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公開番号
2025109257
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024002972
出願日
2024-01-12
発明の名称
イオン風発生装置
出願人
株式会社SUBARU
代理人
個人
,
個人
主分類
H01T
19/00 20060101AFI20250717BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】発生部で発生させたイオンを加速部で加速する場合に、好適にイオン風を発生させる。
【解決手段】イオン風発生装置は、第1電極と、第1電極から離間して配置された第2電極と、第2電極よりも第1電極から離間した位置に配置された第3電極と、第1電極と第2電極との間にコロナ放電を誘起させる電圧を印可する第1電源と、第2電極と第3電極との間に電圧を印可する第2電源と、 を備える。第2電極は、表面に絶縁被膜を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1電極と、
前記第1電極から離間して配置された第2電極と、
前記第2電極よりも前記第1電極から離間した位置に配置された第3電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間にコロナ放電を誘起させる電圧を印可する第1電源と、
前記第2電極と前記第3電極との間に電圧を印可する第2電源と、
を備え、
前記第2電極は、表面に絶縁被膜を有する、
イオン風発生装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記第1電極から前記第2電極に向かう第1方向が、前記第2電極から前記第3電極に向かう第2方向と交差する、
請求項1に記載のイオン風発生装置。
【請求項3】
前記第1電極、前記第2電極及び前記第3電極を支持し、前記第2方向に沿った管状部材を備え、
前記管状部材は、
前記第1電極を壁部に支持し、
当該第1電極を支持する壁部に、内外を連通するスリットが形成される、
請求項2に記載のイオン風発生装置。
【請求項4】
前記第1電極、前記第2電極及び前記第3電極を支持し、前記第2方向に沿った管状部材を備え、
前記第1電極及び前記第2電極は、互いに対応する複数が設けられ、
複数の第1電極は、前記管状部材の外周部に、周方向に沿って配列され、
複数の第2電極の各々は、対応する前記第1電極よりも前記管状部材の内径側に配置される、
請求項2に記載のイオン風発生装置。
【請求項5】
前記第2電極及び前記第3電極は、互いに近い側の部分が、丸みを帯びた形状に形成される、
請求項1に記載のイオン風発生装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、イオン風を発生させるイオン風発生装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、放電により生成したイオンを電場に沿って加速させて気流(イオン風)を作るイオン風発生装置が知られている。
この種のイオン風発生装置では、一対の電極によって発生させたイオンを、その後流に配置した別の電極によってさらに加速させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/029962号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、発生部で発生させたイオンを加速部で加速する場合に、好適にイオン風を発生させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明の一実施の形態は、イオン風発生装置であって、
第1電極と、
前記第1電極から離間して配置された第2電極と、
前記第2電極よりも前記第1電極から離間した位置に配置された第3電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間にコロナ放電を誘起させる電圧を印可する第1電源と、
前記第2電極と前記第3電極との間に電圧を印可する第2電源と、
を備え、
前記第2電極は、表面に絶縁被膜を有する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、第2電極が表面に絶縁被膜を有するので、第1電極から第2電極に向かったイオンは当該第2電極に吸収されることなく、第3電極に向かって加速される。また、第2電極の絶縁耐力が向上するため、各電極間に印加する電圧を大きくでき、ひいてはイオンの速度をさらに上げることができる。
したがって、第1電極と第2電極の発生部で発生させたイオンを、第2電極と第3電極の加速部で加速する場合に、好適にイオン風を発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るイオン風発生装置の外観図である。
実施形態に係るイオン風発生装置の概略構成を示す断面図である。
実施形態に係る電極ユニットを示す斜視図である。
実施形態に係るイオン風発生装置を動作させたときのイオンの動きを説明するための図であって、電極ユニットを軸方向から見た図である。
実施形態に係るイオン風発生装置を動作させたときのイオンの動きを説明するための図であって、軸方向の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0009】
[イオン風発生装置の構成]
図1は、本実施形態に係るイオン風発生装置1の外観図であり、図2は、イオン風発生装置1の概略構成を示す断面図であり、図3は、イオン風発生装置1が備える電極ユニット2を示す斜視図である。
イオン風発生装置1は、放電により生成したイオンを電場に沿って加速させて気流(イオン風)を発生させる。
具体的には、図1~図3に示すように、イオン風発生装置1は、イオン風を発生させる電極ユニット2と、電極ユニット2を支持するノズル管3と、電極ユニット2に電圧を印可する第1電源41及び第2電源42とを備える。
【0010】
ノズル管3は、例えば所定長さの円筒状に形成され、内部に気流を流すとともに、電極ユニット2を支持する。ノズル管3は、本発明に係る管状部材の一例である。
以下、ノズル管3の中心軸に沿った方向(図1~図3の上下方向)を「軸方向」、中心軸に垂直な方向を「径方向」、中心軸を中心とする回転方向を「周方向」という。また、軸方向の両側について、気流の方向に対応させて、単に「上流側(図1~図3の上側)」「下流側(図1~図3の下側)」という場合がある(図5参照)。
(【0011】以降は省略されています)
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