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公開番号
2025113537
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024007741
出願日
2024-01-23
発明の名称
クリーニング装置および画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250728BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】簡単な構成でクリーニングブレードの捲れおよび反転を防止できるクリーニング装置を提供する。
【解決手段】クリーニング装置38は、クリーニングブレード72およびその両側端部に設けられたシール部材80を備える。シール部材は、クリーニングブレードの側端面に沿って延びる第1シール部と、クリーニングブレードの先端面に沿って延びる第2シール部84とを有する。第2シール部は、帯電領域内であってかつ現像領域外となる第1領域を含む位置まで延伸されており、第1領域における第2シール部のクリーニングブレード側の端部は、像担持体の表面から離れた位置に配置される。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
像担持体の表面に残留したトナーを除去するクリーニング装置であって、
先端側のエッジ部を前記像担持体に当接させて当該像担持体の表面に残存したトナーを掻き取るクリーニングブレード、および
前記クリーニングブレードの両側端部に対応する位置のそれぞれにおいて、前記像担持体の表面に当接するように設けられたシール部材を備え、
前記シール部材は、前記クリーニングブレードの側端面に沿って延びる第1シール部と、前記第1シール部の一方端部から延伸され、前記クリーニングブレードの先端面に沿って延びる第2シール部とを有し、
前記第2シール部は、帯電領域内であってかつ現像領域外となる第1領域を含む位置まで延伸されており、
前記第1領域における前記第2シール部の前記クリーニングブレード側の端部は、前記像担持体の表面から離れた位置に配置される、クリーニング装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記第1領域における前記第2シール部の前記クリーニングブレード側の端部と前記像担持体の表面との離間距離は、前記クリーニングブレード側に向かうに従って徐々に大きくなる、請求項1記載のクリーニング装置。
【請求項3】
前記第1領域における前記第2シール部の前記クリーニングブレード側の端部が取り付けられる取付面は、前記クリーニングブレード側に向かうに従って前記像担持体の表面から離れる傾斜面になっている、請求項2記載のクリーニング装置。
【請求項4】
前記第1領域における前記第2シール部の前記クリーニングブレード側の端面は、前記クリーニングブレードの先端面に当接している、請求項1または2記載のクリーニング装置。
【請求項5】
前記第1領域における前記第2シール部の前記クリーニングブレード側であってかつ前記像担持体側の端縁と前記像担持体の表面との離間距離は、0.2mm以上であって前記クリーニングブレードの厚さよりも0.2mm小さい大きさ以下の範囲内である、請求項1または2記載のクリーニング装置。
【請求項6】
前記第2シール部は、前記クリーニングブレード側の端面から当該端面と直交する方向に延びるスリットを有する、請求項1または2記載のクリーニング装置。
【請求項7】
前記スリットは、前記クリーニングブレードの側端と前記帯電領域の側端との間の第2領域内の位置に形成されている、請求項6記載のクリーニング装置。
【請求項8】
像担持体、
前記像担持体の表面を帯電させる帯電装置、および
前記像担持体の表面に残留したトナーを除去する請求項1記載のクリーニング装置を備える、画像形成装置。
【請求項9】
前記帯電装置による前記像担持体の帯電方式は、接触帯電方式である、請求項8記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示はクリーニング装置および画像形成装置に関し、特にたとえば、像担持体の表面に残留したトナーを除去する、クリーニング装置およびそれを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のクリーニング装置の一例が特許文献1に開示される。特許文献1のクリーニング装置は、先端縁部(エッジ部)が感光体ドラム(像担持体)の周面と対向するように感光体ドラムと平行に配されたクリーニングブレードを有するハウジングを備える。このハウジングには、クリーニングブレードの両側端部の外側位置において感光体ドラムの両側部の周面へ面接触するシール部材が設けられている。このシール部材により、クリーニングブレードの両側端部からのトナーの漏れが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-234164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像形成後に像担持体の表面に残留したトナーは、クリーニングブレードによって除去されて回収されるが、回収されるトナー(廃トナー)の一部は、クリーニングブレードのエッジ部の潤滑剤としての役割を担っている。つまり、クリーニングブレードと像担持体との当接部に廃トナーが存在することで、クリーニングブレードと像担持体との摩擦抵抗が低減され、クリーニングブレードの反転が防止される。
【0005】
しかしながら、クリーニングブレードの両側端部(長手方向における両端部)、特に帯電領域内であってかつ現像領域外となる部分においては、トナーの供給量が少ない。このため、この部分で局部的な摩擦力増大が起こり易く、像担持体に対するクリーニングブレードの当接姿勢が不安定となって、エッジ部の過度な変形(巻込み)が生じ、延いてはクリーニングブレードの捲れや反転へ移行してしまう。
【0006】
それゆえに、この開示の主たる目的は、新規な、クリーニング装置および画像形成装置を提供することである。
【0007】
この開示の他の目的は、簡単な構成でクリーニングブレードの捲れおよび反転を防止できる、クリーニング装置および画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の開示は、像担持体の表面に残留したトナーを除去するクリーニング装置であって、先端側のエッジ部を像担持体に当接させて当該像担持体の表面に残存したトナーを掻き取るクリーニングブレード、およびクリーニングブレードの両側端部に対応する位置のそれぞれにおいて、像担持体の表面に当接するように設けられたシール部材を備え、シール部材は、クリーニングブレードの側端面に沿って延びる第1シール部と、第1シール部の一方端部から延伸され、クリーニングブレードの先端面に沿って延びる第2シール部とを有し、第2シール部は、帯電領域内であってかつ現像領域外となる第1領域を含む位置まで延伸されており、第1領域における第2シール部のクリーニングブレード側の端部は、像担持体の表面(つまりクリーニングブレードのエッジ部)から離れた位置に配置される、クリーニング装置である。
【0009】
第1の開示によれば、シール部材の第2シール部を延伸すると共に、この第2シール部のクリーニングブレード側の端部を像担持体の表面から離れた位置に配置するという簡単な構成で、クリーニングブレードの捲れおよび反転を適切に防止できる。また、クリーニングブレードのエッジ部に対する第2シール部の干渉を避けることができるので、これに起因するクリーニング不良などの不具合を適切に防止できる。
【0010】
第2の開示は、第1の開示に従属し、第1領域における第2シール部のクリーニングブレード側の端部と像担持体の表面との離間距離は、クリーニングブレード側に向かうに従って徐々に大きくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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