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公開番号
2025110518
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004395
出願日
2024-01-16
発明の名称
印刷装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250722BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】変形が発生するおそれがあった。
【解決手段】印刷装置は、複数のヘッドを支持するヘッドユニットベースと、ヘッドユニットベースの長手方向においてヘッドユニットベースの一方端を保持する第1ヘッドユニットベース保持部と、同様に長手方向においてヘッドユニットベースの他方端を保持する第2ヘッドユニットベース保持部と、を有するヘッドユニットベース保持部と、第1ヘッドユニットベース保持部においてヘッドユニットベースを固定する第1固定部材と、第2ヘッドユニットベース保持部においてヘッドユニットベースを固定する第2固定部材とを備え、第1ヘッドユニットベース保持部の第1上面及び第2ヘッドユニットベース保持部の第2上面にヘッドユニットベースを載置すると共に、第1固定部材と第2固定部材とでヘッドユニットベースを長手方向に挟持し、ヘッドユニットベースとヘッドユニットベース保持部とを固定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のヘッドを支持するヘッドユニットベースと、
前記ヘッドユニットベースの長手方向において前記ヘッドユニットベースの一方端を保持する第1ヘッドユニットベース保持部と、前記ヘッドユニットベースの前記長手方向において前記ヘッドユニットベースの他方端を保持する第2ヘッドユニットベース保持部と、を有するヘッドユニットベース保持部と、
前記第1ヘッドユニットベース保持部において前記ヘッドユニットベースを固定する第1固定部材と、
前記第2ヘッドユニットベース保持部において前記ヘッドユニットベースを固定する第2固定部材と、
を備え、
前記第1ヘッドユニットベース保持部の第1上面及び前記第2ヘッドユニットベース保持部の第2上面に前記ヘッドユニットベースを載置すると共に、前記第1固定部材と前記第2固定部材とで前記ヘッドユニットベースを前記長手方向において挟持することで、前記ヘッドユニットベースと前記ヘッドユニットベース保持部とを固定することを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第1固定部材は、
前記第1ヘッドユニットベース保持部の前記第1上面に固定される第1部材と、
前記ヘッドユニットベースの側面であって、前記ヘッドユニットベースの前記長手方向において前記ヘッドユニットベースの前記一方端側の側面を第1側面としたときに、前記第1側面と前記第1部材との間に配置される第2部材と、
前記第1部材と前記第2部材との間の距離を変更する第1間隙距離変更部材と、
を有し、
前記第2固定部材は、前記ヘッドユニットベースの側面であって、前記ヘッドユニットベースの前記長手方向において前記ヘッドユニットベースの前記他方端側の側面を第2側面としたときに、前記第2側面と対面する位置に配置され前記第2ヘッドユニットベース保持部の前記第2上面に固定される第3部材を有し、
前記第2部材は前記第1側面に固定されており、
前記第1間隙距離変更部材によって前記第1部材と前記第2部材との間の距離を狭めることで、前記第2部材を介して前記第1部材と前記第1側面とを固定すると共に、前記第2側面と前記第3部材とを固定することで前記ヘッドユニットベースを前記第1固定部材と前記第2固定部材とで挟持することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記第2固定部材は、
前記第3部材と、
前記第2側面と前記第3部材との間に位置し、前記第2側面に固定された第4部材と、
前記第3部材と前記第4部材との間の距離を変更する第2間隙距離変更部材と、
を有し、
前記第2間隙距離変更部材によって前記第3部材と前記第4部材との間の距離を狭めることで、前記第4部材を介して前記第3部材と前記第2側面とを固定し、前記ヘッドユニットベースを前記第1固定部材と前記第2固定部材とで挟持することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記第1部材は、前記第1ヘッドユニットベース保持部の前記第1上面に固定される第1面と、前記第1面とL字形状に連続する第2面とを有し、
前記第2部材は、前記第1側面と対面する第3面を有し、
前記第2面は、前記第3面を挟んで前記第1側面と対面するように配置されることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記第1間隙距離変更部材はネジであり、前記第2面と前記第3面とに設けられたネジ穴に挿通されることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記第2部材は、前記第3面と、前記第3面とL字形状に連続する第4面とを有し、
前記第4面は、前記第1ヘッドユニットベース保持部の前記第1上面と対面するように配置され、
前記第1ヘッドユニットベース保持部の前記第1上面と前記第4面との間には、前記第4面との間に間隙を設けて前記第1ヘッドユニットベース保持部の前記第1上面に配置された間隙部材を有し、
前記間隙部材の上面と前記第4面との間の距離を変更する第3間隙距離変更部材を有し、
前記第3間隙距離変更部材によって前記間隙部材と前記第4面との間の距離を変更することで、前記第1ヘッドユニットベース保持部に対する前記ヘッドユニットベースの高さ方向の位置を変更可能であることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記第3間隙距離変更部材はネジであり、前記第4面に設けられたネジ穴に挿通されるとともに前記ネジの先端は前記間隙部材の前記上面と接触することを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
【請求項8】
複数の前記ヘッドユニットベースを保持するキャリッジを備え、
複数の前記ヘッドユニットベースは、前記ヘッドユニットベースと前記ヘッドユニットベース保持部とが固定されてなるヘッドユニット単位で前記キャリッジに各々固定されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に示すように、複数のヘッドと、ヒーターの熱による反りを抑制するヘッドユニットとを備えた装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-132226号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の装置では、ヘッドユニットの構造に起因する変形が発生するおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
印刷装置は、複数のヘッドを支持するヘッドユニットベースと、前記ヘッドユニットベースの長手方向において前記ヘッドユニットベースの一方端を保持する第1ヘッドユニットベース保持部と、前記ヘッドユニットベースの前記長手方向において前記ヘッドユニットベースの他方端を保持する第2ヘッドユニットベース保持部と、を有するヘッドユニットベース保持部と、前記第1ヘッドユニットベース保持部において前記ヘッドユニットベースを固定する第1固定部材と、前記第2ヘッドユニットベース保持部において前記ヘッドユニットベースを固定する第2固定部材と、を備え、前記第1ヘッドユニットベース保持部の第1上面及び前記第2ヘッドユニットベース保持部の第2上面に前記ヘッドユニットベースを載置すると共に、前記第1固定部材と前記第2固定部材とで前記ヘッドユニットベースを前記長手方向において挟持することで、前記ヘッドユニットベースと前記ヘッドユニットベース保持部とを固定することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
ヘッドユニットの前端から見た印刷装置の主要部を示す模式図。
ヘッドユニットを示す斜視図。
ヘッドユニットの前端を示す断面図。
第1間隙部材を外したヘッドユニットの前端を示す斜視図。
ヘッドユニットの後端を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中における方向を、三次元座標系を用いて説明する。説明の便宜上、Z軸の正方向を上方向、上方、又は単に上と称し、負方向を下方向、下方、又は単に下と称し、X軸の正方向を右方向、右方、又は単に右と称し、負方向を左方向、左方、又は単に左と称し、Y軸の正方向を後方向、後方、又は単に後と称し、負方向を前方向、前方、又は単に前と称して説明する。
【0008】
1.印刷装置の構成
図1に示すように、印刷装置100は、複数のヘッドユニット1、キャリッジ4、搬送部9を含んで構成される。
一のヘッドユニット1は、ヘッド3、ヘッドユニットベース7、ヘッドユニットベース保持部8を含んで構成される。なお、ヘッド3は、複数のヘッドから構成されるものとする。ヘッドユニットベース7は、ヘッド3を支持する。ヘッドユニットベース保持部8は、ヘッドユニットベース7を載置して保持する。
【0009】
キャリッジ4は、複数のヘッドユニット1を搭載する。具体的には、複数のヘッドユニットベース7がキャリッジ4に各々固定される。すなわち、ヘッドユニットベース7とヘッドユニットベース保持部8とが固定されてなるヘッドユニット1の単位でキャリッジ4にそれぞれ固定されることとなる。
キャリッジ4は、キャリッジベルト5に取り付けられる。キャリッジ4、及び、キャリッジ4に固定された複数のヘッドユニット1は、キャリッジモーター(図示省略)によるキャリッジベルト5の移動に伴い、キャリッジ軸6に沿って左右へ移動する。キャリッジ4に搭載されて移動するヘッド3は、いわゆるシリアル型のヘッドと称される。
【0010】
ヘッド3は、インクジェット方式のヘッドであり、例えばCMYK(Cyan, Magenta, Yellow, Black)の各色のインク滴を吐出可能である。なお、インク色は例えばCMYKの濃淡色を含むなど、4色以上の任意の組み合わせも可能である。
ヘッドユニット1は、移動しながら各ヘッド3からインク滴を吐出し、下方の媒体Mに印刷をする。
(【0011】以降は省略されています)
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