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公開番号
2025115613
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010168
出願日
2024-01-26
発明の名称
表示装置
出願人
株式会社Magnolia White
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
H10K
59/80 20230101AFI20250731BHJP()
要約
【課題】 視野角を制限することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】 一実施形態に係る表示装置は、基板と、前記基板の上方に配置された絶縁層と、前記絶縁層の上に配置され、互いに離間する第1下電極及び第2下電極と、前記第1下電極及び前記第2下電極と重なる単一の画素開口を有するリブと、前記リブの上方に配置された導電性を有する下部及び前記下部の上に配置されるとともに前記下部の側面から突出する縁部で囲まれる開口を有する上部を含む隔壁と、前記画素開口を通じて前記第1下電極及び前記第2下電極に接し、発光層を有する有機層と、前記有機層を覆い、前記下部に接する上電極と、前記基板とは反対側に突出する凸状に形成され、前記開口と重なるレンズと、を備え、前記有機層は、前記第1下電極と前記第2下電極との間において、前記画素開口を通じて前記絶縁層と接している。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板の上方に配置された絶縁層と、
前記絶縁層の上に配置され、互いに離間する第1下電極及び第2下電極と、
前記第1下電極及び前記第2下電極と重なる単一の画素開口を有するリブと、
前記リブの上方に配置された導電性を有する下部と、前記下部の上に配置されるとともに前記下部の側面から突出する縁部で囲まれる開口を有する上部と、を含む隔壁と、
前記画素開口を通じて前記第1下電極及び前記第2下電極に接し、発光層を有する有機層と、
前記有機層を覆い、前記下部に接する上電極と、
前記基板とは反対側に突出する凸状に形成され、前記開口と重なるレンズと、
を備え、
前記有機層は、前記第1下電極と前記第2下電極との間において、前記画素開口を通じて前記絶縁層と接している、
表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記有機層は、前記第1下電極と接する第1領域と、前記第2下電極と接する第2領域と、を有し、
前記第1領域が発光する第1モードと、
前記第1領域と前記第2領域とが発光する第2モードと、を備える、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
さらに、駆動トランジスタと、
前記駆動トランジスタと直列に接続され、前記第1下電極を含む第1表示素子と、
前記第1表示素子と並列に接続され、前記第2下電極を含む第2表示素子と、
前記駆動トランジスタと、前記第2表示素子との間に配置されたスイッチング素子と、を備え、
前記スイッチング素子は、前記第1モードにおいて前記駆動トランジスタと前記第2下電極とを導通させず、前記第2モードにおいて前記駆動トランジスタと前記第2下電極とを導通するように構成されている、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第1下電極は、前記第2下電極に囲まれている、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第1下電極及び前記第2下電極は、一方向に並び、
前記第1下電極及び前記第2下電極が並ぶ方向は、前記レンズの中心線と交差している、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1下電極と前記第2下電極は、第1方向に並び、
前記第1方向及び前記第1方向と交差する第2方向に沿った前記レンズの断面形状は、前記基板とは反対側に突出する凸状である、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項7】
前記レンズの主点は、前記第1下電極と平面視で重なっている、
請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
さらに、前記絶縁層の上に配置され、前記第1下電極及び前記第2下電極から離間し、前記第2下電極と電気的に接続されている第3下電極を備え、
前記画素開口は、前記第3下電極と重なり、
前記第1下電極は、前記第2下電極と前記第3下電極との間に配置され、
前記有機層は、前記画素開口を通じて前記第3下電極に接し、前記第1下電極と前記第3下電極との間、及び、前記第2下電極と前記第3下電極との間において前記絶縁層と接する、
請求項3に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第1下電極、前記第2下電極、及び、前記第3下電極が並ぶ方向は、前記レンズの中心線と交差している、
請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記レンズの中心線は、前記第1下電極と平面視で重なっている、
請求項2又は8に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の表示装置において、所定のコントラスト比が得られる視野角を可変する要求がある。例えば、自動車等の車両に搭載される表示装置では、助手席側から表示画像が視認できる一方で、運転席側からは運転中などの場合に表示画像が視認不可とするような視野角制御が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-135346号公報
米国特許出願公開第2022/0399529号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、視野角を制限することが可能な表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態によれば、表示装置は、基板と、前記基板の上方に配置された絶縁層と、前記絶縁層の上に配置され、互いに離間する第1下電極及び第2下電極と、前記第1下電極及び前記第2下電極と重なる単一の画素開口を有するリブと、前記リブの上方に配置された導電性を有する下部及び前記下部の上に配置されるとともに前記下部の側面から突出する縁部で囲まれる開口を有する上部を含む隔壁と、前記画素開口を通じて前記第1下電極及び前記第2下電極に接し、発光層を有する有機層と、前記有機層を覆い、前記下部に接する上電極と、前記基板とは反対側に突出する凸状に形成され、前記開口と重なるレンズと、を備え、前記有機層は、前記第1下電極と前記第2下電極との間において、前記画素開口を通じて前記絶縁層と接している。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、一実施形態に係る表示装置の構成例を示す図である。
図2は、副画素の回路構成の一例を示す回路図である。
図3は、副画素のレイアウトの一例を示す概略的な平面図である。
図4は、図3に示す隔壁及びレンズのレイアウトの一例を示す平面図である。
図5は、図4に示すA-A’線に沿う表示装置の構成例を示す断面図である。
図6は、図5に示すレンズの役割を説明するための図である。
図7は、車載機器に搭載された表示装置が第1モードで画像を表示した状態を示す図である。
図8は、車載機器に搭載された表示装置が第2モードで画像を表示した状態を示す図である。
図9は、副画素のレイアウトの他の例を示す概略的な平面図である。
図10は、図9に示す隔壁及びレンズのレイアウトの一例を示す平面図である。
図11は、図10に示すレンズの役割を説明するための図である。
図12は、副画素のレイアウトのさらに他の例を示す概略的な平面図である。
図13は、図12に示す隔壁及びレンズのレイアウトの一例を示す平面図である。
図14は、図13に示すレンズの役割を説明するための図である。
図15は、副画素のレイアウトのさらに他の例を示す概略的な平面図である。
図16は、図15に示す隔壁及びレンズのレイアウトの一例を示す平面図である。
図17は、副画素のレイアウトのさらに他の例を示す概略的な平面図である。
図18は、図17に示す隔壁及びレンズのレイアウトの一例を示す平面図である。
図19は、図18に示すB-B’線及びC-C’線に沿う表示装置の構成例を示す断面図である。
図20は、副画素のレイアウトのさらに他の例を示す概略的な平面図である。
図21は、図20に示す隔壁及びレンズのレイアウトの一例を示す平面図である。
図22は、副画素の回路構成の他の例を示す回路図である。
図23は、副画素のレイアウトのさらに他の例を示す概略的な平面図である。
図24は、図23に示す隔壁及びレンズのレイアウトの一例を示す平面図である。
図25は、図24に示すD-D’線に沿う表示装置の構成例を示す断面図である。
図26は、図25に示すレンズの役割を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
いくつかの実施形態について図面を参照しながら説明する。
開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
【0008】
なお、図面には、必要に応じて理解を容易にするために、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を記載する。X軸に沿った方向をX方向と称し、Y軸に沿った方向をY方向と称し、Z軸に沿った方向をZ方向と称する。Z方向と平行に各種要素を見ることを平面視という。
【0009】
本実施形態に係る表示装置は、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)を備える有機エレクトロルミネッセンス表示装置であり、テレビ、パーソナルコンピュータ、車載機器、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話端末等に搭載され得る。
【0010】
図1は、一実施形態に係る表示装置DSPの構成例を示す図である。表示装置DSPは、絶縁性の基板10の上に、画像を表示する表示領域DAと、表示領域DAよりも外側の周辺領域SAと、を有する表示パネルPNLを備えている。基板10は、ガラスであってもよいし、可撓性を有する樹脂フィルムであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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