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公開番号
2025104239
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2024170245
出願日
2024-09-30
発明の名称
電気機器および運搬ケース
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H05K
5/03 20060101AFI20250702BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】ユーザに煩わしさを感じさせることを抑制することが可能な技術を提供する。
【解決手段】電気機器は、収容空間を規定する本体ケースと、本体ケースに設けられており、電動工具の電源に用いられるバッテリパックが着脱可能に取り付けられるバッテリ取付部と、本体ケースに設けられており、バッテリ取付部を介してバッテリパックに電気的に接続する外部端子と、本体ケースに対して、収容空間を開放する開位置と、収容空間を閉鎖する閉位置と、の間で移動可能な蓋と、本体ケースと蓋を互いに連結する連結状態と、本体ケースと蓋との連結を解除する連結解除状態と、の間で切り替え可能な連結機構と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
収容空間を規定する本体ケースと、
前記本体ケースに設けられており、電動工具の電源に用いられるバッテリパックが着脱可能に取り付けられるバッテリ取付部と、
前記本体ケースに設けられており、前記バッテリ取付部を介して前記バッテリパックに電気的に接続する外部端子と、
前記本体ケースに対して、前記収容空間を開放する開位置と、前記収容空間を閉鎖する閉位置と、の間で移動可能な蓋と、
前記本体ケースと前記蓋を互いに連結する連結状態と、前記本体ケースと前記蓋との連結を解除する連結解除状態と、の間で切り替え可能な連結機構と、を備える、電気機器。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記蓋が前記閉位置にある場合、前記連結機構を前記連結状態から前記連結解除状態に切り替えることが禁止され、
前記蓋が前記開位置にある場合、前記連結機構を前記連結状態から前記連結解除状態に切り替えることが許容される、請求項1の電気機器。
【請求項3】
前記連結機構は、前記本体ケースと前記蓋を互いに連結する連結位置と、前記本体ケースと前記蓋との連結を解除する連結解除位置と、の間で移動可能な連結部材を備えており、
前記連結状態は、前記連結部材が前記連結位置にある状態であり、
前記連結解除状態は、前記連結部材が前記連結解除位置にある状態である、請求項1の電気機器。
【請求項4】
前記連結部材は、前記本体ケースおよび前記蓋の一方の外面に取り付けられる、請求項3の電気機器。
【請求項5】
前記連結部材は、前記連結部材が前記連結位置にある場合に前記本体ケースおよび前記蓋の一方に係合する係合部を備える、請求項3または4の電気機器。
【請求項6】
前記本体ケースおよび前記蓋の一方には、前記蓋が前記閉位置にある場合に前記連結部材の前記連結位置から前記連結解除位置に向かう移動に干渉する干渉部が設けられており、
前記干渉部は、前記蓋が前記開位置にある場合、前記連結部材の前記連結位置から前記連結解除位置に向かう移動に干渉しなくなる、請求項3から5の何れか一項の電気機器。
【請求項7】
前記連結部材は、
前記本体ケースに設けられたケース側挿通要素および前記蓋に設けられた蓋側挿通要素のそれぞれに挿通されることで、前記本体ケースと前記蓋を互いに回転可能に連結する連結ピンと、
前記連結ピンに固定され、ユーザが操作可能な操作部と、を備えており、
前記連結位置は、前記連結ピンが前記ケース側挿通要素および前記蓋側挿通要素のそれぞれに挿通された位置であり、
前記連結解除位置は、前記連結ピンが前記ケース側挿通要素および前記蓋側挿通要素の一方から抜け出た位置である、請求項3から6の何れか一項の電気機器。
【請求項8】
前記操作部は、前記ユーザの指を掛けるための指掛け部を備えており、
前記指掛け部は、前記連結ピンに対して、前記連結ピンの径方向にオフセットされる、請求項7の電気機器。
【請求項9】
前記操作部は、前記連結ピンの軸方向に直交する方向に広がっており、板状要素を当接させるための壁部を備えており、
前記壁部は、前記連結ピンに対して、前記連結ピンの径方向にオフセットされる、請求項7または8の電気機器。
【請求項10】
前記バッテリ取付部は、前記収容空間の内部に配置される、請求項1から9の何れか一項の電気機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、電気機器および運搬ケースに関する。
続きを表示(約 4,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、収容空間を規定する本体ケースと、前記本体ケースに設けられており、電動工具の電源に用いられるバッテリパックが着脱可能に取り付けられるバッテリ取付部と、前記本体ケースに設けられており、前記バッテリ取付部を介して前記バッテリパックに電気的に接続する外部端子と、前記本体ケースに対して、前記収容空間を開放する開位置と、前記収容空間を閉鎖する閉位置と、の間で移動可能な蓋と、前記本体ケースと前記蓋を互いに連結する連結機構と、を備える電気機器が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-124781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電気機器のユーザは、本体ケースに連結された蓋を邪魔に感じることがある。例えば、ユーザが電気機器を設置しようとするものの、蓋が障害物と干渉して、電気機器の設置に手間取る場合、ユーザは蓋を邪魔に感じることがある。しかしながら、特許文献1の電気機器は、本体ケースと蓋との連結を解除することができないので、本体ケースから蓋を取り外すことができず、上記の場合にユーザに煩わしさを感じさせるおそれがある。本明細書では、ユーザに煩わしさを感じさせることを抑制することが可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する電気機器は、収容空間を規定する本体ケースと、前記本体ケースに設けられており、電動工具の電源に用いられるバッテリパックが着脱可能に取り付けられるバッテリ取付部と、前記本体ケースに設けられており、前記バッテリ取付部を介して前記バッテリパックに電気的に接続する外部端子と、前記本体ケースに対して、前記収容空間を開放する開位置と、前記収容空間を閉鎖する閉位置と、の間で移動可能な蓋と、前記本体ケースと前記蓋を互いに連結する連結状態と、前記本体ケースと前記蓋との連結を解除する連結解除状態と、の間で切り替え可能な連結機構と、を備える。
【0006】
上記の構成によれば、ユーザは、連結機構を連結解除状態に切り替えることで本体ケースと蓋との連結を解除することができる。このため、ユーザは、蓋を邪魔に感じる場合に、本体ケースから蓋を取り外すことができる。従って、上記の構成によれば、ユーザに煩わしさを感じさせることを抑制できる。
【0007】
本明細書が開示する運搬ケースは、電動工具の電源に用いられるバッテリパックをユーザが運搬するための運搬ケースである。前記運搬ケースは、収容空間を規定する本体ケースと、前記本体ケースに対して、前記収容空間を開放する開位置と、前記収容空間を閉鎖する閉位置と、の間で移動可能な蓋と、前記本体ケースと前記蓋を互いに連結する連結状態と、前記本体ケースと前記蓋との連結を解除する連結解除状態と、の間で切り替え可能な連結機構と、を備える。
【0008】
上記の構成によれば、ユーザは、連結機構を連結解除状態に切り替えることで本体ケースと蓋との連結を解除することができる。このため、ユーザは、蓋を邪魔に感じる場合に、本体ケースから蓋を取り外すことができる。従って、上記の構成によれば、ユーザに煩わしさを感じさせることを抑制できる。
【0009】
なお、本明細書でいう蓋の「閉位置」は、収容空間を完全に閉鎖する位置だけでなく、収容空間をわずかに開放する位置を含んでもよいことに留意されたい。例えば、蓋が収容空間を開放していたとしても、収容空間を介した物(例えば、バッテリパック)の出し入れができない程度に蓋が閉じていれば、その時の蓋の位置を閉位置と解してもよい。また、本明細書でいう「連結機構」は、具体的には、ユーザが工具(例えば、ネジを締めたり緩めたりするためのドライバー)を用いることなく連結状態と連結解除状態との間で切り替え可能な機構を意図している。このため、連結状態と連結解除状態との間で切り替えるために工具を用いることを要する機構については、本明細書でいう「連結機構」から除外されることに留意されたい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1に係る充電器2の、蓋6を開位置とした状態を、後方左方上方から見た図である。
実施例1に係る充電器2の、蓋6を閉位置とした状態を、後方左方上方から見た図である。
実施例1に係る充電器2の、トレー部材10の構成を示す図である。
実施例1に係る充電器2の内部構造を示す断面図である。
実施例1に係る充電器2の、蓋6を閉位置とした状態を、前方右方下方から見た図である。
実施例1に係る充電器2の、連結機構34の構成を示す図である。
実施例1に係る連結機構34の、第1連結部材36および第2連結部材38の取り外し手順を示す図である。
実施例1に係る連結機構34の、第1連結部材36および第2連結部材38の取り外し手順を示す別の図である。
実施例1に係る連結機構34の、第1連結部材36および第2連結部材38の取り外し手順を示すさらに別の図である。
実施例1に係る充電器2の、蓋6が取り外され、かつ、図1および図2に示す姿勢とは異なる姿勢で載置面Pに載置された状態を示す図である。
実施例1に係る充電器2の、蓋6が取り外され、かつ、図1、図2、および図10に示す姿勢とは異なる姿勢で載置面Pに載置された状態を示す図である。
実施例1に係る蓋6およびシール部材110を前方左方下方から見た図である。
実施例1に係る充電器2を後方左方上方から見た図であって、蓋6のクリア面112と模様付き面114を模式的に可視化した図である。
実施例1に係る充電器2を上方から見た図であって、蓋6のクリア面112と模様付き面114を模式的に可視化した図である。
実施例1に係る充電器2を前方右方下方から見た図であって、蓋6のクリア面112と模様付き面114を模式的に可視化した図である。
実施例1に係る充電器2の、左側ハンドル124を左側下降位置とし、かつ、右側ハンドル136を右側下降位置とした状態を、前方から見た図である。
実施例1に係る充電器2の、左側ハンドル124を左側上昇位置とし、かつ、右側ハンドル136を右側上昇位置とした状態を、前方から見た図である。
実施例1に係る充電器2の、蓋6の上に本体ケース4が載置され、係合部材162と係合受け部164が互いに係合した状態を、前方左方上方から見た図である。
実施例1に係る係合部材162を後方右方上方から見た図である。
実施例1に係る充電器2の、係合部材162を係合受け部164に係合させる途中の状態を示す図である。
実施例2に係る充電器202の、トレー部材204の構成を示す図である。
実施例3に係る充電器302の構成を概略的に示す図である。
実施例3に係る充電器302の、蓋6が閉位置にある場合の連結機構304を概略的に示す図である。
実施例3に係る充電器302の、蓋6が開位置にある場合の連結機構304を概略的に示す図である。
実施例4に係る充電器402の構成を概略的に示す図である。
実施例4に係る充電器402の、連結機構404Lによって蓋6と本体ケース4とが連結された状態を概略的に示す図である。
実施例4に係る充電器402の、連結機構404Lによる蓋6と本体ケース4との連結が解除された状態を概略的に示す図である。
実施例4に係る充電器402の、連結機構404Rによって蓋6と本体ケース4とが連結された状態を概略的に示す図である。
実施例4に係る充電器402の、連結機構404Rによる蓋6と本体ケース4との連結が解除された状態を概略的に示す図である。
実施例4に係る充電器402の、蓋6が本体ケース4に対してシャフト410Lを中心に回転して開く様子を概略的に示す図である。
実施例5に係る充電器502の構成を概略的に示す図である。
実施例5に係る充電器502の、連結機構504によって蓋6と本体ケース4とが連結された状態を概略的に示す図である。
実施例5に係る充電器502の、連結機構504による蓋6と本体ケース4との連結が解除された状態を概略的に示す図である。
実施例6に係る充電器602の構成を概略的に示す図である。
実施例7に係る充電器702の構成を概略的に示す図である。
実施例7に係る充電器702の、連結機構704によって蓋6と本体ケース4とが連結された状態を概略的に示す図である。
実施例7に係る充電器702の、連結機構704による蓋6と本体ケース4との連結が解除された状態を概略的に示す図である。
実施例7の変形例に係る充電器702の、連結機構704によって蓋6と本体ケース4とが連結された状態を概略的に示す図である。
実施例7の変形例に係る充電器702の、連結機構704による蓋6と本体ケース4との連結が解除された状態を概略的に示す図である。
実施例8に係る充電器802の、蓋6が本体ケース4に対して第1回転軸A1を中心に回転して開く様子を概略的に示す図である。
実施例8に係る充電器802の、蓋6が本体ケース4に対して第2回転軸A2を中心に回転して開く様子を概略的に示す図である。
実施例8に係る充電器802の、留め具96の構成を示す図である。
実施例8に係る充電器802の、留め具96によって蓋6と本体ケース4とが連結された状態を示す図である。
実施例1に係る充電器2の、充電状況表示部28の構成を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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