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公開番号
2025099156
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215593
出願日
2023-12-21
発明の名称
表示装置
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
H10K
59/122 20230101AFI20250626BHJP()
要約
【課題】 歩留まりの改善または信頼性の向上を実現可能な表示装置を提供する。
【解決手段】 一実施形態に係る表示装置は、表示領域および周辺領域を有する基板と、表示領域および周辺領域に配置された有機絶縁層と、下電極、下電極の上方に位置する上電極、および、下電極と上電極の間に位置し電圧の印加に応じて発光する有機層をそれぞれ含み、表示領域に配置された複数の表示素子と、表示領域に配置され、隣り合う表示素子の間に配置された第1隔壁と、周辺領域に配置され、第1隔壁に接続された第2隔壁と、周辺領域に配置され、有機絶縁層および第2隔壁を囲うダム部とを備える。第1隔壁および第2隔壁は、導電性の下部と、下部の側面から突出した端部を有する上部とを含む。さらに、第2隔壁の端部は、有機絶縁層の上方に位置し、ダム部と離間している。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
画像を表示する表示領域および前記表示領域の周囲の周辺領域を有する基板と、
前記表示領域および前記周辺領域に配置された有機絶縁層と、
下電極、前記下電極の上方に位置する上電極、および、前記下電極と前記上電極の間に位置し電圧の印加に応じて発光する有機層をそれぞれ含み、前記表示領域に配置された複数の表示素子と、
前記表示領域に配置され、隣り合う前記表示素子の間に配置された第1隔壁と、
前記周辺領域に配置され、前記第1隔壁に接続された第2隔壁と、
前記周辺領域に配置され、前記有機絶縁層および前記第2隔壁を囲うダム部と、
を備え、
前記第1隔壁および前記第2隔壁は、導電性の下部と、前記下部の側面から突出した端部を有する上部と、を含み、
前記第2隔壁の端部は、前記有機絶縁層の上方に位置し、前記ダム部と離間している、
表示装置。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記第2隔壁は、前記ダム部とともに前記表示領域を囲っている、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記ダム部は、前記有機絶縁層と同じ材料で形成されている、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記有機絶縁層は、
第1部分と、
前記第1部分の周縁に形成され、前記第1部分よりも薄い第2部分と、
を含む、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第2隔壁の前記端部は、前記第1部分の上方に位置している、
請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1部分と前記第2部分の境界から前記第2隔壁の前記端部までの平面視における距離は、前記第1部分の厚さ以上である、
請求項5に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第1部分と前記第2部分の境界から前記第2隔壁の前記端部までの平面視における距離は、4μm以上である、
請求項5に記載の表示装置。
【請求項8】
無機絶縁材料で形成され、前記第2隔壁の下方に位置するリブ層をさらに備え、
前記リブ層は、前記ダム部を覆っている、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記有機層および前記上電極を含む積層膜を覆う第1封止層をさらに備え、
前記積層膜および前記第1封止層の一部が前記周辺領域に配置されている、
請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記積層膜および前記第1封止層の端部は、前記第2隔壁の前記端部と、前記ダム部との間に位置している、
請求項9に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)を適用した表示装置が実用化されている。この種の表示装置において、歩留まりの改善や信頼性の向上を可能とする技術が必要とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-195677号公報
特開2004-207217号公報
特開2008-135325号公報
特開2009-32673号公報
特開2010-118191号公報
国際公開第2018/179308号
米国特許出願公開第2022/0077251号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、歩留まりの改善または信頼性の向上を実現可能な表示装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態に係る表示装置は、画像を表示する表示領域および前記表示領域の周囲の周辺領域を有する基板と、前記表示領域および前記周辺領域に配置された有機絶縁層と、下電極、前記下電極の上方に位置する上電極、および、前記下電極と前記上電極の間に位置し電圧の印加に応じて発光する有機層をそれぞれ含み、前記表示領域に配置された複数の表示素子と、前記表示領域に配置され、隣り合う前記表示素子の間に配置された第1隔壁と、前記周辺領域に配置され、前記第1隔壁に接続された第2隔壁と、前記周辺領域に配置され、前記有機絶縁層および前記第2隔壁を囲うダム部と、を備えている。前記第1隔壁および前記第2隔壁は、導電性の下部と、前記下部の側面から突出した端部を有する上部と、を含んでいる。さらに、前記第2隔壁の端部は、前記有機絶縁層の上方に位置し、前記ダム部と離間している。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、一実施形態に係る表示装置の構成例を示す図である。
図2は、副画素のレイアウトの一例を示す概略的な平面図である。
図3は、図2中のIII-III線に沿う表示装置の概略的な断面図である。
図4は、周辺領域の構造を説明するための表示装置の概略的な平面図である。
図5は、周辺領域の一部の拡大平面図である。
図6は、図5におけるVI-VI線に沿う表示装置の概略的な断面図である。
図7は、図6の一部を拡大した概略的な断面図である。
図8Aは、表示装置の製造工程の一例を示す概略的な断面図である。
図8Bは、図8Aに続く工程を示す概略的な断面図である。
図8Cは、図8Bに続く工程を示す概略的な断面図である。
図8Dは、図8Cに続く工程を示す概略的な断面図である。
図8Eは、図8Dに続く工程を示す概略的な断面図である。
図8Fは、図8Eに続く工程を示す概略的な断面図である。
図8Gは、図8Fに続く工程を示す概略的な断面図である。
図8Hは、図8Gに続く工程を示す概略的な断面図である。
図8Iは、図8Hに続く工程を示す概略的な断面図である。
図9は、比較例に係る周辺領域の概略的な断面図である。
図10は、変形例に係る表示装置の概略的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
いくつかの実施形態について図面を参照しながら説明する。
開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
【0008】
なお、図面には、必要に応じて理解を容易にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を記載する。X軸に沿った方向をX方向と称し、Y軸に沿った方向をY方向と称し、Z軸に沿った方向をZ方向と称する。Z方向は、X方向とY方向を含む平面の法線方向である。また、Z方向と平行に各種要素を見ることを平面視という。
【0009】
各実施形態に係る表示装置は、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)を備える有機エレクトロルミネッセンス表示装置であり、テレビ、パーソナルコンピュータ、車載機器、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話端末、ウェアラブル端末等の各種の電子機器に搭載され得る。
【0010】
図1は、一実施形態に係る表示装置DSPの構成例を示す図である。表示装置DSPは、絶縁性の基板10を備えている。基板10は、画像を表示する表示領域DAと、表示領域DAの周囲の周辺領域SAとを有している。基板10は、ガラスであってもよいし、可撓性を有する樹脂フィルムであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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