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公開番号
2025098529
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214723
出願日
2023-12-20
発明の名称
撮像装置、撮像方法、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20250625BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】静止画のバースト連写性能の向上に寄与する技術を提供する。
【解決手段】撮像装置は、画像データに固定長圧縮を行うことにより第1の圧縮データを取得する第1の圧縮手段と、前記第1の圧縮データをメモリの第1の領域に記録する第1の記録制御手段と、前記第1の圧縮データを復元することによって得られた画像データに可変長圧縮を行うことにより、第2の圧縮データを取得する第2の圧縮手段と、前記第2の圧縮データを前記メモリの第2の領域に記録する第2の記録制御手段と、前記第1の圧縮データと前記第2の圧縮データとの間の推定されるデータサイズの大小関係が異なる第1のモードと第2のモードとのいずれかに動作モードを設定する設定手段と、前記設定手段により設定された動作モードに応じて、前記第1の領域のサイズと前記第2の領域のサイズとを制御する制御手段と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像手段と、
メモリと、
前記撮像手段からの画像データに固定長圧縮を行うことにより第1の圧縮データを取得する第1の圧縮手段と、
前記第1の圧縮データを前記メモリの第1の領域に記録する第1の記録制御手段と、
前記第1の圧縮データを復元することによって得られた画像データに可変長圧縮を行うことにより、第2の圧縮データを取得する第2の圧縮手段と、
前記第2の圧縮データを前記メモリの第2の領域に記録する第2の記録制御手段と、
前記第1の圧縮データと前記第2の圧縮データとの間の推定されるデータサイズの大小関係が異なる第1のモードと第2のモードとのいずれかに動作モードを設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された動作モードに応じて、前記第1の領域のサイズと前記第2の領域のサイズとを制御する制御手段と、
を有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記第1のモードでは、前記第1の領域に前記第1の圧縮データが蓄積されるように制御し、前記第2のモードでは、前記第2の領域に前記第2の圧縮データが蓄積されるように制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1のモードは、前記第1の圧縮データのデータサイズが前記第2の圧縮データのデータサイズよりも小さいと推定されるモードであり、
前記第2のモードは、前記第2の圧縮データのデータサイズが前記第1の圧縮データのデータサイズよりも小さいと推定されるモードであり、
前記制御手段は、1)前記第1のモードでは、前記第1の領域のサイズを前記第2の領域のサイズよりも大きく設定し、2)前記第2のモードでは、前記第2の領域のサイズを前記第1の領域のサイズよりも大きく設定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第1の圧縮手段には、第1のレートで、画像データが入力され、
前記第1のレートよりも遅い第2のレートで、前記第2の領域から前記第2の圧縮データが読み出される、
ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記第1のモードでは、前記第1の圧縮手段と前記第1の記録制御手段のそれぞれを前記第1のレートで処理を実行するように制御し、前記第2の圧縮手段と前記第2の記録制御手段のそれぞれを前記第2のレートで処理を実行するように制御する、
ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記第2のモードでは、前記第1の圧縮手段と前記第1の記録制御手段と前記第2の圧縮手段と前記第2の記録制御手段のそれぞれを前記第1のレートで処理を実行するように制御する、
ことを特徴とする請求項4または5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第1のモードは、前記可変長圧縮が可逆圧縮であるモードであり、
前記第2のモードは、前記可変長圧縮が非可逆圧縮であるモードである、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第2の圧縮データに基づく画像データを記録媒体に記録する第3の記録制御手段を有し、
前記第1のモードは、前記記録媒体にRAW画像の画像データを記録するモードであり、
前記第2のモードは、前記記録媒体にRAW画像の画像データを記録しないモードである、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記撮像手段は、前記第1の圧縮手段に入力される画像データを取得するための撮像を行い、
前記設定手段は、前記撮像手段の撮像時におけるISO感度に応じて、前記動作モードを設定する、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記可変長圧縮の圧縮率を算出する算出手段をさらに有し、
前記設定手段は、前記算出手段により算出された前記可変長圧縮の圧縮率に基づき、前記動作モードを設定する、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、撮像方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
デジタルカメラなどの撮像装置においては、撮影される画像の画素数や静止画の連写速度が年々増加している。これに伴い、撮像装置では、より高速にデータを処理することが求められている。一方、撮像装置において、記録媒体に画像を記録する際のデータレートが、静止画の最高連写速度に応じたデータレートよりも遅い場合がある。
【0003】
このような場合には、静止画の最高時に、撮影された静止画をリアルタイムに記録媒体に記録することができない。このため、処理の途中の静止画データを一時的にバッファに溜める必要がある。よって、静止画のバースト連写時間(静止画の連続撮影時間)が、バッファ容量がフルになるまでの時間に限定される。
【0004】
このとき、静止画データを圧縮した後にバッファに溜めれば、有限のバッファ容量のバッファにより多くの枚数の画像を溜めることができる。このため、静止画のバースト連写時間を長くすることができる。
【0005】
データの圧縮において、可変長圧縮方式による圧縮を実施する場合には、圧縮前の画像に応じて圧縮率が異なる。圧縮前の画像の空間的冗長性が高い場合には、圧縮効率が高く、圧縮後のデータサイズを小さくできる。一方で、圧縮前の画像が複雑であり、かつ、画像に含まれる情報量が多い場合には、圧縮効率が低く、ワーストケースでは圧縮後のデータサイズが圧縮前より小さくならないことがある。
【0006】
そこで、特許文献1では、固定長圧縮を行った圧縮データに対して、さらに可逆(Lossless)の可変長圧縮が実施される。非可逆(Lossy)でなく、可逆(Lossless)の圧縮が行われるため、2重の圧縮が行われても、その後の伸長処理で固定長圧縮データは復元可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平7-226848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1では、固定長圧縮後の圧縮データに対して、さらに可逆(Lossless)の可変長圧縮を実施しているため、この可変長圧縮の処理で固定長圧縮後の圧縮データのデータサイズをさらに小さくできる可能性は低い。このため、より小さいサイズに圧縮した圧縮データをバッファに溜めることができないため、静止画のバースト連写性能が向上しないという課題があった。
【0009】
そこで、本発明は、静止画のバースト連写性能の向上に寄与する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の1つの態様は、
撮像手段と、
メモリと、
前記撮像手段からの画像データに固定長圧縮を行うことにより第1の圧縮データを取得する第1の圧縮手段と、
前記第1の圧縮データを前記メモリの第1の領域に記録する第1の記録制御手段と、
前記第1の圧縮データを復元することによって得られた画像データに可変長圧縮を行うことにより、第2の圧縮データを取得する第2の圧縮手段と、
前記第2の圧縮データを前記メモリの第2の領域に記録する第2の記録制御手段と、
前記第1の圧縮データと前記第2の圧縮データとの間の推定されるデータサイズの大小関係が異なる第1のモードと第2のモードとのいずれかに動作モードを設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された動作モードに応じて、前記第1の領域のサイズと前記第2の領域のサイズとを制御する制御手段と、
を有することを特徴とする撮像装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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