TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025108800
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002207
出願日
2024-01-11
発明の名称
エアバッグ装置
出願人
株式会社SUBARU
代理人
個人
主分類
B60R
21/207 20060101AFI20250716BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両Vの側面から衝突が発生したときにおける乗員の安全性を向上させる。
【解決手段】車両Vに衝突が発生したときに、環状に連結された気室210~気室240が乗員P1の車幅方向内側に膨張展開するエアバッグ部200を備えている。気室210~気室240は、車両上側および車両下側には車両前後方向に延在する気室210および気室220と、車両前側および車両後側には車両上下方向に延在する気室230および気室240と、が設けられている。気室210および気室220との間には、気室230および気室240の車両上下方向の長さよりも短い長さを有する基布300が接合され、気室230と気室240との間には、車両前後方向に向かって基布310が接合されている。エアバッグ部200が膨張展開したときには、気室230および気室240は、乗員P1の車幅方向内側に向かって屈曲している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に衝突が発生したときに、環状に連結された複数の気室が乗員の車幅方向内側に膨張展開するエアバッグ部を備え、
前記気室は、少なくとも車両上側および車両下側には車両前後方向に延在する第1の気室および第2の気室と、車両前側および車両後側には車両上下方向に延在する第3の気室および第4の気室と、が設けられ、
前記第1の気室および前記第2の気室との間には、前記第3の気室および前記第4の気室の車両上下方向の長さよりも短い長さを有する第1の基布が接合され、
前記第3の気室および前記第4の気室との間には、車両前後方向に向かって第2の基布が接合され、
前記エアバッグ部が膨張展開したときに、前記第3の気室および前記第4の気室は、前記乗員の車幅方向内側に向かって屈曲していることを特徴とするエアバッグ装置。
続きを表示(約 93 文字)
【請求項2】
前記第2の基布は、前記第3の気室および前記第4の気室との間に、車両上下方向に隙間を有して複数設けられていることを特徴とする請求項1の記載のエアバッグ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアバッグ装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、車両衝突時における乗員を保護する安全装置として、エアバッグ装置が既に広く実用化され、普及している。
上記エアバッグ装置の1つとして、自車両に対して側面からの衝突が発生したときに、側面からの衝突によって発生する乗員の挙動を抑制するように、乗員を保護するファーサイドエアバッグ装置も実用化されている。
【0003】
この種のエアバッグ装置としては、例えば、シートの側部から展開することで乗員を拘束するエアバッグと、エアバッグの乗員側の外側の表面上において、当該エアバッグの縦方向に延びる外部テザーを備え、外部テザーは、エアバッグの縦方向の展開長さを規制するように構成され、エアバッグを形成する基布部分の、乗員と反対側の面には、当該基布部分を折り込んで形成されるプリーツが設けられている技術が開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6940689号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の特許文献1に記載のエアバッグ装置は、車両の側面から衝突が発生しエアバッグが膨張展開したときに、エアバッグは、乗員側が凹になるように湾曲し、エアバッグ上部が乗員の頭部を速やかに拘束し受け止めるものである。
しかしながら、エアバッグ装置が装着されているシートに着座している乗員と、隣接するシートに着座している他の乗員との接触に関する考慮がされていないため、隣接して着座している乗員同士が接触してしまう虞があるという課題があった。
【0006】
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、車両に衝突が発生したときにおける乗員の安全性を向上させるエアバッグ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両に衝突が発生したときに、環状に連結された複数の気室が乗員の車幅方向内側に膨張展開するエアバッグ部を備え、前記気室は、少なくとも車両上側および車両下側には車両前後方向に延在する第1の気室および第2の気室と、車両前側および車両後側には車両上下方向に延在する第3の気室および第4の気室と、が設けられ、前記第1の気室および前記第2の気室との間には、前記第3の気室および前記第4の気室の車両上下方向の長さよりも短い長さを有する第1の基布が接合され、前記第3の気室および前記第4の気室との間には、車両前後方向に向かって第2の基布が接合され、前記エアバッグ部が膨張展開したときに、前記第3の気室および前記第4の気室は、前記乗員の車幅方向内側に向かって屈曲しているエアバッグ装置を提案している。
【発明の効果】
【0008】
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、車両に衝突が発生したときにおける乗員の安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係るエアバッグ装置を搭載した車両を車両上側から見た平面図である。
本発明の実施形態に係るエアバッグ装置を搭載した着座シートを車両上側から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係るエアバッグ装置において、エアバッグが膨張展開している状態を車両上側から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係るエアバッグ装置において、エアバッグが膨張展開した状態を示す構成図であり、(a)は車両進行方向を向いて右側から見た側面図であり、(b)は車両進行方向側から見た正面図である。
本発明の実施形態に係るエアバッグ装置において、運転席側の着座シートに乗員が着座している状態において車両の側面から衝突が発生したときに、エアバッグが膨張展開した状態を示す車両進行方向側から見た正面図である。
本発明の実施形態に係るエアバッグ装置において、運転席側の着座シートおよび助手席側の着座シートに乗員が着座している状態において車両の側面から衝突が発生したときに、エアバッグが膨張展開した状態を示す車両進行方向側から見た正面図である。
本発明の変形例1に係るエアバッグ装置において、エアバッグが膨張展開した状態を示す構成図であり、(a)は車両進行方向を向いて右側から見た側面図であり、(b)は車両進行方向側から見た正面図である。
本発明の変形例2に係るエアバッグ装置において、エアバッグが膨張展開した状態を車両上側から見た平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図1から図8を用いて、本実施形態に係るエアバッグ装置1およびエアバッグ装置1Aについて説明する。なお、図面に適宜示されている矢印FRは、図1に示す車両Vの車両進行方向を示し、矢印UPは車両Vの上側を示し、矢印RHは車両進行方向を向いたときの右側を示している。また、以下の説明において、上下、前後、左右の方向を用いて説明するときには、特に断りのない限り、車両進行方向を向いたときの上下方向、車両進行方向を前としての前後方向、車両進行方向を向いたときの左右方向を示すものとする。
運転席は、車両Vにおいて車両進行方向を向いたときの左側にあってもよいし、右側にあってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社SUBARU
車両
4日前
株式会社SUBARU
モータ
11日前
株式会社SUBARU
解析方法
1日前
株式会社SUBARU
解析装置
10日前
株式会社SUBARU
エアバッグ装置
2日前
株式会社SUBARU
エアバッグ装置
9日前
株式会社SUBARU
イオン風発生装置
8日前
株式会社SUBARU
センサ位置決定方法
1日前
株式会社SUBARU
車両の運転支援装置
23日前
株式会社SUBARU
ポンプの固着防止装置
10日前
株式会社SUBARU
車両用サイドガラス装置
9日前
株式会社SUBARU
車両用ナビゲーション装置
9日前
株式会社SUBARU
機械学習装置および機械学習方法
4日前
株式会社SUBARU
蒸発燃料処理システムの診断装置
15日前
株式会社SUBARU
ドリルガード及び被穿孔品の製造方法
2日前
株式会社SUBARU
可変バルブタイミング機構および車両
1日前
株式会社SUBARU
評価方法、情報処理装置及び評価システム
4日前
株式会社SUBARU
動物運搬車の制御システムおよび動物運搬車
11日前
株式会社SUBARU
ダイカスト用のプランジャチップ及び射出装置
8日前
株式会社SUBARU
情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム
8日前
株式会社SUBARU
スクラップシュートの設計支援方法及びスクラップシュートの設計支援装置
8日前
個人
カーテント
2か月前
個人
タイヤレバー
3日前
個人
警告装置
3か月前
個人
車窓用防虫網戸
2か月前
個人
小型EVシステム
3か月前
日本精機株式会社
ケース
3か月前
個人
車輪清掃装置
2か月前
個人
ホイルのボルト締結
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1日前
個人
車両通過構造物
4日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1日前
日本精機株式会社
表示装置
1日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
4か月前
続きを見る
他の特許を見る