TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025110834
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004902
出願日
2024-01-16
発明の名称
回転電機
出願人
株式会社TMEIC
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02K
9/06 20060101AFI20250722BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】機械損失の発生を低減することができる回転電機を得る。
【解決手段】回転電機は、固定子と、シャフトと、回転子鉄心31と、複数の回転子導体32と、エンドリング34と、整流部材61と、を備える。回転子導体32は、回転子鉄心31を軸方向に貫通するとともに回転中心軸の周方向に互いに間隔をあけて並べられ、それぞれが回転子鉄心31の端部31bから軸方向に突出した突出部32aを有している。エンドリング34は、複数の回転子導体32の突出部32aの先端部32dを接続している。整流部材61は、端部31bにおける回転中心軸の径方向の外周面31aと、エンドリング34における径方向の外周面34aとに亘り、複数の回転子導体32の突出部32aを覆っている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
固定子と、
前記固定子の内側を通って延び、前記固定子に対して回転中心軸まわりに回転可能な、シャフトと、
前記回転中心軸の軸方向の端部を有し、前記固定子の内側に位置され、前記シャフトに結合された、回転子鉄心と、
前記回転子鉄心を前記軸方向に貫通するとともに前記回転中心軸の周方向に互いに間隔をあけて並べられ、それぞれが前記端部から前記軸方向に突出した突出部を有した、導電性の複数の回転子導体と、
前記複数の回転子導体の前記突出部の先端部を接続したエンドリングと、
前記端部における前記回転中心軸の径方向の外周面と、前記エンドリングにおける前記径方向の外周面とに亘り、前記複数の回転子導体の前記突出部を覆った整流部材と、
を備えた回転電機。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記エンドリングの前記外周面には、凹部が設けられ、
前記整流部材は、
前記端部の前記外周面から前記軸方向に延びたベース部と、
前記ベース部と接続され前記凹部に入れられ前記エンドリングに結合された補強部と、
を有した、
請求項1に記載の回転電機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、回転電機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
かご形回転子を有する回転電機が知られている。かご形回転子は、例えば、回転子鉄心と、複数の回転子導体と、複数の回転子導体を接続したエンドリングとを有する。回転子導体は、回転子鉄心から突出した突出部を有し、エンドリングは突出部と接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-148793号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の回転電機では、例えば、回転電機内に発生した気流が回転子導体の突出部とエンドリングとに沿って流れると、回転子導体の突出部とエンドリングとの間の段差等に沿って流れるため、機械損失が発生しやすい。
【0005】
本発明が解決する課題の一例は、機械損失の発生を低減することができる回転電機を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの実施形態に係る回転電機は、固定子と、前記固定子の内側を通って延び、前記固定子に対して回転中心軸まわりに回転可能な、シャフトと、前記回転中心軸の軸方向の端部を有し、前記固定子の内側に位置され、前記シャフトに結合された、回転子鉄心と、前記回転子鉄心を前記軸方向に貫通するとともに前記回転中心軸の周方向に互いに間隔をあけて並べられ、それぞれが前記端部から前記軸方向に突出した突出部を有した、導電性の複数の回転子導体と、前記複数の回転子導体の前記突出部の先端部を接続したエンドリングと、前記端部における前記回転中心軸の径方向の外周面と、前記エンドリングにおける前記径方向の外周面とに亘り、前記複数の回転子導体の前記突出部を覆った整流部材と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、機械損失の発生を低減することができる回転電機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の回転電機を概略的に示す断面図である。
図2は、実施形態の回転電機の一部を概略的に示す断面図である。
図3は、実施形態の回転電機の一部を図1のIII-III線に沿って概略的に示す断面図である。
図4は、図1のIV部の拡大図である。
図5は、比較例の回転電機の一部であって図4に対応する部分を概略的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本明細書において、実施形態に係る構成要素および当該要素の説明が、複数の表現で記載されることがある。構成要素およびその説明は、一例であり、本明細書の表現によって限定されない。構成要素は、本明細書におけるものとは異なる名称でも特定され得る。また、構成要素は、本明細書の表現とは異なる表現によっても説明され得る。
【0010】
また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実と異なる場合がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
充電制御システム
今日
ニデック株式会社
モータ
14日前
個人
発電装置
8日前
株式会社ナユタ
電源装置
今日
個人
電流制御形AC-DC電源
7日前
個人
ステッピングモータ実習装置
21日前
キヤノン株式会社
電源装置
8日前
スズキ株式会社
移動システム
今日
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
10日前
サンデン株式会社
電力変換装置
15日前
サンデン株式会社
電力変換装置
15日前
トヨタ自動車株式会社
充電方法
28日前
カヤバ株式会社
モータ制御装置
3日前
カヤバ株式会社
モータ制御装置
3日前
個人
回転力発生装置
6日前
株式会社ダイヘン
給電装置
1日前
ミツミ電機株式会社
電源回路
9日前
日産自動車株式会社
回転電機
10日前
トヨタ自動車株式会社
電池システム
13日前
ダイハツ工業株式会社
充電システム
9日前
新電元工業株式会社
充電装置
28日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
15日前
富士電機株式会社
電力変換装置
3日前
住友金属鉱山株式会社
遮熱装置
29日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
13日前
株式会社日立製作所
回転電機
21日前
株式会社デンソー
電源装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
電力管理システム
13日前
個人
延線補助具
6日前
ミネベアミツミ株式会社
回転機器
21日前
ミネベアミツミ株式会社
回転機器
21日前
ミネベアミツミ株式会社
回転機器
21日前
ミネベアミツミ株式会社
回転機器
21日前
三浦工業株式会社
電力供給システム
9日前
本田技研工業株式会社
回転電機
8日前
株式会社デンソー
電力変換装置
3日前
続きを見る
他の特許を見る