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公開番号2025109491
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024003416
出願日2024-01-12
発明の名称情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム
出願人株式会社SUBARU
代理人弁理士法人太田特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250717BHJP(信号)
要約【課題】ユーザの行動に関する目標を提示し、ユーザの注意力の低下を抑制可能な方法でいずれかの目標をユーザに選択させる。
【解決手段】ユーザの行動に関する目標を示す複数の提示情報のうちの一つ又は複数の提示情報を選定し、ユーザに提示する処理を実行する情報処理装置は、ユーザの行動に要する注意力の負荷を推定し、提示した提示情報のうちのいずれかの提示情報をユーザに選択させる際に、マイクロフォンを介したユーザの発話入力、又は、操作入力部を介したユーザの手動入力、のいずれの方法により選択させるかを注意力の負荷に基づいて決定し、決定した方法によりいずれかの提示情報を選択させる処理を実行する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの行動に関する目標を示す複数の提示情報を記録した提示情報記憶部と、
前記提示情報のうちの一つ又は複数の提示情報を選定し、前記ユーザに提示する処理を実行する処理部と、を備えた情報処理装置であって、
前記処理部は、
前記ユーザの行動に要する注意力の負荷を推定し、
提示した前記提示情報のうちのいずれかの提示情報を前記ユーザに選択させる際に、マイクロフォンを介した前記ユーザの発話入力、又は、操作入力部を介した前記ユーザの手動入力、のいずれの方法により選択させるかを前記注意力の負荷に基づいて決定し、
前記決定した方法により前記いずれかの提示情報を選択させる処理を実行する、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記処理部は、
前記注意力の負荷が所定の第1基準より低い状態が所定時間以上継続すると推定される場合、前記ユーザの発話入力の方法により前記いずれかの提示情報を選択させると決定し、
前記注意力の負荷が前記所定の第1基準より低い状態が所定時間以上継続しないと推定される場合、前記ユーザの手動入力の方法により前記いずれかの提示情報を選択させると決定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記処理部は、
前記注意力の負荷が前記所定の第1基準より低く、かつ、前記所定の第1基準よりさらに低い所定の第2基準よりも低い場合、複数の前記提示情報を前記ユーザに提示して、前記いずれかの提示情報を選択させ、
前記注意力の負荷が前記所定の第1基準より低く、かつ、前記所定の第2基準よりも高い場合、一つの前記提示情報を前記ユーザに提示して、前記提示情報を選択させる、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記処理部は、
前記注意力の負荷が前記所定の第1基準より高い場合、前記提示情報を選択させるための問いかけを行うことなく、一つの前記提示情報を前記ユーザに提示する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記ユーザの行動は、ドライバによる車両の運転行動であり、
前記処理部は、前記車両の走行状態、道路形状、周囲環境、天候、及び、前記ドライバの運転技能、のうちの少なくとも一つに基づいて前記ドライバの前記運転行動に要する注意力の負荷を推定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
コンピュータが、ユーザの行動に関する目標を示す複数の提示情報のうちの一つ又は複数の提示情報を選定し、前記ユーザに提示する処理を実行する情報処理方法であって、
前記ユーザの行動に要する注意力の負荷を推定することと、
提示した前記提示情報のうちのいずれかの提示情報を前記ユーザに選択させる際に、マイクロフォンを介した前記ユーザの発話入力、又は、操作入力部を介した前記ユーザの手動入力、のいずれの方法により選択させるかを前記注意力の負荷に基づいて決定することと、
前記決定した方法により前記いずれかの提示情報を選択させる処理を実行することと、
を含む、情報処理方法。
【請求項7】
コンピュータを、ユーザの行動に関する目標を示す複数の提示情報のうちの一つ又は複数の提示情報を選定し、前記ユーザに提示する処理を実行する情報処理装置として機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記ユーザの行動に要する注意力の負荷を推定することと、
提示した前記提示情報のうちのいずれかの提示情報を前記ユーザに選択させる際に、マイクロフォンを介した前記ユーザの発話入力、又は、操作入力部を介した前記ユーザの手動入力、のいずれの方法により選択させるかを前記注意力の負荷に基づいて決定することと、
前記決定した方法により前記いずれかの提示情報を選択させる処理を実行することと、
を含む処理を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両のドライバに対して運転に関するアドバイスを提示する装置が種々提案されている。例えば特許文献1には、ドライバの運転操作に応じた自車両の実際の動作に関する情報を実動作情報として取得する実動作情報取得部と、自車両の走行シーンを判定する走行シーン判定部と、自車両の走行シーンを用い、自車両の理想動作に関する情報を理想動作情報として算出する理想動作情報算出部と、実動作情報の推移と理想動作情報の推移とを同じ時間軸上で示す推移情報を情報提示部に提示する提示制御部と、を備える安全運転支援装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-220171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、人が何らかの行動を起こす場合の動機づけ(モチベーション)として、外発的動機づけ及び内発的動機づけが存在することが知られている。外発的動機づけとは、報酬や評価等の外部からもたらされるものを目標としてその目標を実現するために行動しようとして生まれる動機づけであり、内発的動機づけとは、物事に対する好奇心や探求心などの人の内的な欲求に起因して生まれる動機づけである。内発的動機づけは、行動自体が目的となるため、高い集中力が発揮されやすく、行動することによって欲求が満たされるため、進んで行動し、最適化しようとすることから、質の高い行動を自ら進んで長く続けられるというメリットがある。
【0005】
このため、所定の行動を起こす人に対してアドバイスをする際にも、単に外的に行動結果の目標を設定するよりも、その人自身に目標とする具体的行動を選択させて内発的動機づけを生じさせることが有効と考えられる。しかしながら、車両の運転中など、人が精神的又は動作的に注意力の負荷がかかる状態において目標とする具体的行動を選択させるには、具体的行動を選択することに意識を取られ、注意力が低下するおそれがある。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ユーザの行動に関する目標を提示し、ユーザの注意力の低下を抑制可能な方法でいずれかの目標をユーザに選択させることが可能な情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ユーザの行動に関する目標を示す複数の提示情報を記録した提示情報記憶部と、上記提示情報のうちの一つ又は複数の提示情報を選定し、上記ユーザに提示する処理を実行する処理部と、を備えた情報処理装置であって、上記処理部は、上記ユーザの行動に要する注意力の負荷を推定し、提示した上記提示情報のうちのいずれかの提示情報を上記ユーザに選択させる際に、マイクロフォンを介した上記ユーザの発話入力、又は、操作入力部を介した上記ユーザの手動入力、のいずれの方法により選択させるかを上記注意力の負荷に基づいて決定し、上記決定した方法により上記いずれかの提示情報を選択させる処理を実行する、情報処理装置が提供される。
【0008】
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータが、ユーザの行動に関する目標を示す複数の提示情報のうちの一つ又は複数の提示情報を選定し、上記ユーザに提示する処理を実行する情報処理方法であって、上記ユーザの行動に要する注意力の負荷を推定することと、提示した上記提示情報のうちのいずれかの提示情報を上記ユーザに選択させる際に、マイクロフォンを介した上記ユーザの発話入力、又は、操作入力部を介した上記ユーザの手動入力、のいずれの方法により選択させるかを上記注意力の負荷に基づいて決定することと、上記決定した方法により上記いずれかの提示情報を選択させる処理を実行することと、を含む、情報処理方法が提供される。
【0009】
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、ユーザの行動に関する目標を示す複数の提示情報のうちの一つ又は複数の提示情報を選定し、上記ユーザに提示する処理を実行する情報処理装置として機能させるためのプログラムであって、上記コンピュータに、上記ユーザの行動に要する注意力の負荷を推定することと、提示した上記提示情報のうちのいずれかの提示情報を上記ユーザに選択させる際に、マイクロフォンを介した上記ユーザの発話入力、又は、操作入力部を介した上記ユーザの手動入力、のいずれの方法により選択させるかを上記注意力の負荷に基づいて決定することと、上記決定した方法により上記いずれかの提示情報を選択させる処理を実行することと、を含む処理を実行させるプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0010】
以上説明したように本発明によれば、ユーザの行動に関する目標を提示し、ユーザの注意力の低下を抑制可能な方法でいずれかの目標をユーザに選択させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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