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公開番号
2025101875
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023218950
出願日
2023-12-26
発明の名称
火災検出システム
出願人
ホーチキ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G08B
17/12 20060101AFI20250701BHJP(信号)
要約
【課題】撮像画像から監視領域における実際の火災の発生位置を特定することを可能とし、更には火災による炎や煙が撮像画像に写っていなくとも火災の検出を可能とする。
【解決手段】火災検出システム1は、撮像装置10により監視領域を撮像した撮像画像に基づいて火災を検出し、監視領域で発生した火災により監視領域に存在する所定の面に生じる事象を撮像画像に基づいて検出する事象検出部24と、事象検出部24による事象の検出結果に基づき火災の発生位置を特定して火災を検出する火災検出部26と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像装置により監視領域を撮像した撮像画像に基づいて火災を検出する火災検出システムであって、
前記監視領域で発生した火災により前記監視領域に存在する所定の面に生じる事象を前記撮像画像に基づいて検出する事象検出部と、
前記事象検出部による事象の検出結果に基づき火災の発生位置を特定して火災を検出する火災検出部と、
を備えたことを特徴とする火災検出システム。
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【請求項2】
請求項1記載の火災検出システムであって、
前記火災検出部は、前記火災の発生位置として、前記監視領域における所定の一方向となる火災の発生位置の奥行方向の位置を特定することを特徴とする火災検出システム。
【請求項3】
請求項2記載の火災検出システムであって、
前記事象検出部は、撮像画像内の事象を検出する面の所定の領域に対して画像内事象検出領域を設定し、当該画像内事象検出領域に生じる事象を検出し、
前記火災検出部は、前記事象検出部による画像内事象検出領域における事象の検出結果に基づき前記火災の発生位置の奥行方向の位置を特定する火災検出システム。
【請求項4】
請求項3記載の火災検出システムであって、
前記事象検出部は、撮像画像内の前記画像内事象検出領域に対して、撮像画像における何れかの座標軸の軸方向を前記奥行方向に略一致させる所定の画像処理を行うことで射影画像を生成し、当該射影画像により前記画像内事象検出領域に生じる事象を検出し、
前記火災検出部は、前記射影画像において前記事象検出部により検出された事象の奥行方向の位置を特定することにより、前記火災の発生位置の奥行方向の位置を特定することを特徴とする火災検出システム。
【請求項5】
請求項4記載の火災検出システムであって、
前記事象検出部は、更に前記奥行方向において所定幅で分割することで前記射影画像を複数の射影分割領域に分け、射影分割領域毎に事象及び事象の特徴量を検出することで前記画像内事象検出領域に生じる事象を検出し、
火災検出部は、複数の射影分割領域のうち、前記事象検出部により最も事象らしい特徴量が検出された領域の奥行方向の位置、或いは事象らしい特徴量が検出された領域の中央部となる奥行方向の位置を前記火災の発生位置の奥行方向の位置と特定することを特徴とする火災検出システム。
【請求項6】
請求項5記載の火災検出システムであって、
前記事象検出部は、更に事象が検出された相互に隣接する射影分割領域における画像ゆらぎの相関を判定し、前記画像ゆらぎの相関が高いと判定した射影分割領域に対しては事象が生じていると判定し、前記画像ゆらぎの相関が低いと判定した射影分割領域に対しては事象以外の非火災要因が生じていると判定することを特徴とする火災検出システム。
【請求項7】
請求項2記載の火災検出システムであって、
前記事象検出部は、前記監視領域に存在する複数の面の各々に対して事象を検出する処理を行い、
前記火災検出部は、前記事象検出部による複数の面における事象の検出結果に基づき火災の発生位置として、前記火災の発生位置の奥行方向の位置を含む複数の方向における火災の発生位置を特定することを特徴とする火災検出システム。
【請求項8】
請求項1記載の火災検出システムであって、
前記事象検出部は、前記事象として、火災の炎により監視領域に存在する所定の面に生じる照り返しを検出することを特徴とする火災検出システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置により監視領域を撮像した撮像画像に基づいて火災を検出する火災検出システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、撮像装置で撮像した監視領域の撮像画像に対して所定の画像処理を施し、火災により発生した炎や煙を撮像画像から検出することで火災を検出できるようにした様々な火災検出装置や火災検出システムが提案されている(特許文献1,2)。
【0003】
また、火災検出システムでは、火災を検出するときに撮像画像の炎や煙の位置から火災の発生位置を特定することが検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-114930号公報
特開2020-057236号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、撮像画像における火災の発生位置(炎や煙の位置)が特定できたとしても、撮像画像は3次元空間である監視領域を透視投影法で撮像した2次元画像であることから、撮像画像における火災の発生位置の座標が監視領域における実際の高さ方向の成分及びその高さ方向に直行する奥行方向の成分の各々をどの程度含んでいるかまでは特定できず、監視領域における実際の火災の発生位置や規模を正確に特定するのが困難であった。
【0006】
また、従来の撮像画像を用いた火災の検出では撮像画像内に炎や煙が写っている必要があり、火源が遮蔽物等により遮蔽され撮像画像に炎や煙が写らない場合には、炎や煙を撮像画像から検出することができずに正しく火災を検出することができない問題があった。また、撮像画像に炎や煙が写っていないため、当然に火災の発生位置を特定することもできない。
【0007】
本発明は、撮像画像から監視領域における実際の火災の発生位置を特定することを可能とし、更には火災による炎や煙が撮像画像に写っていなくとも火災の検出を可能とする火災検出システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(火災検出システム)
撮像装置により監視領域を撮像した撮像画像に基づいて火災を検出する火災検出システムであって、
監視領域で発生した火災により監視領域に存在する所定の面に生じる事象を撮像画像に基づいて検出する事象検出部と、
事象検出部による事象の検出結果に基づき火災の発生位置を特定して火災を検出する火災検出部と、
を備えたことを特徴とする。
【0009】
(監視領域における奥行方向の位置の特定)
火災検出部は、火災の発生位置として、監視領域における所定の一方向となる火災の発生位置の奥行方向の位置を特定する。
【0010】
(画像内事象検出領域)
事象検出部は、撮像画像内の事象を検出する面の所定の領域に対して画像内事象検出領域を設定し、当該画像内事象検出領域に生じる事象を検出し、
火災検出部は、事象検出部による画像内事象検出領域における事象の検出結果に基づき火災の発生位置の奥行方向の位置を特定する。
(【0011】以降は省略されています)
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