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公開番号
2025107812
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001270
出願日
2024-01-09
発明の名称
電気システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20250714BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】簡易な構成で蓄電装置を効果的に昇温する。
【解決手段】電気システムは、電池12と、インバータ40と、アクチュエータ30とを備える。インバータ40は、電池12に電力線PL,NLを通じて接続されている。アクチュエータ30は、電力線PL,NLの間隔を調整する。電池12の昇温を開始するための昇温開始条件が成立した場合に、アクチュエータ30は、電池12の電流Ibのリプルが増大するように上記の間隔を調整する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄電装置と、
前記蓄電装置に電力線対を通じて接続されたインバータと、
前記電力線対の間隔を調整する調整装置とを備え、
前記蓄電装置の昇温を開始するための昇温開始条件が成立した場合に、前記調整装置は、前記蓄電装置の電流のリプルが増大するように前記間隔を調整する、電気システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2011-155788号公報(特許文献1)は、電動車両を開示する。この電動車両は、蓄電装置(二次電池)と、昇圧コンバータと、インバータと、モータと、制御装置とを備える。昇圧コンバータは、蓄電装置に接続されており、蓄電装置から出力される電力を昇圧する。インバータは、昇圧後の直流電力を交流電力に変換する。モータは、この交流電力を受けて車両の走行駆動力を発生する。制御装置は、蓄電装置を流れる電流のリプルが増大するように昇圧コンバータを制御することで蓄電装置を昇温する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-155788号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の電動車両では、蓄電装置を昇温するために昇圧コンバータが用いられる。しかしながら、電動車両において昇圧コンバータが設けられていない場合がある。そのような場合においても蓄電装置を効果的に昇温するための技術が要望されている。
【0005】
本開示は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、簡易な構成で蓄電装置を効果的に昇温するための電気システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電気システムは、蓄電装置と、インバータと、調整装置とを備える。インバータは、蓄電装置に電力線対を通じて接続されている。調整装置は、電力線対の間隔を調整する。蓄電装置の昇温を開始するための昇温開始条件が成立した場合に、調整装置は、蓄電装置の電流のリプルが増大するように間隔を調整する。
【0007】
上記の構成とすることにより、調整装置により間隔が調整されて、リプルが増大する。これにより、蓄電装置の内部抵抗に起因して蓄電装置の電力損失が増大する。その結果、蓄電装置の昇温時に発熱量を増大させることができる。したがって、簡易な構成で蓄電装置を効果的に昇温させることができる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、簡易な構成で蓄電装置を効果的に昇温することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に従う電気システムが搭載された車両の全体構成図である。
アクチュエータの詳細な構成を説明するための図である。
増幅率の周波数特性、および、リプル振幅の周波数特性を表す図である。
制御装置により実行される処理を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図中の同一または相当部分には同一符号を付してその説明を繰り返さない。実施の形態およびその変形例の各々は、適宜互いに組み合わせられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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