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公開番号
2025108801
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002208
出願日
2024-01-11
発明の名称
車両用サイドガラス装置
出願人
株式会社SUBARU
代理人
個人
主分類
B60J
1/16 20060101AFI20250716BHJP(車両一般)
要約
【課題】後席ドアが閉められた状態において、容易にサイドガラス部を開放された状態にできる。
【解決手段】後席ドアRDの車両上側に設けられているサイドガラス部100と、車両後側の車体BDに固定され、サイドガラス部100を摺動させるスライドレール部200と、サイドガラス部100を車両前後方向に摺動させるサイドガラス移動部300と、サイドガラス部100を開閉するときに、サイドガラス部100をスライドレール部200に誘導し嵌合させる調整機構部400と、を備え、サイドガラス移動部300には、サイドガラス部100と嵌合するピボット嵌合部310を有し、調整機構部400には、サイドガラス部100が車両後側に向かって移動したときにはスライドレール部200に嵌合して摺動する調整機構嵌合部410を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両における後席ドアに開閉可能に設けられているサイドガラス部と、
前記サイドガラス部の上端部あるいは下端部の少なくとも一方側において車体に固定され、前記サイドガラス部を摺動させるスライドレール部と、
前記サイドガラス部を車両前後方向に摺動させるサイドガラス移動部と、
前記サイドガラス部を開閉するときに、前記サイドガラス部を前記スライドレール部に誘導し嵌合させる調整機構部と、
を備え、
前記サイドガラス移動部は、車両上下方向かつ車幅方向に角度変更可能に前記サイドガラス部と嵌合するピボット嵌合部を有し、
前記調整機構部には、車両上下方向かつ車幅方向に向かって角度変更可能に前記サイドガラス部に設けられ、前記サイドガラス部が車両後側に向かって移動したときには前記スライドレール部に嵌合して摺動する調整機構嵌合部を有していることを特徴とする車両用サイドガラス装置。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記調整機構嵌合部は、車両前後方向に長軸を有する楕円体形状を成していることを特徴とする請求項1に記載の車両用サイドガラス装置。
【請求項3】
前記後席ドアに固定され、前記調整機構嵌合部に当接して少なくとも1箇所に設けられ、前記調整機構嵌合部の角度を調整する角度調整部と、
前記角度調整部を制御する制御部と、
を備え、
前記角度調整部は、前記調整機構嵌合部に当接し内部圧力によって膨張あるいは収縮可能に設けられたプラダ部と、前記制御部が制御することによって前記プラダ部の内部圧力を調整する圧力調整部と、が設けられていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の車両用サイドガラス装置。
【請求項4】
前記後席ドアには、前記後席ドアと車両後側の前記車体との位置ずれ情報を取得する位置検出部をさらに備え、
前記制御部は、前記位置検出部から送信された前記後席ドアの位置ずれ情報に基づいて前記角度調整部を制御することを特徴とする請求項3に記載の車両用サイドガラス装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用サイドガラス装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、乗員が荷物を抱えている状況で車両に乗車するときには、乗員は、車両の助手席、後部座席あるいはトランク等に荷物を置くことになる。
【0003】
車両の後席ドアがスライド式ではない場合には、駐車場において、他の車両が隣接して駐車されていることによってドアを開くことが困難な場合がある。また、乗員が、荷物を後部座席に置く体制を取れない場合もある。
そのため、例えば、手荷物、買い物袋、傘、コート等の乗員の荷物が、ドアを開けることなく開放された窓から車内に置くことができれば便利であるという要望がある。
【0004】
上記の要求に対応する技術として、サイドウィンドの上下縁に配置した主レールにスライド可能に嵌着したスライダーを、フリップアウトリンクを介して窓ガラスに取付け、該フリップアウトリンクのガイドを該主レールの外側に配置した副レールにスライド可能に嵌着し、該副レールには該窓ガラスをフリップアウトさせるための屈曲部を設け、該スライダーを、ワイヤを介してモータによってスライドさせることによって、自動車等の車両のサイドウィンドの窓ガラスを更に開く技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平09-002062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、サイドウィンド部あるいは窓枠部の上下縁に主レールを設け、窓ガラスの上下部に設けられたスライド構造を動作させるため、窓ガラスの大きさよりも小さい範囲で開放させる構成となる。そのため、乗員が手荷物を開放された窓から車内に置くには不十分な開放範囲である虞があるという課題があった。
【0007】
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、後席ドアが閉められた状態において、容易にサイドガラス部を開放された状態にできる車両用サイドガラス装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両における後席ドアに開閉可能に設けられているサイドガラス部と、前記サイドガラス部の上端部あるいは下端部の少なくとも一方側において車体に固定され、前記サイドガラス部を摺動させるスライドレール部と、前記サイドガラス部を車両前後方向に摺動させるサイドガラス移動部と、前記サイドガラス部を開閉するときに、前記サイドガラス部を前記スライドレール部に誘導し嵌合させる調整機構部と、を備え、前記サイドガラス移動部は、車両上下方向かつ車幅方向に角度変更可能に前記サイドガラス部と嵌合するピボット嵌合部を有し、前記調整機構部には、車両上下方向かつ車幅方向に向かって角度変更可能に前記サイドガラス部に設けられ、前記サイドガラス部が車両後側に向かって移動したときには前記スライドレール部に嵌合して摺動する調整機構嵌合部を有している車両用サイドガラス装置を提案している。
【発明の効果】
【0009】
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、後席ドアが閉められた状態において、容易にサイドガラス部を開放された状態にできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施形態に係る車両用サイドガラス装置の構成を示す構成図である。
本発明の第1の実施形態に係る車両用サイドガラス装置におけるスライドレール部およびサイドガラス部を車両上側から見た斜視図であり、(a)は図1に示されたAA部を見た斜視図であり、(b)は図1に示されたBB部を見た斜視図である。
本発明の第1の実施形態に係る車両用サイドガラス装置におけるサイドガラス移動部の構成図であり、図1に示されたCC部を車両上側から見た斜視図である。
本発明の第1の実施形態に係る車両用サイドガラス装置における調整機構部の構成図であり、(a)は、調整機構部を車両上側から見た平面図であり、(b)は、調整機構部を車両進行方向側から見た正面図である。
本発明の第1の実施形態に係る車両用サイドガラス装置におけるサイドガラス部の状態を示す概要図であり、(a)は、サイドガラス部が閉じている状態を示し、(b)は、サイドガラス部が開いている状態を示している。
本発明の第1の実施形態に係る車両用サイドガラス装置における調整機構部の可動状況を示す概要図であり、(a)は、調整機構部を車両上側から見た平面図であり、(b)は、調整機構部を車両進行方向側から見た正面図であり、(c)は、調整機構部を車両右側から見た側面図である。
本発明の第1の実施形態に係る調整機構部がスライドレール部に嵌合する状態を示す概要図であり、(a)および(b)は、調整機構部とスライドレール部が車両上下方向に位置ずれが発生している状態を車両側面側から見た側面図であり、(c)および(d)は、調整機構部とスライドレール部が車幅方向に位置ずれが発生している状態を車両上側から見た平面図である。
本発明の第2の実施形態に係る車両用サイドガラス装置の構成を示す構成図である。
本発明の第2の実施形態に係る車両用サイドガラス装置における角度調整部の構成を示す構成図であり、(a)は、図8に示されたDD部を車両上側から見た平面図であり、(b)は、図8に示されたDD部を車両進行方向側から見た正面図である。
本発明の第2の実施形態に係る車両用サイドガラス装置における制御部の接続を示す構成図である。
本発明の第2の実施形態に係る車両用サイドガラス装置において、サイドガラス部を開放するときの制御部における処理フロー図である。
本発明の第2の実施形態に係る車両用サイドガラス装置における角度調整部の可動状況を示す概要図であり、(a)は、角度調整部を車両上側から見た平面図であり、(b)は、角度調整部を車両進行方向側から見た正面図であり、(c)は、角度調整部を車両右側から見た側面図である。
本発明の第2の実施形態に係る車両用サイドガラス装置において、サイドガラス部を閉じるときの制御部における処理フロー図である。
本発明の変形例に係る車両用サイドガラス装置におけるスライドレール部およびサイドガラス部を車両上側から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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