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公開番号2025112428
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006634
出願日2024-01-19
発明の名称購買行動分析装置、購買行動分析システム、購買行動分析方法およびコンピュータプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 30/0201 20230101AFI20250725BHJP(計算;計数)
要約【課題】 マーケティング戦略の立案に寄与できる新たな観点での情報の提供を図る。
【解決手段】 生成部は、商品を購入した主体と、商品を購入したタイミングと、商品の購入金額とを含む購入履歴情報を用いて、分析単位期間ごとの主体における購入金額の合計額である購入総額の情報を含む購入状況情報を生成する。特定部は、購入履歴情報と、購入状況情報とを用いて、購入状況が変動した主体における購入状況の変動の要因である商品又は商品分類を変動要因として特定する。出力部は、特定した変動要因を表す変動要因情報を出力する。
【選択図】 図20
特許請求の範囲【請求項1】
商品を購入した主体と、商品を購入したタイミングと、商品の購入金額とを含む購入履歴情報を用いて、分析単位期間ごとの前記主体における購入金額の合計額である購入総額の情報を含む購入状況情報を生成する生成部と、
前記購入履歴情報と、前記購入状況情報とを用いて、購入状況が変動した主体における購入状況の変動の要因である商品又は商品分類を変動要因として特定する特定部と、
特定した変動要因を表す変動要因情報を出力する出力部と
を備える購買行動分析装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記特定部は、前記分析単位期間に設定された複数の区分期間ごとに、主体の購買行動につながったと推定される商品又は商品分類を購買要因としてさらに特定し、
前記出力部は、さらに、表示装置に表示させるべく、前記分析単位期間における区分期間ごとの購買要因を表す情報を購買要因情報として出力する請求項1に記載の購買行動分析装置。
【請求項3】
前記特定部は、前記購入履歴情報と前記購入状況情報を少なくとも入力し前記変動要因の情報を出力とする変動要因特定モデルを用いて前記変動要因を特定し、
前記変動要因特定モデルは、購入状況が注目した変動を示している主体の購入履歴情報と、購入状況の変動がそれ以外である主体の購入履歴情報とを学習することにより生成される請求項1に記載の購買行動分析装置。
【請求項4】
解析対象の商品又は商品分類の商品を購入した主体の属性情報を用いて、解析対象の商品又は商品分類の商品を購入した人の特徴を特定する解析部をさらに備え、
前記出力部は、商品を購入した人の特徴を表す購入者特徴情報を要求する情報要求に応じて、解析対象の商品又は商品分類の商品を購入した購入者特徴情報を出力する請求項1に記載の購買行動分析装置。
【請求項5】
前記出力部によって出力される購買要因情報は、前記分析単位期間における区分期間ごとの購買要因を時系列に配置した購買要因時系列パターンを表示装置に表示させる情報を含む請求項2に記載の購買行動分析装置。
【請求項6】
前記出力部によって出力される購買要因情報は、購買要因時系列パターンにおいて、隣り合う購買要因の組み合わせが同じ主体の数を表す情報を含む請求項5に記載の購買行動分析装置。
【請求項7】
解析対象の商品又は商品分類の商品を購入した主体の属性情報を用いて、解析対象の商品又は商品分類の商品を購入した人の特徴を特定する解析部をさらに備え、
前記出力部は、表示装置に表示された購買要因である商品を購入した人の特徴を表す情報を要求する情報要求に応じた購入者特徴情報を出力する請求項2に記載の購買行動分析装置。
【請求項8】
商品を購入した主体と、商品を購入したタイミングと、商品の購入金額とを含む購入履歴情報を用いて、分析単位期間ごとの前記主体における購入金額の合計額である購入総額の情報を含む購入状況情報を生成する生成手段と、
前記購入履歴情報と、前記購入状況情報とを用いて、購入状況が変動した主体における購入状況の変動の要因である商品又は商品分類を変動要因として特定する特定手段と、
特定した変動要因を表す変動要因情報を出力する出力手段と
を備える購買行動分析システム。
【請求項9】
コンピュータによって、
商品を購入した主体と、商品を購入したタイミングと、商品の購入金額とを含む購入履歴情報を用いて、分析単位期間ごとの前記主体における購入金額の合計額である購入総額の情報を含む購入状況情報を生成し、
前記購入履歴情報と、前記購入状況情報とを用いて、購入状況が変動した主体における購入状況の変動の要因である商品又は商品分類を変動要因として特定し、
特定した変動要因を表す変動要因情報を出力する購買行動分析方法。
【請求項10】
商品を購入した主体と、商品を購入したタイミングと、商品の購入金額とを含む購入履歴情報を用いて、分析単位期間ごとの前記主体における購入金額の合計額である購入総額の情報を含む購入状況情報を生成する処理と、
前記購入履歴情報と、前記購入状況情報とを用いて、購入状況が変動した主体における購入状況の変動の要因である商品又は商品分類を変動要因として特定する処理と、
特定した変動要因を表す変動要因情報を出力する処理と
をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、顧客の購買行動を分析する購買行動分析装置、購買行動分析システム、購買行動分析方法およびコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
小売事業者の売り上げを伸ばすために様々なマーケティング戦略が立てられている。例えば、特許文献1(特開2017-220155号公報)には、次のようなマーケティング戦略が示されている。すなわち、特許文献1に示されるマーケティング戦略では、電子商取引サイトから取得した顧客の購買金額と購買回数と最終購買日のデータを用いて定期的に顧客のランク付けが行われ、ランクに応じた販促のためのメールを顧客に送信するというような販促施策が実施される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-220155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したようなマーケティング戦略では、顧客のランクの情報を用いた販促施策が実施される。そのような顧客のランクの情報はマーケティング戦略を立てる際に有用な情報であると考えられるが、マーケティング戦略の展開を図ることを考えた場合、新たな観点での情報が欲しいところである。そこで、本開示の主な目的は、マーケティング戦略の立案に寄与できる新たな観点での情報を提供可能な購買行動分析装置、購買行動分析システム、購買行動分析方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した目的を達成するために、本開示における購買行動分析装置は、その一態様として、商品を購入した主体と、商品を購入したタイミングと、商品の購入金額とを含む購入履歴情報を用いて、分析単位期間ごとの前記主体における購入金額の合計額である購入総額の情報を含む購入状況情報を生成する生成部と、
前記購入履歴情報と、前記購入状況情報とを用いて、購入状況が変動した主体における購入状況の変動の要因である商品又は商品分類を変動要因として特定する特定部と、
特定した変動要因を表す変動要因情報を出力する出力部と
を備える。
【0006】
また、本開示における購買行動分析システムは、その一態様として、
商品を購入した主体と、商品を購入したタイミングと、商品の購入金額とを含む購入履歴情報を用いて、分析単位期間ごとの前記主体における購入金額の合計額である購入総額の情報を含む購入状況情報を生成する生成手段と、
前記購入履歴情報と、前記購入状況情報とを用いて、購入状況が変動した主体における購入状況の変動の要因である商品又は商品分類を変動要因として特定する特定手段と、
特定した変動要因を表す変動要因情報を出力する出力手段と
を備える。
【0007】
さらに、本開示にける購買行動分析方法は、その一態様として、
コンピュータによって、
商品を購入した主体と、商品を購入したタイミングと、商品の購入金額とを含む購入履歴情報を用いて、分析単位期間ごとの前記主体における購入金額の合計額である購入総額の情報を含む購入状況情報を生成し、
前記購入履歴情報と、前記購入状況情報とを用いて、購入状況が変動した主体における購入状況の変動の要因である商品又は商品分類を変動要因として特定し、
特定した変動要因を表す変動要因情報を出力する。
【0008】
さらに、本開示におけるコンピュータプログラムは、その一態様として、
商品を購入した主体と、商品を購入したタイミングと、商品の購入金額とを含む購入履歴情報を用いて、分析単位期間ごとの前記主体における購入金額の合計額である購入総額の情報を含む購入状況情報を生成する処理と、
前記購入履歴情報と、前記購入状況情報とを用いて、購入状況が変動した主体における購入状況の変動の要因である商品又は商品分類を変動要因として特定する処理と、
特定した変動要因を表す変動要因情報を出力する処理と
をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、マーケティング戦略の立案に寄与できる新たな観点での情報を提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示に係る購買行動分析装置の実施形態を説明する図である。
購入履歴情報の一例を表す図である。
顧客属性情報の一例を表す図である。
顧客ランク履歴情報の一例を表す図である。
ランク判定基準の一例を表す図である。
購入状況情報の一例を表す図である。
モデルの学習に用いる学習データを選択する手法を説明する図である。
モデルの学習に用いる学習データを選択する別の手法を説明する図である。
変動要因を表示する表示態様の一例を表す図である。
変動要因を表示する表示態様のさらに別の一例を表す図である。
購買要因の変移を表示する表示態様の一例を表す図である。
出力部から出力される情報のその他の例を説明する図である。
出力部から出力される情報のその他の例を説明する図である。
購買行動分析装置の実施形態における動作の一例を説明するフローチャートである。
購買行動分析装置から情報を出力する出力先のその他の例を表す図である。
購買行動分析システムの実施形態を説明する図である。
購買行動分析システムを構成するコンピュータ装置の構成例を説明する図である。
その他の実施形態を説明する図である。
出力部から出力される情報の表示例を表す図である。
本開示に係る購買行動分析装置のその他の実施形態を説明する図である。
購買行動分析装置の動作のその他の例を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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