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公開番号2025104085
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221933
出願日2023-12-27
発明の名称樹脂組成物
出願人味の素株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類C08L 83/06 20060101AFI20250702BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】導体層との間の密着性に優れ、反り量の発生が抑制され、誘電特性が低い硬化物を得ることができる樹脂組成物等の提供。
【解決手段】(A)式(A-1)で表される構造単位、及び式(A-2)で表される構造単位を有するシリコーン樹脂、(B)エポキシ樹脂、(C)活性エステル系硬化剤、及び(D)無機充填材、を含有する樹脂組成物。
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【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)下記式(A-1)で表される構造単位、及び下記式(A-2)で表される構造単位を有するシリコーン樹脂、
(B)エポキシ樹脂((A)成分に該当するものは除く)、
(C)活性エステル系硬化剤、及び
(D)無機充填材、を含有する樹脂組成物。
TIFF
2025104085000019.tif
62
132
式(A-1)中、R

は、下記式(A-1a)で表される基、又は下記式(A-1b)で表される基を表し、R

は、置換基を有していてもよい1価の炭化水素基を表す。*は結合手を表す。
式(A-2)中、R

及びR

は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい1価の炭化水素基を表す。*は結合手を表す。
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2025104085000020.tif
45
132
式(A-1a)中、n1は、2~10の整数を表す。*は式(A-1)中のケイ素原子との結合手を表す。
式(A-1b)中、n2は、1~10の整数を表す。*は式(A-1)中のケイ素原子との結合手を表す。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
式(A-1a)中のn1は、3~8の整数を表す、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
式(A-1)中、R

は、置換基を有していてもよいアルキル基を表す、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
式(A-2)中、R

及びR

は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよいアリール基を表す、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
式(A-2)中、R

及びR

は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよいフェニル基を表す、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
(A)成分の数平均分子量が、10000以下である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項7】
(D)成分の含有量が、樹脂組成物の不揮発成分を100質量%としたとき、60質量%を超える、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項8】
支持体と、該支持体上に設けられた、請求項1~7のいずれか1項に記載の樹脂組成物を含む樹脂組成物層とを含む、樹脂シート。
【請求項9】
請求項1~7のいずれか1項に記載の樹脂組成物の硬化物により形成された絶縁層を含む、プリント配線板。
【請求項10】
請求項9に記載のプリント配線板を含む、半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂組成物に関する。さらには、当該樹脂組成物を用いて得られる、樹脂シート、プリント配線板、及び半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
プリント配線板の製造技術として、絶縁層と導体層を交互に積み重ねるビルドアップ方式による製造方法が知られている。
【0003】
このような絶縁層に用いられるプリント配線板の絶縁材料として、例えば、特許文献1に樹脂組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-173841号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、プリント配線板の高機能化に伴い、プリント配線板の絶縁層には、導体層との間の高い密着性、及び反りの抑制が求められている。また、絶縁層には、誘電正接及び誘電率のさらなる向上も求められている。以下、誘電正接及び比誘電率をまとめて誘電特性ということがある。
【0006】
本発明の課題は、前記の課題に鑑みて創案されたもので、導体層との間の密着性に優れ、反り量の発生が抑制され、誘電特性が低い硬化物を得ることができる樹脂組成物;当該樹脂組成物を含む樹脂シート;当該樹脂組成物を用いて形成された絶縁層を備えるプリント配線板、及び半導体装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記課題につき鋭意検討した結果、(A)特定の構造単位を有するシリコーン樹脂、(B)エポキシ樹脂、(C)活性エステル系硬化剤、及び(D)無機充填材を組み合わせて含有させることで、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は以下の内容を含む。
[1](A)下記式(A-1)で表される構造単位、及び下記式(A-2)で表される構造単位を有するシリコーン樹脂、
(B)エポキシ樹脂((A)成分に該当するものは除く)、
(C)活性エステル系硬化剤、及び
(D)無機充填材、を含有する樹脂組成物。
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2025104085000001.tif
62
150
式(A-1)中、R

は、下記式(A-1a)で表される基、又は下記式(A-1b)で表される基を表し、R

は、置換基を有していてもよい1価の炭化水素基を表す。*は結合手を表す。
式(A-2)中、R

及びR

は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい1価の炭化水素基を表す。*は結合手を表す。
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2025104085000002.tif
45
150
式(A-1a)中、n1は、2~10の整数を表す。*は式(A-1)中のケイ素原子との結合手を表す。
式(A-1b)中、n2は、1~10の整数を表す。*は式(A-1)中のケイ素原子との結合手を表す。
[2] 式(A-1a)中のn1は、3~8の整数を表す、[1]に記載の樹脂組成物。
[3] 式(A-1)中、R

は、置換基を有していてもよいアルキル基を表す、[1]又は[2]に記載の樹脂組成物。
[4] 式(A-2)中、R

及びR

は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよいアリール基を表す、[1]~[3]のいずれかに記載の樹脂組成物。
[5] 式(A-2)中、R

及びR

は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよいフェニル基を表す、[1]~[4]のいずれかに記載の樹脂組成物。
[6] (A)成分の数平均分子量が、10000以下である、[1]~[5]のいずれかに記載の樹脂組成物。
[7] (D)成分の含有量が、樹脂組成物の不揮発成分を100質量%としたとき、60質量%を超える、[1]~[6]のいずれかに記載の樹脂組成物。
[8] 支持体と、該支持体上に設けられた、[1]~[7]のいずれかに記載の樹脂組成物を含む樹脂組成物層とを含む、樹脂シート。
[9] [1]~[7]のいずれかに記載の樹脂組成物の硬化物により形成された絶縁層を含む、プリント配線板。
[10] [9]に記載のプリント配線板を含む、半導体装置。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、導体層との間の密着性に優れ、反り量の発生が抑制され、誘電特性が低い硬化物を得ることができる樹脂組成物;当該樹脂組成物を含む樹脂シート;当該樹脂組成物を用いて形成された絶縁層を備えるプリント配線板、及び半導体装置を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。ただし、本発明は、下記実施形態及び例示物に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲及びその均等の範囲を逸脱しない範囲において任意に変更して実施され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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