実施形態に係る複数の末端側延在部において固定部が固定される部分の変形例を示す他の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態においては、電動モータとして、電動旋回ショベル(作業機械の一例)に搭載されるものであり、電動旋回ショベルの上部旋回体を旋回させるための旋回モータとして構成される例を挙げて説明する。
【0010】
以下の説明において、例えば「平行」や「直交」、「中心」、「同軸」等の相対的又は絶対的な配置を示す表現は、厳密にそのような配置や状態を意味するのみならず、公差や同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している配置や状態をも含むものとする。以下の説明に用いる図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更して示す場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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