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公開番号
2025109050
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002738
出願日
2024-01-11
発明の名称
発光装置の製造方法
出願人
日亜化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H10H
20/857 20250101AFI20250716BHJP()
要約
【課題】製造効率を高くできる発光装置の製造方法を提供する。
【解決手段】集合基板を準備する工程であって、外枠と、平面視において外枠の内側に位置する少なくとも1つの基板部と、外枠と基板部又は基板部間を接続する接続部と、を含む基板と、基板部の上面に配置された光源と、を備え、基板部および光源を含む少なくとも1つの光源部予定部を備えた集合基板を準備する工程と、集合基板を支持し、且つ上面に基板吸引孔を有する集合基板支持部を準備して、集合基板支持部の上面に集合基板の下面を接触させた状態で集合基板を配置する工程と、基板部と接続部との境界で切断することで、集合基板から光源部予定部を分離して光源部を得る工程と、を備え、集合基板を配置する工程は、平面視において、基板部を除いた位置に基板吸引孔が配置されるように集合基板を前記集合基板支持部に配置して固定する工程と、を含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
集合基板を準備する工程であって、
外枠と、平面視において前記外枠の内側に位置する少なくとも1つの基板部と、前記外枠と前記基板部又は前記基板部間を接続する接続部と、を含む基板と、
前記基板部の上面に配置された光源と、を備え、
前記基板部および前記光源を含む少なくとも1つの光源部予定部を備えた集合基板を準備する工程と、
前記集合基板を支持し、且つ上面に基板吸引孔を有する集合基板支持部を準備して、前記集合基板支持部の上面に前記集合基板の下面を接触させた状態で前記集合基板を配置する工程と、
前記基板部と前記接続部との境界で切断することで、前記集合基板から前記光源部予定部を分離して光源部を得る工程と、
を備え、
前記集合基板を配置する工程は、
平面視において、前記基板部を除いた位置に前記基板吸引孔が配置されるように前記集合基板を前記集合基板支持部に配置して固定する工程と、を含む、発光装置の製造方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記光源部を得る工程は、前記集合基板において、前記基板部の外周に位置する前記接続部にレーザ光を照射して前記接続部を切断する工程を含む、請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項3】
前記集合基板を配置する工程は、
互いに隙間を介して配置された、前記外枠を支持する外枠支持部と、前記接続部を支持する接続部支持部と、前記基板部を支持する基板部支持部と、を含み、且つ前記外枠支持部及び前記接続部支持部の少なくとも一方に前記基板吸引孔が設けられるとともに、前記外枠支持部及び前記接続部支持部の少なくとも一方の上面に前記基板吸引孔の開口部が位置する前記集合基板支持部を準備する工程を含む、請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項4】
前記集合基板を配置する工程において、
前記集合基板支持部に前記集合基板を配置したときに、前記集合基板と前記集合基板支持部とに囲まれた空間が形成され、
前記集合基板支持部は、前記基板吸引孔と前記空間とを繋ぐ連通部をさらに含み、
前記光源部を得る工程において、
前記連通部により前記空間を陰圧にした状態で、前記集合基板から前記光源部予定部を分離する、請求項3に記載の発光装置の製造方法。
【請求項5】
前記連通部の開口部は、前記基板吸引孔が設けられた前記外枠支持部又は前記接続部支持部の側面における上面側に設けられる、請求項4に記載の発光装置の製造方法。
【請求項6】
前記基板吸引孔は、前記外枠支持部に設けられており、
前記連通部は、前記外枠支持部に設けられた前記基板吸引孔と前記空間とを繋ぐように設けられている、請求項4に記載の発光装置の製造方法。
【請求項7】
前記集合基板を準備する工程は、
2以上の前記基板部を含む集合基板を準備する工程を含み、
前記光源部を得る工程は、
前記2以上の基板部それぞれの外周において、高さ方向における前記接続部の一部を除去する第1除去工程と、
高さ方向における前記接続部の残りの部分を除去することで前記光源部予定部を分離する第2除去工程と、を含む請求項4に記載の発光装置の製造方法。
【請求項8】
前記集合基板を配置する工程は、
前記集合基板支持部に前記集合基板を配置したときに、前記集合基板を上方から押さえる押さえ部を配置する工程をさらに含み、
前記押さえ部は、前記連通部に繋がった前記基板吸引孔が設けられた前記外枠支持部または前記接続部支持部の上方に配置される、請求項4~7のいずれか1項に記載の発光装置の製造方法。
【請求項9】
前記集合基板支持部を準備する工程において、
前記基板部支持部は、前記基板部が配置される上面と、側面と、を有し、さらに前記側面に開口部を有する集塵吸引部を有し、
前記開口部は、前記側面において前記上面から離れた位置に設けられる、請求項3に記載の発光装置の製造方法。
【請求項10】
前記開口部は、前記上面側に位置する第1開口部と、前記第1開口部より下方に位置する第2開口部と、を有する、請求項9に記載の発光装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
発光素子が配置された基板にレンズが接着された発光装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような発光装置においては、製造効率を高くすることが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2017-516314号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の実施形態に係る発光装置の製造方法は、製造効率を高くできる発光装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態に係る発光装置の製造方法は、
集合基板を準備する工程であって、
外枠と、平面視において前記外枠の内側に位置する少なくとも1つの基板部と、前記外枠と前記基板部又は前記基板部間を接続する接続部と、を含む基板と、
前記基板部の上面に配置された光源と、を備え、
前記基板部および前記光源を含む少なくとも1つの光源部予定部を備えた集合基板を準備する工程と、
前記集合基板を支持し、且つ上面に基板吸引孔を有する集合基板支持部を準備して、前記集合基板支持部の上面に前記集合基板の下面を接触させた状態で前記集合基板を配置する工程と、
前記基板部と前記接続部との境界で切断することで、前記集合基板から前記光源部予定部を分離して光源部を得る工程と、
を備え、
前記集合基板を配置する工程は、
平面視において、前記基板部を除いた位置に前記基板吸引孔が配置されるように前記集合基板を前記集合基板支持部に配置して固定する工程と、を含む。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一実施形態に係る発光装置の製造方法は、製造効率を高くできる発光装置の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の実施形態に係る発光装置の概略上面図である。
図1の発光装置のII-II線の断面を示す概略断面図である。
本開示の実施形態1に係る発光装置の製造方法の集合基板を準備する工程において準備する基板の概略上面図である。
集合基板を準備する工程において準備する光源部予定部を備えた集合基板の概略上面図である。
本開示の実施形態1に係る発光装置の製造方法の集合基板を配置する工程において集合基板を支持する集合基板支持部の概略上面図である。
集合基板を配置する工程において集合基板支持部の上に集合基板を配置したときの概略上面図である。
図6のVII-VII線の概略断面図である。
本開示の実施形態2に係る発光装置の製造方法の集合基板を配置する工程において集合基板支持部の上に集合基板を配置したときの概略上面図である。
図8のIXーIX線の概略断面図である。
図8のXーX線の概略断面図である。
本開示の実施形態1及び2に係る発光装置の製造方法の光源部を得る工程において、第1除去工程を実施している際の様子を模式的に示す上面図である。
本開示の実施形態1及び2に係る発光装置の製造方法の光源部を得る工程において、第2除去工程を実施している際の様子を模式的に示す上面図である。
本開示の実施形態1及び2に係る発光装置の製造方法において、レンズ部材配置工程を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、本開示に係る実施形態を説明する。なお、以下に説明する、本開示に係る発光装置の製造方法は、本開示の技術思想を具体化するためのものであって、特定的な記載がない限り、本開示を以下のものに限定しない。
各図面中、同一の機能を有する部材には、同一符号を付している場合がある。要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態を分けて示す場合があるが、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせは可能である。各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張して示している場合もある。断面図として、切断面のみを示す端面図を用いる場合がある。
【0009】
(発光装置)
図1及び図2に示すように、本実施形態1及び2に係る発光装置の製造方法によって製造される発光装置1は、例えば、基板2と基板2の上面に配置された光源13とを含む光源部10と、光源13を覆うように基板2上に配置されるレンズ部材5と、を含む。
【0010】
(基板)
基板2は、光源13が配置される部材である。基板2は、基体3と、配線4と、を含む。
基板2は、上面3aと、下面3bと、上面3a及び下面3bを接続する側面3cと、を有する。基板2は、例えば、平板状の部材である。基板20の厚さは、例えば、0.15mm以上0.30mm以下である。基板2は、上面視において、レンズ部材5に内包されている。
配線4は、図2に示すように、基板2の上面3a及び下面3bに配置されている。配線4は、基板2の上面3aに配置される第1配線4aと、基板2の下面3bに配置される第2配線4bとを含む。第1配線4aと第2配線4bとは、ビア等の内層配線を介して電気的に接続されている。第1配線4aには、発光素子13aが電気的に接続される。第2配線4bは、発光装置1の外部電極として機能する。
基体3としては、例えば、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、酸化アルミニウム等のセラミック基板、アルミニウム、ガラスエポキシ等の樹脂基板等を挙げることができる。また、配線4は、発光素子13aに電力を供給する配線であり、基体3の上面に所定形状にパターニングされている。配線4は、金属材料を用いることができ、例えば、金(Au)、銀(Ag)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、ロジウム(Rh)、銅(Cu)、チタン(Ti)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、モリブデン(Mo)、クロム(Cr)、タングステン(W)等の単体金属またはこれらの金属を含む合金を好適に用いることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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