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公開番号2025109981
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2025086220,2024027277
出願日2025-05-23,2019-03-27
発明の名称サポートプログラム、情報処理装置、および印刷方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250717BHJP(計算;計数)
要約【課題】OS標準の汎用印刷プログラムが組み込まれた情報処理装置において、印刷指示に基づく処理に関する情報を、ユーザが簡単に入手できる技術を提供すること。
【解決手段】汎用印刷プログラム41に対して、画像の印刷をプリンタ2に行わせる印刷指示があった場合に、補助プログラム42が、プリンタ2の現況情報をプリンタ2から取得し、取得した現況情報に基づいて、現況情報に基づくメッセージを出力する表示条件を満たすか否かを判断し、表示条件を満たすと判断した場合に、メッセージをPC1のUI20に表示させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、前記情報処理装置と接続するプリンタに対応するサポートプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記情報処理装置のオペレーティングシステムにあらかじめ組み込まれた汎用印刷プログラムに対して、画像の印刷を前記プリンタに行わせる印刷指示があったことに基づいて、取得処理と、判断処理と、表示処理とを実行させ、
前記取得処理では、
前記情報処理装置の通信インタフェースを介して前記プリンタに問い合わせ、前記プリンタの情報を取得し、
前記判断処理では、
前記取得処理にて取得した前記プリンタの情報に基づいて、前記情報に基づくメッセージを出力する表示条件を満たすか否かを判断し、
前記表示処理では、
前記判断処理にて前記表示条件を満たすと判断した場合に、前記メッセージを前記情報処理装置の表示デバイスに表示させる、
ことを特徴とするサポートプログラム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
請求項1に記載するサポートプログラムにおいて、
前記汎用印刷プログラムが印刷データを生成した後、前記コンピュータに、前記取得処理と、前記判断処理と、前記表示処理とを実行させ、
前記取得処理にて取得される前記プリンタの情報には、前記プリンタのステータスを示すステータス情報が含まれ、
前記表示条件を、前記ステータス情報が前記印刷指示に対応する印刷ジョブを実行できないステータスを示していることとする、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項3】
請求項2に記載するサポートプログラムにおいて、
前記表示処理では、
前記メッセージを表示した後、前記印刷指示に対応する前記印刷ジョブを実行できるステータスを示す前記ステータス情報を取得した場合、前記メッセージの表示を終了する、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項4】
請求項1に記載するサポートプログラムにおいて、
前記印刷指示に対応する印刷ジョブの印刷パラメータを受け付けた後、前記コンピュータに、前記取得処理と、前記判断処理と、前記表示処理とを実行させ、
前記取得処理にて取得される前記プリンタの情報には、前記プリンタに設定されている設定情報が含まれ、
前記表示条件を、前記印刷パラメータの値と、前記印刷パラメータに対応する前記設定情報に示される値と、が合致しないこととする、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項5】
請求項1に記載するサポートプログラムにおいて、
前記取得処理にて取得される前記プリンタの情報には、前記プリンタにて実行される印刷ジョブの状態を示すジョブ情報が含まれ、
前記表示条件を、前記印刷指示に対応する印刷ジョブの前記ジョブ情報が、前記印刷ジョブの終了を示していることとする、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項6】
請求項1に記載するサポートプログラムにおいて、
前記取得処理にて取得される前記プリンタの情報の種類には、前記汎用印刷プログラムが対応していない第1情報と、前記汎用印刷プログラムが対応している第2情報とが含まれ、
前記表示条件を、前記第1情報を取得したこととする、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1つに記載するサポートプログラムにおいて、
前記表示処理では、
前記メッセージを表示した後、所定の時間が経過すると、前記メッセージの表示を終了する、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1つに記載するサポートプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記汎用印刷プログラムが生成した印刷データの前記プリンタへの送信に基づいて、前記取得処理の定期的な実行を開始させる、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1つに記載するサポートプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記表示処理による前記メッセージの表示中、前記印刷指示に対応する印刷ジョブのキャンセルを受け付けるキャンセル受付処理と、
前記キャンセル受付処理にて前記印刷ジョブのキャンセルを受け付けた場合に、前記印刷ジョブのキャンセルコマンドを前記プリンタに送信する送信処理と、
を実行させる、
ことを特徴とするサポートプログラム。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれか1つに記載するサポートプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記印刷指示があった場合に、前記印刷指示の対象となる印刷ジョブの印刷パラメータの設定を受け付ける設定受付処理を実行させ、前記汎用印刷プログラムは、前記設定受付処理にて受け付けた前記印刷パラメータの設定に基づいて印刷データを生成し、
さらに前記コンピュータに、
前記表示処理にて前記メッセージを表示した場合に、前記設定受付処理を再実行させる、
ことを特徴とするサポートプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置からプリンタを制御する技術として、情報処理装置にプリンタドライバをインストールし、プリンタドライバによって印刷データを生成し、その印刷データをプリンタに送信する構成が広く知られている(例えば、特許文献1)。プリンタドライバは、プリンタのメーカから提供され、そのプリンタが有する各種の機能に対応しており、そのプリンタを十分に利用することができる。
続きを表示(約 1,600 文字)【先行技術文献】
【特許文献】
【0002】
特開2017-134718号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
近年、前述したプリンタドライバを利用せず、オペレーティングシステム(OS)に標準に組み込まれている汎用印刷プログラムによってプリンタを制御する技術が実用化されている。この技術では、OSがプリンタを検知するとOS標準の汎用印刷プログラムとの関連付けを行い、以後、そのプリンタに対する印刷指示を受け付けた場合に、プリンタドライバを用いずに、OS標準の汎用印刷プログラムによる印刷が可能になる。
【0004】
前述したOS標準の汎用印刷プログラムによる印刷であっても、プリンタドライバによる印刷と同様に、印刷データがOSのプリントキューに蓄積されることで印刷指示に対する処理が終了する。その後の印刷データに関する情報をユーザが入手する場合、OSのユーザインタフェースを操作する必要があり、ユーザにとって手間になる。
【0005】
本明細書は、OS標準の汎用印刷プログラムが組み込まれた情報処理装置において、印刷指示に基づく処理に関する情報を、ユーザが簡単に入手できる技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題の解決を目的としてなされたサポートプログラムの一態様は、情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、前記情報処理装置と接続するプリンタに対応するサポートプログラムであって、前記コンピュータに、前記情報処理装置のオペレーティングシステムにあらかじめ組み込まれた汎用印刷プログラムに対して、画像の印刷を前記プリンタに行わせる印刷指示があったことに基づいて、取得処理と、判断処理と、表示処理とを実行させ、前記取得処理では、前記情報処理装置の通信インタフェースを介して前記プリンタに問い合わせ、前記プリンタの情報を取得し、前記判断処理では、前記取得処理にて取得した前記プリンタの情報に基づいて、前記情報に基づくメッセージを出力する表示条件を満たすか否かを判断し、前記表示処理では、前記判断処理にて前記表示条件を満たすと判断した場合に、前記メッセージを前記情報処理装置の表示デバイスに表示させる、ことを特徴とする。
【0007】
上記サポートプログラムは、サポートプログラムがプリンタからそのプリンタの情報を取得し、表示条件を満たしている場合に、取得した情報に基づくメッセージを表示デバイスに表示する。このようなサポートプログラムによれば、ユーザがOSのユーザインタフェースを操作することなく、そのメッセージをユーザが確認することで、ユーザが印刷ジョブに関する情報を簡単に入手できる。
【0008】
上記装置の機能を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、および当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
【発明の効果】
【0009】
本明細書に開示される技術によれば、OS標準の汎用印刷プログラムが組み込まれた情報処理装置において、印刷指示に基づく処理に関する情報を、ユーザが簡単に入手できる技術が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
印刷システムの電気的構成を示すブロック図である。
各プログラムによる動作の順序の例を示すシーケンス図である。
データ構造の例を示す説明図であって、(a)は印刷データを示し、(b)は現況情報を示す。
メッセージの一例を示すUI図である。
各プログラムによる動作の順序の例を示すシーケンス図である。
各プログラムによる動作の順序の例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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