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公開番号
2025115010
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009301
出願日
2024-01-25
発明の名称
発光装置
出願人
スタンレー電気株式会社
代理人
弁理士法人レクスト国際特許事務所
主分類
H10H
20/851 20250101AFI20250730BHJP()
要約
【課題】出射光の取り出し効率を向上させることが可能な発光装置を提供する。
【解決手段】
発光層を有する半導体構造層を含む発光素子と、発光素子上に形成され、発光層から放出される光によって励起されて蛍光を発する蛍光体を含む蛍光体層と、蛍光体層上に形成され、上方に向かって側面が外方に傾斜している透光性の透光層と、透光層上に形成され、透光性の透光基板及び透光基板の上面において各々が周期的に列をなして配された線状の複数の金属体からなるワイヤグリッドを含むワイヤグリッド部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
発光層を有する半導体構造層を含む発光素子と、
前記発光素子上に形成され、前記発光層から放出される光によって励起されて蛍光を発する蛍光体を含む蛍光体層と、
前記蛍光体層上に形成され、上方に向かって側面が外方に傾斜している透光性の透光層と、
前記透光層上に形成され、透光性の透光基板及び前記透光基板の上面において各々が周期的に列をなして配された線状の複数の金属体からなるワイヤグリッドを含むワイヤグリッド部と、
を有することを特徴とする発光装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記透光層は、前記透光層の側面に向かうほど屈折率が小さくなっていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記透光層は、前記透光層を上から見た上面視において前記透光層の中心を通る中心軸から前記側面に向かうほど屈折率が小さくなっていることを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記透光層は、前記透光層の内側に上面から下面に至るまで形成され前記透光層内で最も屈折率の高い第1の領域と、前記第1の領域を囲むように前記透光層の最外周側面を含んで前記透光層の上面から下面に至るまで形成され前記透光層内で最も屈折率が小さい第2の領域とを有することを特徴とする請求項2又は3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記透光層の前記第1の領域の屈折率は、前記蛍光体層の屈折率及び前記ワイヤグリッド部の前記透光基板の屈折率よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
【請求項6】
前記透光層の前記第2の領域の屈折率は、前記蛍光体層の屈折率及び前記ワイヤグリッド部の前記透光基板の屈折率よりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の発光装置。
【請求項7】
前記透光層は、GRINレンズであることを特徴とする請求項3に記載の発光装置。
【請求項8】
前記発光素子、前記蛍光体層、前記透光層及び前記透光基板の各々の側面を連続して覆う光反射性を有する被覆部材を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の発光装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光素子を含む発光装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特定の光を透過させる偏光層を備える発光装置が開示されている。例えば、特許文献1には、発光素子(LEDダイ)と発光素子の一方の主面に形成された蛍光体層と蛍光体層上に形成されたワイヤグリッドからなる光偏光層と発光素子の他方の主面に形成された光反射層とを含む発光装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2011-501460号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の発光装置において、光偏光層に到達した光のうちワイヤグリッドの長手方向に対して垂直な振動方向を有する偏光成分は光偏光層を透過し、当該長手方向に対して平行な偏光成分は光偏光層によって反射される。また、ワイヤグリッドの長手方向に対して垂直な振動方向を有する偏光成分であっても、臨界角を超える角度で蛍光体層から光偏光層に入射する成分については全反射される。
【0005】
特許文献1に記載の発光装置においては、例えば上記のように光偏光層によって反射された成分が光反射層によって反射されることで再び光偏光層に入射し得る。しかしながら、例え光が光偏光層によって反射された場合であってもその一部は光偏光層に吸収されるため、光偏光層と光反射層との間で繰り返し光が反射されるほど、発光装置全体として取り出される光の取り出し効率が低下してしまう恐れがある。
【0006】
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであり、出射光の取り出し効率を向上させることが可能な発光装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る発光装置は、発光層を有する半導体構造層を含む発光素子と、発光素子上に形成され、発光層から放出される光によって励起されて蛍光を発する蛍光体を含む蛍光体層と、蛍光体層上に形成され、上方に向かって側面が外方に傾斜している透光性の透光層と、透光層上に形成され、透光性の透光基板及び透光基板の上面において各々が周期的に列をなして配された線状の複数の金属体からなるワイヤグリッドを含むワイヤグリッド部と、を有することを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1に係る発光装置の上面図である。
実施例1に係る発光装置の断面図である。
透光層の屈折率分布を模式的に示す図である。
実施例1に係る発光装置に対する検証のためのシミュレーションモデルを示す断面図である。
シミュレーションモデルにおける透光層の上面と側面とが成す角度に対する光束の比を示すグラフである。
シミュレーションモデルにおける透光層の上面と側面とが成す角度に対する光束の比を示すグラフである。
シミュレーションモデルにおける透光層の上面と側面とが成す角度に対する光束の比を示すグラフである。
シミュレーションモデルの変形例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に本発明の実施例について詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面においては、実質的に同一又は等価な部分には同一の参照符号を付している。
【実施例】
【0010】
[発光装置100の概要]
図1及び図2を参照しつつ、実施例1に係る発光装置100の構成について説明する。図1は、実施例1に係る発光装置100の上面図である。図2は、図1に示した発光装置100の2-2線に沿った断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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