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公開番号2025114398
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024009073
出願日2024-01-24
発明の名称ケーブルサポートを有した配電用等の盤
出願人株式会社力電
代理人個人
主分類H02B 3/00 20060101AFI20250729BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】縦サポート部材を、盤外ケーブル配設空間を挟んで一方側と他方側に立設して「断線リスクの低減」と「設置場所に応じた施工性の向上」等を実現する。
【解決手段】盤筐体2から盤外へ延びるケーブルを配設する盤外ケーブル配設空間3Xを挟んだ一方側と他方側のそれぞれに少なくとも立設された縦サポート部材4Aを有する、配電用等の盤1である。盤1は、変圧器5も有し、変圧器5が盤筐体2を下方から支え且つ盤筐体2の下端が変圧器5の下端より上方に位置し、盤外ケーブル配設空間3Xが盤筐体2と盤1の設置面Mとの間で且つ変圧器5の側方に存在し、縦サポート部材4Aが変圧器5の下部から立設し且つ平面視で盤筐体2に重なったり、盤1は、盤外ケーブル配設空間3Xに配設されたケーブル3と、一方側の縦サポート部材4Aから他方側の縦サポート部材4Aに亘る横サポート部材4Bも有し、横サポート部材4Bにケーブル3が固定されても良い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
盤筐体(2)と、前記盤筐体(2)から盤外へ延びるケーブルを配設する盤外ケーブル配設空間(3X)と、前記盤外ケーブル配設空間(3X)を挟んだ一方側と他方側のそれぞれに少なくとも立設された縦サポート部材(4A)を有していることを特徴とする盤。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
当該盤は、変圧器(5)も有し、
前記変圧器(5)は、前記盤筐体(2)を下方から支え、且つ、前記盤筐体(2)の下端は、前記変圧器(5)の下端より上方に位置し、
前記盤外ケーブル配設空間(3X)は、前記盤筐体(2)と、当該盤の設置面(M)との間で、且つ、前記変圧器5の側方に存在し、
前記縦サポート部材(4A)は、前記変圧器(5)の下部から立設し、且つ、平面視で前記盤筐体(2)に重なっていることを特徴とする請求項1に記載の盤。
【請求項3】
当該盤は、前記盤外ケーブル配設空間(3X)に配設されたケーブル(3)と、前記一方側の縦サポート部材(4A)から前記他方側の縦サポート部材(4A)に亘る横サポート部材(4B)も有し、
前記横サポート部材(4B)に、前記ケーブル(3)が固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の盤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、盤筐体から盤外へ延びるケーブルを配設する盤外ケーブル配設空間を挟んで一方側と他方側に立設した縦サポート部材を有した、配電用等の盤に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、外線ケーブルが盤外へ引き出された配電盤が知られている(特許文献1参照)。
この配電盤は、特許文献1の段落0003や図1、5に示されたように、その内部で、電源側の母線と遮断器のコンタクトブッシングが接続電線で接続され、コンタクトブッシングに負荷側接続電線が接続され、負荷側の接続電線が、端子台を介して、外線ケーブルに接続され、外線ケーブルが盤外へ引き出されている。
【0003】
従来、その他に、外線ケーブルを有した配電盤が知られている(特許文献2参照)。
この配電盤は、特許文献2の実用新案登録請求の範囲や第1~6図に示されたように、その盤内のケーブルが、配電盤の外部側面などに設けた端子台を介して、外線ケーブルに接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平07-075223号公報
実開昭57-175508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された外線ケーブルは、その図1、5に示されたように、端子台から垂下されるのみであり、又、特許文献2に記載された外線ケーブルも、その第1、3、6図に示されたように、端子台から垂下されたり、その第2、4図に示されたように、端子台から直接上方へ配設されることから、外線ケーブル全体の重さが、当該外線ケーブルと端子台の接続部分等にかかるため、断線のリスクが高くなる。
そして、特許文献1、2の外線ケーブルを盤外の上方や側方等へ配設する場合、配電盤の設置場所によって、外線ケーブルを配設する位置や高さが異なるため、設置場所に応じた施工性が低い。
【0006】
本発明は、このような点に鑑み、縦サポート部材を、盤外ケーブル配設空間を挟んで一方側と他方側に立設することによって、「断線リスクの低減」と「設置場所に応じた施工性の向上」などを実現する盤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る盤1は、盤筐体2と、前記盤筐体2から盤外へ延びるケーブルを配設する盤外ケーブル配設空間3Xと、前記盤外ケーブル配設空間3Xを挟んだ一方側と他方側のそれぞれに少なくとも立設された縦サポート部材4Aを有していることを第1の特徴とする。
【0008】
本発明に係る盤1の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、当該盤は、変圧器5も有し、前記変圧器5は、前記盤筐体2を下方から支え、且つ、前記盤筐体2の下端は、前記変圧器5の下端より上方に位置し、前記盤外ケーブル配設空間3Xは、前記盤筐体2と、当該盤の設置面Mとの間で、且つ、前記変圧器5の側方に存在し、前記縦サポート部材4Aは、前記変圧器5の下部から立設し、且つ、平面視で前記盤筐体2に重なっている点にある。
【0009】
本発明に係る盤1の第3の特徴は、上記第1又は2の特徴に加えて、当該盤は、前記盤外ケーブル配設空間3Xに配設されたケーブル3と、前記一方側の縦サポート部材4Aから前記他方側の縦サポート部材4Aに亘る横サポート部材4Bも有し、前記横サポート部材4Bに、前記ケーブル3が固定されている点にある。
【0010】
これらの特徴により、縦サポート部材4Aを、盤外ケーブル配設空間3Xを挟んで一方側と他方側に立設することによって、特許文献1、2とは異なり、配設するケーブル3が、盤筐体2から垂下等しても、当該ケーブル3を、縦サポート部材4A等に固定することで、ケーブル3全体の重さは、ケーブル3と盤筐体2の接続部分だけでなく、縦サポート部材4A等との固定箇所にもかかって分散するため、断線のリスクを低減できる(「断線リスクの低減」)。
そして、配設するケーブル3が、盤筐体2から垂下したり、盤筐体2から直接上方や側方等へ配設される等、盤1の設置場所によってケーブル3を配設する位置や高さが異なる場合でも、縦サポート部材4Aや後述の横サポート部材4B等にケーブル3を固定する自由度が高く、設置場所に応じた施工性が上がる(「設置場所に応じた施工性の向上」)。
(【0011】以降は省略されています)

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