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公開番号
2025100173
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217351
出願日
2023-12-22
発明の名称
半導体装置およびその製造方法
出願人
キオクシア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10B
43/27 20230101AFI20250626BHJP()
要約
【課題】配線同士の寄生容量または配線とビアコンタクトとの寄生容量を抑制できる半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置は、第1絶縁膜の第1方向に設けられた第1配線を備える。第1配線は、第2方向に配列され、第3方向に延伸する。第2絶縁膜は、第1配線上にそれぞれ対応して設けられる。第2絶縁膜は、それぞれの第1配線に接する面における第2方向の幅がそれに対応する第1配線の幅よりも狭い。第3絶縁膜は、第1配線上にそれぞれ対応して設けられ、それぞれ第2絶縁膜の両側面を被覆する。第4絶縁膜は第3絶縁膜上に設けられ、第5絶縁膜は第4絶縁膜上に設けられる。第1コンタクトは、第2~第5絶縁膜を貫通して第1配線に接続される。第2配線は、第1コンタクト上に設けられている。第1配線の第1方向には、第1コンタクトが設けられているか、あるいは、第2および第4絶縁膜が設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1絶縁膜に対して第1方向に設けられた複数の第1配線であって、前記第1方向に対して交差する第2方向に配列されており、前記第1および第2方向に対して交差する第3方向に延伸する複数の第1配線と、
前記複数の第1配線上にそれぞれ対応して設けられた複数の第2絶縁膜であって、それぞれの前記第1配線に接する面における前記第2方向の幅が対応する前記複数の第1配線における前記第2方向の幅よりも狭い複数の第2絶縁膜と、
前記複数の第1配線上にそれぞれ対応して設けられ、前記第2方向に配列されており、前記第3方向に延伸し、それぞれ前記複数の第2絶縁膜の両側面を少なくとも被覆する複数の第3絶縁膜と、
前記複数の第3絶縁膜上に設けられた第4絶縁膜と、
前記第4絶縁膜上に設けられた第5絶縁膜と、
前記第2~第5絶縁膜を貫通して前記複数の第1配線のいずれかに接続される第1コンタクトと、
前記第1コンタクト上に設けられた第2配線とを備え、
前記第1配線の前記第1方向には、前記第1コンタクトが設けられているか、あるいは、少なくとも前記第2および第4絶縁膜が設けられている、半導体装置。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記第1、第3および第5絶縁膜は、シリコンおよび酸素を含み、
前記第2および第4絶縁膜は、シリコンおよび窒素を含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記複数の第3絶縁膜は、前記複数の第2絶縁膜のそれぞれの上面を被覆し、前記第2絶縁膜と前記第4絶縁膜との間に設けられている、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第4絶縁膜は、前記複数の第2絶縁膜のそれぞれの上面を被覆し、前記複数の第2絶縁膜と接触している、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記複数の第1配線間に設けられた第6絶縁膜をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項6】
エアギャップが前記複数の第1配線間に設けられている、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記エアギャップの上端は、前記第1配線の上面よりも下方にある、請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記エアギャップは、前記第1配線の下面よりも下方にある、請求項6または請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第1コンタクトは、前記第4絶縁膜の下面と同じ高さにおいて段差を有する、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第4絶縁膜の上面は、前記第1配線の上方において突出するように凹凸形状を有する、請求項1に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体装置およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
NAND型フラッシュメモリ等の半導体記憶装置は、複数のメモリセルが三次元的に配置された立体型メモリセルアレイを有する場合がある。メモリセルアレイの微細化に伴い、隣接する複数の配線間の間隔が狭くなる。これにより、配線間の寄生容量および配線とビアコンタクトとの間の寄生容量が上昇するおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願2022―149422号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
配線同士の寄生容量または配線とビアコンタクトとの寄生容量を低く抑制することができる半導体装置およびその製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態による半導体装置は、第1絶縁膜に対して第1方向に設けられた複数の第1配線を備える。複数の第1配線は、第1方向に対して交差する第2方向に配列されており、第1および第2方向に対して交差する第3方向に延伸する。複数の第2絶縁膜は、複数の第1配線上にそれぞれ対応して設けられている。複数の第2絶縁膜は、それぞれの第1配線に接する面における第2方向の幅がそれに対応する複数の第1配線における第2方向の幅よりも狭い。複数の第3絶縁膜は、複数の第1配線上にそれぞれ対応して設けられ、第2方向に配列されており、第3方向に延伸し、それぞれ複数の第2絶縁膜の両側面を少なくとも被覆する。第4絶縁膜は、複数の第3絶縁膜上に設けられた。第5絶縁膜は、第4絶縁膜上に設けられている。第1コンタクトは、第2~第5絶縁膜を貫通して複数の第1配線のいずれかに接続される。第2配線は、第1コンタクト上に設けられている。第1配線の第1方向には、第1コンタクトが設けられているか、あるいは、少なくとも第2および第4絶縁膜が設けられている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る半導体記憶装置の構成例を示す断面図。
積層体を示す模式平面図。
3次元構造のメモリセルを例示する模式断面図。
3次元構造のメモリセルを例示する模式断面図。
第1実施形態に係るアレイチップのビット線およびその周辺の構成例を示す断面図。
第1実施形態によるアレイチップの製造方法の一例を示す断面図。
図6に続く、アレイチップの製造方法の一例を示す断面図。
図7に続く、アレイチップの製造方法の一例を示す断面図。
図8に続く、アレイチップの製造方法の一例を示す断面図。
図9に続く、アレイチップの製造方法の一例を示す断面図。
図10に続く、アレイチップの製造方法の一例を示す断面図。
図11に続く、アレイチップの製造方法の一例を示す断面図。
図12に続く、アレイチップの製造方法の一例を示す断面図。
第2実施形態に係るアレイチップのビット線およびその周辺の構成例を示す断面図。
第2実施形態によるアレイチップの製造方法の一例を示す断面図。
第3実施形態に係るアレイチップのビット線およびその周辺の構成例を示す断面図。
第3実施形態によるアレイチップの製造方法の一例を示す断面図。
図17に続く、アレイチップの製造方法の一例を示す断面図。
図18に続く、アレイチップの製造方法の一例を示す断面図。
図19に続く、アレイチップの製造方法の一例を示す断面図。
図20に続く、アレイチップの製造方法の一例を示す断面図。
図21に続く、アレイチップの製造方法の一例を示す断面図。
第4実施形態に係るアレイチップのビット線およびその周辺の構成例を示す断面図。
第5実施形態による半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
第5実施形態による半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図24Aに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図24Bに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図25Aに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図25Bに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図26Aに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図26Bに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図27Bに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図28に続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図29に続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図27Aに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図30に続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
比較例を示す断面図。
アレイチップを適用した半導体記憶装置の構成例を示すブロック図。
メモリセルアレイの回路構成の一例を示す回路図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。図面は模式的または概念的なものである。明細書と図面において、同一の要素には同一の符号を付す。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る半導体記憶装置1の構成例を示す断面図である。以下、積層体20の積層方向をZ方向とする。Z方向と交差、例えば、直交する1つの方向をY方向とする。Z方向およびY方向のそれぞれと交差、例えば、直交する1つの方向をX方向とする。なお、本明細書において、±Z方向は第1方向の例である。±X方向は第3方向の例であり、±Y方向は第2方向の例である。
【0009】
半導体記憶装置1は、メモリセルアレイを有するアレイチップ2と、CMOS回路を有するCMOSチップ3とを備えている。アレイチップ2とCMOSチップ3とは、貼合面B1において貼合されており、貼合面において接合された配線を介して互いに電気的に接続されている。図1では、CMOSチップ3上にアレイチップ2が設けられた状態を示している。
【0010】
CMOSチップ3は、基板30と、トランジスタ31と、ビア32と、配線33および34と、層間絶縁膜35とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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