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公開番号
2025110519
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004396
出願日
2024-01-16
発明の名称
液体吐出装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250722BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】液体吐出装置を小型化する。
【解決手段】移動方向Bに移動しつつ液体吐出面5Aから媒体Mに液体を吐出する液体吐出部5と、液体吐出部5が移動方向Bに移動した際に液体吐出面5Aと対向可能に延在し、媒体Mを支持するプラテン3Bと、液体吐出部5とプラテン3Bとを収容する筐体9と、を備え、筐体9内には、液体吐出部5のメンテナンスを行う領域であるとともに液体吐出部5のメンテナンスを行う際に液体吐出面5Aと対向するメンテナンス領域101と、メンテナンス領域101とプラテン3Bとが移動方向Bにおいて部分的に重なる重なり領域102と、が設けられ、プラテン3Bは、重なり領域102に切り欠き部103が形成されている液体吐出装置1。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
移動方向に移動しつつ液体吐出面から媒体に液体を吐出する液体吐出部と、
前記液体吐出部が前記移動方向に移動した際に前記液体吐出面と対向可能に延在し、前記媒体を支持するプラテンと、
前記液体吐出部と前記プラテンとを収容する筐体と、
を備え、
前記筐体内には、前記液体吐出部のメンテナンスを行う領域であるとともに前記液体吐出部のメンテナンスを行う際に前記液体吐出面と対向するメンテナンス領域と、前記メンテナンス領域と前記プラテンとが前記移動方向において部分的に重なる重なり領域と、が設けられ、
前記プラテンは、前記重なり領域に切り欠き部が形成されていることを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された液体吐出装置において、
前記筐体内には、前記媒体の前記移動方向の端部を押さえる押さえ部材が設けられ、
前記プラテンは、前記押さえ部材を取り付ける押さえ部材取付部を有し、
前記押さえ部材取付部は、前記プラテンに対する前記押さえ部材の前記移動方向の移動を許容するとともに、前記重なり領域に至ることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載された液体吐出装置において、
前記切り欠き部は、表面が曲面状の端部を有することを特徴とする液体吐出装置。
【請求項4】
請求項1または2に記載された液体吐出装置において、
前記切り欠き部は、前記液体吐出面と前記プラテンとの対向方向において前記移動方向から見て前記液体吐出面と対向する側を向く傾斜面が設けられる端部を有することを特徴とする液体吐出装置。
【請求項5】
請求項1または2に記載された液体吐出装置において、
前記液体吐出面と前記プラテンとの対向方向において前記プラテンよりも前記液体吐出面がある側とは反対側に、負圧室を備え、
前記プラテンは、前記負圧室と連通する吸引孔を有し、前記媒体を吸引して支持することが可能に構成されていることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項6】
請求項1または2に記載された液体吐出装置において、
前記メンテナンス領域は、前記液体吐出部のメンテナンスを行う際に前記液体吐出面を視認可能に構成されていることを特徴とする液体吐出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、様々な液体吐出装置が使用されている。このうち、移動しつつ液体を吐出することが可能な液体吐出部と、液体吐出部と対向可能な位置で媒体を支持するプラテンと、液体吐出部をメンテナンスするメンテナンス領域と、を備える液体吐出装置がある。例えば、特許文献1には、記録ヘッドが印字領域と非印字領域に移動可能に支持され、印字領域に用紙ガイド部材が設けられ、非印字領域に記録ヘッドを清掃するためのメンテナンス領域が設けられるインクジェット記録装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-162174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のインクジェット記録装置のような、液体吐出部とプラテンとメンテナンス部とを備える従来の液体吐出装置においては、液体吐出装置が大型化しやすい。これは、媒体を支持するプラテンと、液体吐出部をメンテナンスするメンテナンス領域と、が液体吐出部の移動方向において横並びに設けられることで、液体吐出部の移動方向である幅方向において広くなりやすいためである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための本発明の液体吐出装置は、移動方向に移動しつつ液体吐出面から媒体に液体を吐出する液体吐出部と、前記液体吐出部が前記移動方向に移動した際に前記液体吐出面と対向可能に延在し、前記媒体を支持するプラテンと、前記液体吐出部と前記プラテンとを収容する筐体と、を備え、前記筐体内には、前記液体吐出部のメンテナンスを行う領域であるとともに前記液体吐出部のメンテナンスを行う際に前記液体吐出面と対向するメンテナンス領域と、前記メンテナンス領域と前記プラテンとが前記移動方向において部分的に重なる重なり領域と、が設けられ、前記プラテンは、前記重なり領域に切り欠き部が形成されていることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の実施例1に係る液体吐出装置の概略側面図。
図1の液体吐出装置の正面図。
図1の液体吐出装置の平面断面図であって、幅方向全体に亘りプラテン及びメンテナンス領域などを表す図。
図1の液体吐出装置のプラテン及びメンテナンス領域周辺の平面図。
図1の液体吐出装置のプラテン及びメンテナンス領域周辺の平面図であって、押さえ部材の押さえ板を透視して表した図。
図1の液体吐出装置の押さえ部材周辺の平面図であって、押さえ部材の押さえ板及び被取り付け部を透視して表した図。
図1の液体吐出装置のプラテン及びメンテナンス領域周辺の正面図。
図1の液体吐出装置のプラテンの端部周辺の斜視図。
本発明の実施例2に係る液体吐出装置のプラテンの端部周辺の斜視図。
本発明の実施例3に係る液体吐出装置のプラテン及びメンテナンス領域周辺の正面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
最初に、本発明について概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の液体吐出装置は、移動方向に移動しつつ液体吐出面から媒体に液体を吐出する液体吐出部と、前記液体吐出部が前記移動方向に移動した際に前記液体吐出面と対向可能に延在し、前記媒体を支持するプラテンと、前記液体吐出部と前記プラテンとを収容する筐体と、を備え、前記筐体内には、前記液体吐出部のメンテナンスを行う領域であるとともに前記液体吐出部のメンテナンスを行う際に前記液体吐出面と対向するメンテナンス領域と、前記メンテナンス領域と前記プラテンとが前記移動方向において部分的に重なる重なり領域と、が設けられ、前記プラテンは、前記重なり領域に切り欠き部が形成されていることを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、メンテナンス領域とプラテンとが移動方向において部分的に重なる重なり領域が設けられ、プラテンは重なり領域に切り欠き部が形成されている。このため、作業者がメンテナンスの際などにおいて切り欠き部を介して液体吐出面にアクセスすることができ、作業性を犠牲にすることなくメンテナンス領域とプラテンとの重なり領域のぶんだけ移動方向において液体吐出装置を狭い幅にすることができ、そのぶん液体吐出装置を小型化することができる。
【0009】
本発明の第2の態様の液体吐出装置は、第1の態様に従属する態様であって、前記筐体内には、前記媒体の前記移動方向の端部を押さえる押さえ部材が設けられ、前記プラテンは、前記押さえ部材を取り付ける押さえ部材取付部を有し、前記押さえ部材取付部は、前記プラテンに対する前記押さえ部材の前記移動方向の移動を許容するとともに、前記重なり領域に至ることを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、媒体の移動方向の端部を押さえる押さえ部材が設けられる。このため、プラテンで支持される媒体の浮き上がりなどを抑制することができ、媒体と液体吐出部とが接触することなどを抑制することができる。また、プラテンは押さえ部材を取り付ける押さえ部材取付部を有し、押さえ部材取付部はプラテンに対する押さえ部材の移動方向の移動を許容するとともに、重なり領域に至る。このため、幅広で重なり領域近傍に至る媒体を使用した場合でも、押さえ部材を重なり領域に至らせることができ、媒体の移動方向の端部を押さえることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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