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公開番号
2025115891
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010594
出願日
2024-01-26
発明の名称
流体用X線異物検出装置
出願人
株式会社日本選別化工
代理人
弁理士法人共生国際特許事務所
主分類
G01N
23/18 20180101AFI20250731BHJP(測定;試験)
要約
【課題】X線装置の箱体から外部に漏洩するX線を低減できる流体用X線異物検出装置を提供する。
【解決手段】箱体の内部を貫通して外部に突出するパイプ部材と、X線源と、X線ラインセンサと、を備えるX線装置と、X線ラインセンサで撮像した画像を解析して前記パイプ部材で搬送される検査流体中の異物を検出する検出部と、X線装置の下流側に配置され、検出部の制御により流路の変更が可能な三方バルブと、を備え、パイプ部材は、X線が透過する樹脂管と、樹脂管の両端に継手によって連結され、箱体の管出入口の内側と外側に突出する金属管と、からなり、管出入口には、さらにX線の漏洩防止手段が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
箱体の内部を貫通して外部に突出するパイプ部材と、X線源と、X線ラインセンサと、を備えるX線装置と、
前記X線ラインセンサで撮像した画像を解析して前記パイプ部材で搬送される検査流体中の異物を検出する検出部と、
前記X線装置の下流側に配置され、前記検出部の制御により流路の変更が可能な三方バルブと、を備え、
前記パイプ部材は、前記X線が透過する樹脂管と、前記樹脂管の両端に継手によって連結され、前記箱体の管出入口の内側と外側に突出する金属管と、からなり、前記管出入口には、さらにX線の漏洩防止手段が設けられていることを特徴とする流体用X線検査装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記漏洩防止手段は、前記箱体の外側に取付けられ、前記金属管と前記箱体との隙間を塞ぐ金属製のフランジブッシュであることを特徴とする請求項1に記載の流体用X線検査装置。
【請求項3】
前記漏洩防止手段は、前記金属管と前記箱体との隙間を塞ぐ溶接部であることを特徴とする請求項1に記載の流体用X線検査装置。
【請求項4】
前記樹脂管は、可撓性を有することを特徴とする請求項1に記載の流体用X線検査装置。
【請求項5】
箱体の内部を貫通して外部に突出し、X線が透過可能な樹脂管からなるパイプ部材と、X線源と、X線ラインセンサと、を備えるX線装置と、
前記X線ラインセンサで撮像した画像を解析して前記パイプ部材で搬送される検査流体中の異物を検出する検出部と、
前記X線装置の下流側に配置され、前記検出部の制御により流路の変更が可能な三方バルブと、を備え、
前記パイプ部材が貫通した状態で、箱体の管出入口の内側と外側に突出し、X線の漏洩が防止可能な長さを有するフランジブッシュを備えていることを特徴とする流体用X線検査装置。
【請求項6】
前記X線装置の上流側に、流路内の異物を棒磁石に吸引して除去する異物除去器が、さらに備えられることを特徴とする請求項1又は5に記載の流体用X線検査装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パイプ内を流れる液体味噌、醤油、ソースなどの流体に混入した異物を検出し、取り除くことができる流体用X線異物検出装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
引用文献1には、パイプ部材で搬送される液状の被検体にX線を照射し、異物を検出すると、分岐バルブ部で流路を切換えて、不良品貯蔵タンクに排出するX線異物検出装置が開示されている。
【0003】
産業用のX線装置に関して、法令によれば、作業者の被曝量が1300マイクロシーベルト(3カ月)以上であれば、管理区域を設けて有資格者のもとで作業すること規定している。これ以下であれば、管理区域の設定や有資格者は必要ないとされる。そのため、装置表面での漏洩量を1マイクロシーベルト以下とするような目標が設定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-10451号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、X線装置を収容した箱体からX線の外部への漏洩を防止できる流体用X線異物検出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による流体用X線検査装置は、箱体の内部を貫通して外部に突出するパイプ部材と、X線源と、X線ラインセンサと、を備えるX線装置と、前記X線ラインセンサで撮像した画像を解析して前記パイプ部材で搬送される検査流体中の異物を検出する検出部と、前記X線装置の下流側に配置され、前記検出部の制御により流路の変更が可能な三方バルブと、を備え、前記パイプ部材は、X線が透過する樹脂管と、前記樹脂管の両端に継手によって連結され、前記箱体の管出入口の内側と外側に突出する金属管と、からなり、前記管出入口には、さらにX線の漏洩防止手段が設けられていることを特徴とする。
【0007】
前記漏洩防止手段は、前記箱体の外側に取付け、前記金属管と前記箱体との隙間を塞ぐフランジブッシュであることを特徴とする。
【0008】
前記漏洩防止手段は、前記金属管と前記箱体との隙間を塞ぐ溶接部であることを特徴とする。
【0009】
前記樹脂管は、可撓性を有することを特徴とする。
【0010】
本発明による他の流体用X線検査装置は、箱体の内部を貫通して外部に突出するパイプ部材と、X線源と、X線ラインセンサとを備えるX線装置と、前記X線ラインセンサで撮像した画像を解析して前記パイプ部材で搬送される検査流体中の異物を検出する検出部と、前記X線装置の下流側に配置され、前記検出部の制御により流路の変更が可能な三方バルブと、を備え、前記パイプ部材は、X線が透過可能な樹脂管からなり、前記箱体の管出入口の内側と外側に突出し、X線の漏洩が防止可能な長さを備えるフランジブッシュが設けられることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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