TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025109007
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002641
出願日
2024-01-11
発明の名称
フッ化物イオン電池用負極活物質及びその製造方法、負極合材、並びにフッ化物イオン電池
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
4/58 20100101AFI20250716BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本開示は、電池容量を改善することができるフッ化物イオン電池用負極活物質及びその製造方法、そのような負極活物質を含む負極合材、並びにそのような負極合材を含有しているフッ化物イオン電池を提供する。
【解決手段】本開示のフッ化物イオン電池用負極活物質は、下記式(1)で表される:Mg
1-x
M
III
x
F
2+x
… (1)(式(1)中、M
III
は3価の金属であり、xは0超0.5未満である。)。負極活物質を製造する本開示の方法は、下記の工程を含む:フッ化マグネシウム及び3価の金属のフッ化物を含む原料を提供すること、原料に機械的衝撃を与えて反応させること。本開示の負極合材は、本開示の負極活物質を含む。本開示のフッ化物イオン電池1は、負極活物質層20を有し、かつ負極活物質層が、本開示の負極合材を含有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
下記式(1)で表されるフッ化物イオン電池用負極活物質:
Mg
1-x
M
III
x
F
2+x
… (1)
(前記式(1)中、M
III
は3価の金属であり、xは0超0.5未満である。)。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記M
III
が、アルミニウム、スカンジウム、ガリウム、イットリウム、及びランタノイドから選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の負極活物質。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の負極活物質を含む、負極合材。
【請求項4】
負極活物質層を有し、かつ
前記負極活物質層が、請求項3に記載の負極合材を含有している、
フッ化物イオン電池。
【請求項5】
下記の工程を含む、請求項1に記載の負極活物質の製造方法:
フッ化マグネシウム及び前記3価の金属のフッ化物を含む原料を提供すること、
前記原料に機械的衝撃を与えて反応させること。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、フッ化物イオン電池用負極活物質及びその製造方法、負極合材、並びにフッ化物イオン電池に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
高電圧かつ高エネルギー密度な電池として、例えばリチウムイオン電池が知られている。リチウムイオン電池は、リチウムイオンをキャリアとして用いるカチオンベースの電池である。これに対して、アニオンベースの電池として、フッ化物イオンをキャリアとして用いるフッ化物イオン電池が知られている。
【0003】
特許文献1及び2、並びに非特許文献1が開示しているように、フッ化物イオン電池の負極活物質として、金属マグネシウム又はフッ化マグネシウムのようなマグネシウム材料を利用することが検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2008-537312号公報
特開2022-123264号公報
【非特許文献】
【0005】
Journal of Materials Chemistry A, 2014, 2, 20861
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
負極活物質としてのマグネシウム材料を含むフッ化物イオン電池において、電池容量について改善の余地がある。
【0007】
本開示は、電池容量を改善することができるフッ化物イオン電池用負極活物質及びその製造方法、そのような負極活物質を含む負極合材、並びにそのような負極合材を含有しているフッ化物イオン電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本件開示者等は、以下の手段により上記課題を解決することができることを見出した。
〈態様1〉
下記式(1)で表されるフッ化物イオン電池用負極活物質:
Mg
1-x
M
III
x
F
2+x
… (1)
(前記式(1)中、M
III
は3価の金属であり、xは0超0.5未満である。)。
〈態様2〉
前記M
III
が、アルミニウム、スカンジウム、ガリウム、イットリウム、及びランタノイドから選択される少なくとも1種である、態様1に記載の負極活物質。
〈態様3〉
態様1又は2に記載の負極活物質を含む、負極合材。
〈態様4〉
負極活物質層を有し、かつ
前記負極活物質層が、態様3に記載の負極合材を含有している、
フッ化物イオン電池。
〈態様5〉
下記の工程を含む、態様1に記載の負極活物質の製造方法:
フッ化マグネシウム及び前記3価の金属のフッ化物を含む原料を提供すること、
前記原料に機械的衝撃を与えて反応させること。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、電池容量を改善することができるフッ化物イオン電池用負極活物質及びその製造方法、そのような負極活物質を含む負極合材、並びにそのような負極合材を含有しているフッ化物イオン電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示のフッ化物イオン電池の一例を示す概略断面図である。
図2(a)は、実施例の負極活物質のXRDパターンである。
図2(b)は、実施例の負極活物質のXRDパターンである。
図2(c)は、比較例の負極活物質のXRDパターンである。
図3(a)は、実施例の電池の充放電曲線である。
図3(b)は、実施例の電池の充放電曲線である。
図3(c)は、実施例の電池の充放電曲線である。
図3(d)は、実施例の電池の充放電曲線である。
図3(e)は、実施例の電池の充放電曲線である。
図3(f)は、実施例の電池の充放電曲線である。
図3(g)は、実施例の電池の充放電曲線である。
図3(h)は、実施例の電池の充放電曲線である。
図3(i)は、実施例の電池の充放電曲線である。
図3(j)は、実施例の電池の充放電曲線である。
図3(k)は、実施例の電池の充放電曲線である。
図3(l)は、実施例の電池の充放電曲線である。
図3(m)は、比較例の電池の充放電曲線である。
図3(n)は、比較例の電池の充放電曲線である。
図3(o)は、比較例の電池の充放電曲線である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電池
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両
27日前
トヨタ自動車株式会社
電池
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
20日前
トヨタ自動車株式会社
車両
21日前
トヨタ自動車株式会社
方法
6日前
トヨタ自動車株式会社
方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
22日前
トヨタ自動車株式会社
電極
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電極
1か月前
トヨタ自動車株式会社
装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
5日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
20日前
トヨタ自動車株式会社
車両
29日前
トヨタ自動車株式会社
電池
23日前
トヨタ自動車株式会社
膜体
8日前
トヨタ自動車株式会社
車両
8日前
トヨタ自動車株式会社
車両
6日前
トヨタ自動車株式会社
方法
23日前
トヨタ自動車株式会社
方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
モータ
22日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
1日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
22日前
トヨタ自動車株式会社
電極体
28日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
29日前
トヨタ自動車株式会社
充電器
23日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
23日前
トヨタ自動車株式会社
自動車
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電動車
29日前
トヨタ自動車株式会社
充電器
20日前
トヨタ自動車株式会社
自動車
今日
トヨタ自動車株式会社
移動体
22日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
20日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
5日前
続きを見る
他の特許を見る