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公開番号
2025121488
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024016900
出願日
2024-02-07
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/56 20060101AFI20250813BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】カバーの誤組み付けを防止でき、容易に組み立てることができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、電線2の端末に接続された端子3、端子3及び電線2に装着されたゴム栓4を収容したハウジング5、ゴム栓4の脱落を規制する一対のカバー6a,6b、を備えている。カバー6a,6bは、同一形状かつ同一サイズである。カバー6aがカバー6bに向かってスライドされることで、カバー6aの組付溝63にカバー6bの組付リブ64が進入するとともにカバー6bの組付溝63にカバー6aの組付リブ64が進入してカバー6a,6b同士が組み付けられる。これらカバー6a,6bがハウジング5に向かってスライドされることで係止アーム65が係止突起55に係止し、カバー傾き規制部69がカバー傾き規制穴56に挿入されてカバー6a,6bがハウジング5に組み付けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電線の端末に接続された端子と、
前記端子及び前記電線の外周に装着されたシール部材を収容したハウジングと、
前記ハウジングの前記電線が導出された後部に組み付けられて、前記シール部材の前記ハウジングからの脱落を規制する一対のカバーと、を備え、
前記一対のカバーは、同一形状かつ同一サイズであり、互いの間に前記電線を挟んだ状態で互いに組み付けられており、
前記各カバーは、前記ハウジングに沿うハウジング保持部と、前記電線に沿う電線保持部と、組付溝と、組付リブと、係止アームと、カバー傾き規制部と、を備え、
前記ハウジングは、前記各カバーが前記ハウジングに向かって前記電線の長手方向にスライドされる際に前記係止アームが係止する係止突起と、前記カバー傾き規制部が挿入される少なくとも一つのカバー傾き規制穴と、を備え、
一方のカバーが他方のカバーに向かって前記電線の長手方向にスライドされる際に一方のカバーの前記組付溝に他方のカバーの前記組付リブが進入するとともに他方のカバーの前記組付溝に一方のカバーの前記組付リブが進入して一対のカバー同士が組み付けられる形状とされている
ことを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記各カバーは、2つの前記係止アームが前記電線の径方向に並んで配置され、
前記ハウジングは、前記係止突起を前記係止アームと同数備え、
前記各係止アームは、前記ハウジング保持部に一対の切欠溝が形成され、これら一対の切欠溝間の部分に貫通孔が形成されることで前記ハウジング保持部の一部として形成されており、
前記カバー傾き規制部は、前記ハウジング保持部における前記2つの係止アーム間の部分から前記2つの係止アームよりも前方に突出している
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記各カバーは、前記カバー傾き規制部の側面に連なり、前記2つの係止アームの前方に配置された壁部を備え、
前記壁部は、前記カバー傾き規制穴の外に位置付けられる
ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記壁部の幅は、前記各カバーの前記2つの係止アームの並び方向に配置された2つの前記係止突起間の距離以下とされている
ことを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
図19は、特許文献1に開示された従来のコネクタの分解図である。図19に示すように、コネクタ501は、各電線513の端末に接続された端子と、複数の端子を収容したハウジング510と、ハウジング510の電線513が導出された側に組み付けられた上カバー503及び下カバー504を備えている。
【0003】
上カバー503は、図19中の矢印で示すように後方からハウジング510に近付けられることで、水平係合片535がハウジング510の係合突部515に係合してハウジング510に組み付けられる。
【0004】
下カバー504は、図19中の矢印で示すように下方からハウジング510に近付けられることで、垂直係合片544が上カバー503の係合穴538に係合して上カバー503及びハウジング510に組み付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-260923号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記従来のコネクタ501においては、カバーの組み付け手順を遵守する必要があるが、上カバー503と下カバー504は類似した形状であるため、組み付けの順番と方向を間違える懸念があり、安定した作業性が確保できないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、カバーの誤組み付けを防止でき、容易に組み立てることができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、電線の端末に接続された端子と、前記端子及び前記電線の外周に装着されたシール部材を収容したハウジングと、前記ハウジングの前記電線が導出された後部に組み付けられて、前記シール部材の前記ハウジングからの脱落を規制する一対のカバーと、を備え、前記一対のカバーは、同一形状かつ同一サイズであり、互いの間に前記電線を挟んだ状態で互いに組み付けられており、前記各カバーは、前記ハウジングに沿うハウジング保持部と、前記電線に沿う電線保持部と、組付溝と、組付リブと、係止アームと、カバー傾き規制部と、を備え、前記ハウジングは、前記各カバーが前記ハウジングに向かって前記電線の長手方向にスライドされる際に前記係止アームが係止する係止突起と、前記カバー傾き規制部が挿入される少なくとも一つのカバー傾き規制穴と、を備え、一方のカバーが他方のカバーに向かって前記電線の長手方向にスライドされる際に一方のカバーの前記組付溝に他方のカバーの前記組付リブが進入するとともに他方のカバーの前記組付溝に一方のカバーの前記組付リブが進入して一対のカバー同士が組み付けられる形状とされていることを特徴とするコネクタである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、コネクタを組み立てる際、カバーの誤組み付けを防止でき、容易に組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態にかかるコネクタの分解図である。
図1のカバーの平面図である。
図1のカバーの正面図である。
図1のコネクタの組み立て方法の説明図であり、一対のカバーがスライドされる様子を示す図である。
図4の一対のカバーがハウジングに組み付けられた状態を示す図である。
図5のコネクタの斜視図である。
図5のコネクタに接続された電線を曲げた状態を示す図である。
図7中のA-A線に沿った断面図である。
図8中のB部の拡大図である。
本発明の第2実施形態にかかるコネクタの分解図である。
図10のカバーの平面図である。
図10のカバーの正面図である。
図10のコネクタの組み立て方法の説明図であり、一対のカバーがスライドされる様子を示す図である。
図13のコネクタを横から見た図である。
図14中のC-C線に沿った断面図である。
図13の一対のカバーがハウジングに組み付けられた状態を示す図である。
図16のコネクタに接続された電線を曲げた状態を示す図である。
図17中のE部の拡大図である。
従来のコネクタの分解図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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