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公開番号2025113852
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024008227
出願日2024-01-23
発明の名称無線通信装置、通信方法、およびプログラム
出願人日本無線株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04B 7/08 20060101AFI20250728BHJP(電気通信技術)
要約【課題】高速な受信レベル変動の電波追尾性への影響を、従来より抑えることができる無線通信装置を提供すること。
【解決手段】フェイズドアレイアンテナの複数の受信ビームの方向を制御するビーム制御部と、複数の受信ビーム各々における受信レベルを検出する受信レベル検出部とを備え、ビーム制御部は、複数の受信ビーム各々における受信レベルであって、受信レベル検出部により時間的に並行して検出された複数の受信レベルに基づき、複数の受信ビームの方向を決定する、無線通信装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
フェイズドアレイアンテナの複数の受信ビームの方向を制御するビーム制御部と、
前記複数の受信ビーム各々における受信レベルを検出する受信レベル検出部と
を備え、
前記ビーム制御部は、前記複数の受信ビーム各々における受信レベルであって、前記受信レベル検出部により時間的に並行して検出された複数の前記受信レベルに基づき、前記複数の受信ビームの方向を決定する、
無線通信装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記複数の受信ビームの方向は、回転軸回りに等間隔に配置された方向である、
請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項3】
前記ビーム制御部は、前記複数の受信ビームを、前記回転軸回りに回転させて、コニカルスキャンを行う、
請求項2に記載の無線通信装置。
【請求項4】
前記複数の受信ビーム各々を用いて受信した受信信号を合成する受信信号合成部を備える、
請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線通信装置。
【請求項5】
前記受信信号合成部は、前記受信レベル検出部が取得した前記複数の受信ビーム各々における受信レベルに基づき、前記複数の受信ビーム各々を用いて受信した受信信号のうち1つを選択し、合成した信号とする、
請求項4に記載の無線通信装置。
【請求項6】
通信方法であって、
フェイズドアレイアンテナの複数の受信ビームの方向を制御する第1のステップと、
前記複数の受信ビーム各々における受信レベルを検出する第2のステップと
を有し、
前記第1のステップにおいて、前記複数の受信ビーム各々における受信レベルであって、前記第1のステップにより時間的に並行して検出された複数の前記受信レベルに基づき、前記複数の受信ビームの方向を決定する、
通信方法。
【請求項7】
コンピュータを、
フェイズドアレイアンテナの複数の受信ビームの方向を制御するビーム制御部
として機能させるためのプログラムであって、
前記ビーム制御部は、前記複数の受信ビーム各々における受信レベルであって、時間的に並行して検出された複数の前記受信レベルに基づき、前記複数の受信ビームの方向を決定する、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信装置、通信方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
衛星通信の車載局などには、衛星などの相手局を捕捉、追尾するために、アンテナを微少な角度で振らせている間、受信レベルを監視し、最も受信レベルが大となる方向を検出してアンテナをその方向に制御するコニカルスキャンを用いるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-270806号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のコニカルスキャンにおいては、アンテナを微少な角度で振らせている間に、フェージングや車両の動揺などによる高速な受信レベル変動が発生すると、電波追尾性に影響してしまうことがあるという問題がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、高速な受信レベル変動の電波追尾性への影響を、従来より抑えることができる無線通信装置、通信方法、およびプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様は、フェイズドアレイアンテナの複数の受信ビームの方向を制御するビーム制御部と、前記複数の受信ビーム各々における受信レベルを検出する受信レベル検出部とを備え、前記ビーム制御部は、前記複数の受信ビーム各々における受信レベルであって、前記受信レベル検出部により時間的に並行して検出された複数の前記受信レベルに基づき、前記複数の受信ビームの方向を決定する、無線通信装置である。
【0007】
また、本発明の他の一態様は、上述した無線通信装置であって、前記複数の受信ビームの方向は、回転軸回りに等間隔に配置された方向である。
【0008】
また、本発明の他の一態様は、上述した無線通信装置であって、前記ビーム制御部は、前記複数の受信ビームを、前記回転軸回りに回転させて、コニカルスキャンを行う。
【0009】
また、本発明の他の一態様は、上述した無線通信装置であって、前記複数の受信ビーム各々を用いて受信した受信信号を合成する受信信号合成部を備える。
【0010】
また、本発明の他の一態様は、上述した無線通信装置であって、前記受信信号合成部は、前記受信レベル検出部が取得した前記複数の受信ビーム各々における受信レベルに基づき、前記複数の受信ビーム各々を用いて受信した受信信号のうち1つを選択し、合成した信号とする。
(【0011】以降は省略されています)

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