TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025121075
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-19
出願番号
2024016274
出願日
2024-02-06
発明の名称
CO2回収装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B01D
53/62 20060101AFI20250812BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】排熱利用効率の向上に寄与するCO
2
回収装置を実現する。
【解決手段】本開示に係るCO
2
回収装置(1)は、気体が流される流通路(2a)と、流通路(2a)に配置される第1のCO
2
吸着部材(5)及び熱吸収部材(6)と、第1のCO
2
吸着部材(5)を介して熱吸収部材(6)に流体が流れるように流体を流通路(2a)に挿入する第1の挿入口(2b)と、熱吸収部材(6)を介して第1のCO
2
吸着部材(5)に流体が流れるように流体を流通路(2a)に挿入する第2の挿入口(2c)と、を備え、加熱された第1のCO
2
吸着部材(5)を介して熱吸収部材(6)に流体を流して熱吸収部材(6)を加熱し、第1のCO
2
吸着部材(5)を加熱する場合、熱吸収部材(6)を介して第1のCO
2
吸着部材(5)に流体を流して第1のCO
2
吸着部材(5)を加熱する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
気体に含まれるCO
2
を回収するCO
2
回収装置であって、
CO
2
を回収するために前記気体が流される流通路と、
前記流通路に配置される第1のCO
2
吸着部材と、
前記流通路に前記第1のCO
2
吸着部材と並べて配置される熱吸収部材と、
前記流通路に設けられ、前記第1のCO
2
吸着部材を介して前記熱吸収部材に流体が流れるように前記流体を前記流通路に挿入する第1の挿入口と、
前記流通路に設けられ、前記熱吸収部材を介して前記第1のCO
2
吸着部材に前記流体が流れるように当該流体を前記流通路に挿入する第2の挿入口と、
を備え、
CO
2
を脱離するために加熱された前記第1のCO
2
吸着部材を介して前記熱吸収部材に前記流体を流して当該熱吸収部材を加熱し、前記第1のCO
2
吸着部材を加熱する場合、前記熱吸収部材を介して前記第1のCO
2
吸着部材に前記流体を流して当該第1のCO
2
吸着部材を加熱する、CO
2
回収装置。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記第1のCO
2
吸着部材からCO
2
を脱離させる場合、前記第1のCO
2
吸着部材を介して前記熱吸収部材に前記流体を流し、前記流通路における前記第1のCO
2
吸着部材に対して前記熱吸収部材の側に設けられた排出口からCO
2
を排出する、請求項1に記載のCO
2
回収装置。
【請求項3】
前記熱吸収部材は、第2のCO
2
吸着部材であり、
前記第2のCO
2
吸着部材を加熱する場合、前記第1のCO
2
吸着部材を介して前記第2のCO
2
吸着部材に前記流体を流して当該第2のCO
2
吸着部材を加熱し、
前記第1のCO
2
吸着部材を加熱する場合、前記第2のCO
2
吸着部材を介して前記第1のCO
2
吸着部材に前記流体を流して当該第1のCO
2
吸着部材を加熱する、請求項1又は2に記載のCO
2
回収装置。
【請求項4】
前記第1のCO
2
吸着部材及び前記熱吸収部材は、ハニカム構造である、請求項1又は2に記載のCO
2
回収装置。
【請求項5】
前記流体は、前記流通路が減圧環境下で気相のH
2
Oである、請求項1又は2に記載のCO
2
回収装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、CO
2
回収装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
CO
2
吸着部材(即ち、固体吸着部材)を用いて気体に含まれるCO
2
を回収するCO
2
回収装置が実用化されている。このようなCO
2
回収装置は、CO
2
吸着部材を加熱することで当該CO
2
吸着部材に吸着させたCO
2
を脱離させて回収する構成とされている。
【0003】
例えば、特許文献1のCO
2
回収装置は、蒸気タービンから抽気した蒸気を用いてCO
2
吸着部材を非接触で加熱し、CO
2
吸着部材に吸着させたCO
2
を脱離させて回収する構成とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5914300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本出願人は、以下の課題を見出した。特許文献1のCO
2
回収装置は、CO
2
吸着部材を非接触で加熱する構成であるため、CO
2
吸着部材に伝熱され難く、排熱利用効率が悪い課題を有する。
【0006】
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、排熱利用効率の向上に寄与するCO
2
回収装置を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係るCO
2
回収装置は、気体に含まれるCO
2
を回収するCO
2
回収装置であって、
CO
2
を回収するために前記気体が流される流通路と、
前記流通路に配置される第1のCO
2
吸着部材と、
前記流通路に前記第1のCO
2
吸着部材と並べて配置される熱吸収部材と、
前記流通路に設けられ、前記第1のCO
2
吸着部材を介して前記熱吸収部材に流体が流れるように前記流体を前記流通路に挿入する第1の挿入口と、
前記流通路に設けられ、前記熱吸収部材を介して前記第1のCO
2
吸着部材に前記流体が流れるように当該流体を前記流通路に挿入する第2の挿入口と、
を備え、
CO
2
を脱離するために加熱された前記第1のCO
2
吸着部材を介して前記熱吸収部材に前記流体を流して当該熱吸収部材を加熱し、前記第1のCO
2
吸着部材を加熱する場合、前記熱吸収部材を介して前記第1のCO
2
吸着部材に前記流体を流して当該第1のCO
2
吸着部材を加熱する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、排熱利用効率の向上に寄与するCO
2
回収装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(a)から(f)は、実施の形態1のCO
2
回収装置におけるCO
2
の回収サイクルを説明するための図である。
実施の形態1のCO
2
回収装置の制御系の構成を示すブロック図である。
(a)から(h)は、実施の形態2のCO
2
回収装置におけるCO
2
の回収サイクルを説明するための図である。
実施の形態2のCO
2
回収装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
海水淡水化装置
14日前
三洋化成工業株式会社
水処理薬剤
1日前
株式会社日本触媒
二酸化炭素吸着剤
28日前
個人
二酸化炭素吸着分離装置
1か月前
東ソー株式会社
二酸化炭素分離回収液
14日前
株式会社石垣
スクリュープレスの制御方法
23日前
株式会社石垣
スクリュープレスの制御方法
23日前
株式会社石垣
フィルタープレスの運転方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
ガスミキサー
1か月前
白元アース株式会社
除湿容器
1か月前
株式会社No.
微細気泡発生器
18日前
東レ株式会社
有価物の分離方法及び分離装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
CO2回収装置
3日前
株式会社フクハラ
オイルミスト捕集装置
23日前
栗田工業株式会社
溶液の濃縮方法
28日前
東ソー株式会社
二酸化炭素分離用アミン組成物
28日前
東ソー株式会社
二酸化炭素分離用アミン組成物
14日前
本田技研工業株式会社
ガス回収装置
8日前
株式会社神戸製鋼所
混合装置
9日前
株式会社カネカ
蒸留装置および蒸留方法
14日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
4日前
株式会社レゾナック
フッ化水素の除去方法
1日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
16日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
18日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
7日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
21日前
進和テック株式会社
卓上式フード付き実験台
23日前
ヤマト科学株式会社
バブル水生成装置
14日前
メドモンツ カンパニー リミテッド
空気浄化装置
28日前
愛三工業株式会社
吸着装置
9日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
除湿装置
10日前
日本特殊陶業株式会社
反応装置
24日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
除湿装置
7日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
除湿装置
10日前
東レ株式会社
気体分離膜モジュールの検査方法および検査装置
16日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
除湿装置
10日前
続きを見る
他の特許を見る