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公開番号
2025115480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024009951
出願日
2024-01-26
発明の名称
検体採取具
出願人
DICプラスチック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01N
1/10 20060101AFI20250731BHJP(測定;試験)
要約
【課題】採取する検体液を定量化できる検体採取具を提供する。
【解決手段】検体採取具は、チューブ11と採取棒21とを備える。チューブ11は、挿入口13と連続した検体液を収容する内部空間14を備える。採取棒21は、軸部22と、軸部22が貫通されて支持され、かつ検査に必要な最少検体液量より多くの検体液を吸収保持する吸収体23とを備える。採取棒21は、吸収体23が検体液を吸収保持した状態で、挿入口13から内部空間14に挿入され、チューブ11が押圧変形されることで、吸収体23が扱かれ、吸収体23から搾り出された検体液が内部空間14の底部12に貯留される。吸収体23が扱かれていない状態において、吸収体23の下端23aは、内部空間に貯留された最少検体液量の検体液の液面より上側に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
検体液を採取する検体採取具であって、
挿入口と連続した前記検体液を収容する内部空間が構成されたチューブと、
軸部と、前記軸部が貫通されて支持され、かつ検査に必要な最少検体液量より多くの前記検体液を吸収保持する吸収体と、を備える採取棒と、を備え、
前記採取棒は、前記吸収体が前記検体液を吸収保持した状態で、前記挿入口から前記内部空間に挿入され、
前記チューブが押圧変形され、前記吸収体が扱かれることにより、前記吸収体から搾り出された前記検体液が前記内部空間の底部に貯留され、
前記吸収体が扱かれていない状態において、前記吸収体の下端は、前記内部空間に貯留された前記最少検体液量の前記検体液の液面より上側に位置する
検体採取具。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記内部空間の底部は、前記採取棒の挿入端が突き当たる突き当て部を備えている
請求項1に記載の検体採取具。
【請求項3】
前記採取棒は、前記採取棒の挿入端を構成する前記軸部の先端に圧入される先端キャップを備える
請求項1又は2に記載の検体採取具。
【請求項4】
前記チューブは、前記挿入口を構成し、かつ前記挿入口にノズルを装着可能とする装着部を備え、
前記装着部より下側の領域は、前記装着部より押圧変形し易く、
前記採取棒が前記内部空間に挿入された状態において、前記吸収体の上端は、前記装着部よりも下側に位置する
請求項1又は2に記載の検体採取具。
【請求項5】
前記採取棒は、前記軸部の先端と反対側の基端に滑り止めキャップが配置されている
請求項1又は2に記載の検体採取具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検体採取具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
OTC(Over The Counter)で使用される生体から尿などの検体液を採取するキットでは綿棒等のスワブが用いられている。スワブに吸収保持させた尿等の検体液は、使用者が自らチューブやカップ等の容器に検査に必要な規定量を抽出する必要がある。
【0003】
なお、検体を採取する特許文献1のようなものも使用されるが、OTC等では、上記のようなキットが用いられることが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6931839号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、検体採取に慣れていない使用者には、スワブから上手く抽出することが難しい。例えば、スワブを扱いて検体液を搾り出すことになるが、一度搾り出した検体液が再度スワブに再吸収されてしまい、規定量の検体液を抽出できないことがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための検体採取具は、検体液を採取する検体採取具であって、挿入口と連続した前記検体液を収容する内部空間が構成されたチューブと、軸部と、前記軸部が貫通されて支持され、かつ検査に必要な最少検体液量より多くの前記検体液を吸収保持する吸収体と、を備える採取棒と、を備える。前記採取棒は、前記吸収体が前記検体液を吸収保持した状態で、前記挿入口から前記内部空間に挿入され、前記チューブが押圧変形され、前記吸収体が扱かれることにより、前記吸収体から搾り出された検体液が前記内部空間の底部に貯留される。前記吸収体が扱かれていない状態において、前記吸収体の下端は、前記内部空間に貯留された前記最少検体液量の検体液の液面より上側に位置する。
【0007】
上記構成によれば、採取棒の吸収体に、必要な検体液量の検体液を吸収保持できる。検体液は、採取棒をチューブの内部空間に挿入し、次いで、チューブを押圧変形させることで、吸収体を扱くことができる。これにより、チューブは、搾り出された検体液を、内部空間に貯留することができる。
【0008】
吸収体の下端は、検体液が内部空間に貯留された際の液面より上側に位置する。これにより、仮に、吸収体が扱かれた後に、吸収体の下端が検体液に浸って再吸引されることがあっても、吸収体の下端が液面から離れたところで、吸収体は、それ以上の検体液を再吸収しなくなる。これにより、内部空間に貯留する検体液が定量化される。
【0009】
上記検体採取具において、前記内部空間の底部は、前記採取棒の挿入端が突き当たる突き当て部を備えているように構成してもよい。上記構成によれば、採取棒を内部空間に挿入した際に、挿入端が突き当て部に突き当たることで、内部空間における吸収体の位置を規定することができる。
【0010】
上記検体採取具において、前記採取棒は、前記採取棒の挿入端を構成する前記軸部の先端に圧入される先端キャップを備えるように構成してもよい。上記構成によれば、先端キャップは、軸部の先端に対して圧入によって容易に取り付けることができる。また、先端キャップは、軸部の一端に対して接着剤を使わず圧入によって取り付けられる。これにより、接着剤の成分が検体液と混ざることを防ぐことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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