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公開番号2025099777
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216697
出願日2023-12-22
発明の名称半導体装置
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類H10D 84/83 20250101AFI20250626BHJP()
要約【課題】ノイズの他の回路への影響を抑制し、パッドに接触するプローブの数を減らす。
【解決手段】第1方向(x)に並べて配置される複数の第1スタンダードセル(10、10D、10E)は、Pウェル領域(10p)又はNウェル領域(10n)内の他方のウェル領域との境界の近傍に配置され、前記第1方向(x)に延びる構成の第1アクティブ領域(13、15、13e)を有する。第1アクティブ領域(13、15、13e)は、Pウェル領域(10p)内に形成されるときにはP拡散層(110)で構成され、Nウェル領域(10n)内に形成されるときにはN拡散層(110e)で構成され、第1アクティブ領域(13、15、13e)とPチャンネル型MOSトランジスタ(11)のバックゲート又はNチャンネル型MOSトランジスタ(12)のバックゲートとが同電位になる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に並べて配置される複数の第1スタンダードセルを有し、
前記第1スタンダードセルは、
Pウェルを有する構成のPウェル領域と、
前記Pウェル領域と前記第1方向と交差する第2方向に並んで配置され、Nウェルを有する構成のNウェル領域と、
前記Pウェル領域又は前記Nウェル領域内の他方のウェル領域との境界の近傍に配置され、前記第1方向に延びる構成の第1アクティブ領域と、を有し、
前記第1スタンダードセルの少なくとも一つは、機能セルであり、
前記Nウェル領域にはPチャンネル型MOSトランジスタが配置され、
前記Pウェル領域にはNチャンネル型MOSトランジスタが配置され、
前記第1アクティブ領域は、前記Pウェル領域内に形成されるときにはP拡散層で構成され、前記Nウェル領域内に形成されるときにはN拡散層で構成され、
前記第1アクティブ領域と前記Nチャンネル型MOSトランジスタのバックゲート又は前記Pチャンネル型MOSトランジスタのバックゲートとは同電位になる構成を有し、
前記第1方向に隣り合う前記第1スタンダードセルの前記第1アクティブ領域は、同電位になる構成を有する半導体装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記第1方向に並んだ第1スタンダードセルの前記第1方向の両端の少なくとも一方に前記第1方向に隣り合って配置される構成を有する第2スタンダードセルをさらに有し、
前記第2スタンダードセルは、前記第2方向に延びる部分を有する第2アクティブ領域を有し、
前記第2スタンダードセルの前記第2アクティブ領域は、第1方向に隣り合う前記第1スタンダードセルの前記第1アクティブ領域と同電位になる構成の請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1アクティブ領域及び前記第2アクティブ領域は、前記Pウェル領域及び前記Nウェル領域の少なくとも一つを囲むように接続される構成の請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1スタンダードセルは、CMOSであり、
前記Pチャンネル型MOSトランジスタのゲートに接続される電極と前記Nチャンネル型MOSトランジスタのゲートに接続される電極とは、分離されているとともにジャンパ線で電気的に接続される構成の請求項1に記載の半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
半導体集積回路の設計では、EDA(Electronic Design Automation)ツールが用いられる場合がある。EDAツールでは、スタンダードセルの接続情報に基づいて、スタンダードセルの位置を自動的に配置するとともに、スタンダードセルを自動的に結線する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021―27187号公報
【0004】
[概要]
特許文献1に示すような、スタンダードセルを用いた半導体集積回路において、ラッチアップが発生する場合があった。
【0005】
本開示の一態様による半導体装置は、第1方向に並べて配置される複数の第1スタンダードセルを有し、前記第1スタンダードセルは、Pウェルを有する構成のPウェル領域と、前記Pウェル領域と前記第1方向と交差する第2方向に並んで配置されNウェルを有する構成のNウェル領域と、前記Pウェル領域又は前記Nウェル領域内の他方のウェル領域との境界の近傍に配置され、前記第1方向に延びる構成の第1アクティブ領域と、を有し、前記第1スタンダードセルの少なくとも一つは、機能セルであり、前記Nウェル領域にはPチャンネル型MOSトランジスタが配置され、前記Pウェル領域にはNチャンネル型MOSトランジスタが配置され、前記第1アクティブ領域は、前記Pウェル領域内に形成されるときにはP拡散層で構成され、前記Nウェル領域内に形成されるときにはN拡散層で構成され、前記第1アクティブ領域と前記Nチャンネル型MOSトランジスタのバックゲート又は前記Pチャンネル型MOSトランジスタのバックゲートとは同電位になる構成を有し、前記第1方向に隣り合う前記第1スタンダードセルの前記第1アクティブ領域は、同電位になる構成を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、本開示の一実施形態に係る半導体装置の概略平面図である。
図2は、第1スタンダードセルの一例の概略平面図である。
図3は、図2に示す第1スタンダードセルの等価回路図である。
図4は、第1スタンダードセルの他の例の概略平面図である。
図5は、図4に示す第1スタンダードセルの等価回路図である。
図6は、図4に示す第1スタンダードセルの概略断面図である。
図7は、第2スタンダードセルの概略平面図である。
図8は、第2スタンダードセルの概略平面図である。
図9は、第2スタンダードセルの概略平面図である。
図10は、第1変形例の半導体装置の概略平面図である。
図11は、第2変形例の半導体装置の概略平面図である。
図12は、第3変形例の第1スタンダードセルの一例の概略平面図である。
図13は、第4変形例の第1スタンダードセルの一例の概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本明細書において、MOS(Metal Oxide Semiconductor)電界効果トランジスタとは、ゲートの構造が、「導電体または抵抗値が小さいポリシリコン等の半導体からなる層」、「絶縁層」、及び「Pチャンネル型、Nチャンネル型、又は真性の半導体層」の少なくとも3層からなるトランジスタをいう。つまり、MOS電界効果トランジスタのゲートの構造は、金属、酸化物、及び半導体の3層構造に限定されない。また、MOS電界効果トランジスタを、単に、MOSトランジスタと称する場合がある。また、Pチャンネル型MOSトランジスタをPMOSトランジスタ、Nチャンネル型MOSトランジスタをNMOSトランジスタと記載する。
【0008】
以下、本開示の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。
【0009】
任意の素子、ラインなど、回路を形成する複数の部位間について「接続」とは、機械的に接続される場合を含むとともに、電気的に接続される、換言すると、電気が流れる状態になる場合も含まれるものとする。つまり、「接続する」は、「電気的に接続する」場合を含むものである。また、図1に示す半導体装置100において、第1スタンダードセル10が並ぶ左右方向を第1方向xとし、第1方向xと直交する上下方向を第2方向yとする。また、半導体装置に配置される複合セルについて、図1の状態を基準として、上下左右を定義する。また、図1、図2等、平面図において、理解を容易にするために、配線の一部を格子線のハッチを施している。
【0010】
<半導体装置100>
図1は、本開示の一実施形態に係る半導体装置100の概略平面図である。図1に示すように、半導体装置100では予め与えられた接続情報に基づいて、第1スタンダードセル10及び第2スタンダードセル20が自動的に配置されるとともに自動的に結線されることで構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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