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公開番号
2025104471
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222297
出願日
2023-12-28
発明の名称
制御装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
12/00 20060101AFI20250703BHJP(計算;計数)
要約
【課題】プロセッサーの処理負荷を軽減する制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置10は、リフレッシュが不要であり且つ揮発性を有する第1記憶部と、第1記憶部にアクセスする第1プロセッサーと、第1プロセッサーからのアクセス要求を調停するバスアービターと、バスアービターを介して第1プロセッサーから受けるアクセス要求に基づいて、第1記憶部のモード制御を行う第1制御回路41と、を備える。第1制御回路は、第1記憶部が通常モードの状態でアクセス要求を受けない時間が所定時間を超えた場合に、通常モードから省電力モードに移行することを第1記憶部に指示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
リフレッシュが不要であり且つ揮発性を有する第1記憶部と、
前記第1記憶部にアクセスする第1プロセッサーと、
前記第1プロセッサーからのアクセス要求を調停するバスアービターと、
前記バスアービターを介して前記第1プロセッサーから受ける前記アクセス要求に基づいて、前記第1記憶部のモード制御を行う第1制御回路と、
を備え、
前記第1制御回路は、前記第1記憶部が通常モードの状態で前記アクセス要求を受けない時間が所定時間を超えた場合に、前記通常モードから省電力モードに移行することを前記第1記憶部に指示する、
制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1プロセッサーと前記バスアービターとの通信を中継する第1バスブリッジをさらに備え、
前記第1制御回路は、
前記第1記憶部が前記省電力モードの状態で前記アクセス要求を受けた場合、前記省電力モードから前記通常モードに移行することを前記第1記憶部に指示し、
前記第1記憶部が前記省電力モードに移行した後に、前記アクセス要求に対するアクノリッジを、前記バスアービターを介して前記第1バスブリッジに返信し、
前記第1バスブリッジは、前記バスアービターから前記アクノリッジを受けるまで、前記第1プロセッサーに待機することを指示する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記第1制御回路は、前記アクセス要求を受けない時間を計時する、請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記アクセス要求を受けない時間を計時する計時回路をさらに備える、請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項5】
リフレッシュが不要であり且つ揮発性を有する第2記憶部と、
前記バスアービターを介して前記第1プロセッサーから受けるアクセス要求に基づいて、前記第2記憶部のモード制御を行う第2制御回路と、
をさらに備え、
前記第2制御回路は、前記第2記憶部が通常モードの状態で前記アクセス要求を受けない時間が所定時間を超えた場合に、前記通常モードから省電力モードに移行することを前記第2記憶部に指示する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記第1プロセッサーと前記バスアービターとの通信を中継する第1バスブリッジをさらに備え、
前記第2制御回路は、
前記第2記憶部が前記省電力モードの状態で前記アクセス要求を受けた場合、前記省電力モードから前記通常モードに移行することを前記第2記憶部に指示し、
前記第2記憶部が前記省電力モードに移行した後に、前記アクセス要求に対するアクノリッジを、前記バスアービターを介して前記第1バスブリッジに返信し、
前記第1バスブリッジは、前記バスアービターから前記アクノリッジを受けるまで、前記第1プロセッサーに待機することを指示する、
請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記第1記憶部及び前記第2記憶部は、それぞれ、リフレッシュが不要であり且つ揮発性を有する複数のメモリーを含むメモリーバンクである、請求項5または6に記載の制御装置。
【請求項8】
前記第1記憶部及び前記第2記憶部は、それぞれ、リフレッシュが不要であり且つ揮発性を有する1つのメモリーである、請求項5または6に記載の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
リフレッシュが不要な揮発性メモリーとして、通常モードと省電力モードとを有するSRAM(Static Random Access Memory)が知られている。特許文献1には、SRAMに保持すべきデータが格納されている場合には、SRAMの動作モードを、データを保持した状態で消費電力を抑える省電力モードに切り替える技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-75775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサーが、SRAMに流れる電流に基づいて、SRAMがアクセスを受けているか否かを判定するため、プロセッサーの処理負荷が大きい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一つの態様の制御装置は、リフレッシュが不要であり且つ揮発性を有する第1記憶部と、前記第1記憶部にアクセスする第1プロセッサーと、前記第1プロセッサーからのアクセス要求を調停するバスアービターと、前記バスアービターを介して前記第1プロセッサーから受ける前記アクセス要求に基づいて、前記第1記憶部のモード制御を行う第1制御回路と、を備え、前記第1制御回路は、前記第1記憶部が通常モードの状態で前記アクセス要求を受けない時間が所定時間を超えた場合に、前記通常モードから省電力モードに移行することを前記第1記憶部に指示する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本実施形態における制御装置の概略的な構成を示すブロック図である。
第1プロセッサーが第1記憶部にアクセスすることを要求している場合における制御装置の動作例を示す第1のタイミングチャートである。
第1プロセッサーが第1記憶部にアクセスすることを要求している場合における制御装置の動作例を示す第2のタイミングチャートである。
制御装置の第1変形例を示すブロック図である。
制御装置の第2変形例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における制御装置10の概略的な構成を示すブロック図である。例えば、制御装置10は、GPS(Global Positioning System)受信機等の電子機器に搭載されるIC(Integrated Circuit)チップである。
【0008】
図1に示すように、制御装置10は、第1プロセッサー11と、第2プロセッサー12と、第1バスブリッジ21と、第2バスブリッジ22と、バスアービター30と、第1メモリーコントローラー41と、第2メモリーコントローラー42と、第3メモリーコントローラー43と、第1記憶部51と、第2記憶部52と、第3記憶部53と、を備える。
【0009】
第1記憶部51は、リフレッシュが不要であり且つ揮発性を有する記憶デバイスである。例えば、第1記憶部51は、リフレッシュが不要であり且つ揮発性を有する複数の第1メモリー51aを含むメモリーバンクである。図1では、一例として、3つの第1メモリー51aを含む第1記憶部51を示しているが、第1記憶部51に含まれる第1メモリー51aの数は3つに限定されない。一例として、各第1メモリー51aは、SRAMである。
【0010】
各第1メモリー51aは、動作モードとして、通常モードとスリープモードとを有する。通常モードとは、第1メモリー51aのメモリーセルにデータを書き込む、又はメモリーセルからデータを読み出すことが可能なモードである。スリープモードとは、第1メモリー51aのメモリーセルに書き込まれたデータを保持した状態で第1メモリー51aの消費電力を低減するモードである。第1メモリー51aがスリープモードのとき、メモリーセルにデータを書き込む、又はメモリーセルからデータを読み出すことはできない。スリープモードは、省電力モードの一例である。
(【0011】以降は省略されています)
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