TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025116148
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2025090441,2023514972
出願日2025-05-30,2021-09-03
発明の名称衣類処理装置及び衣類処理装置の制御方法
出願人エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド,LG ELECTRONICS INC.
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類D06F 33/50 20200101AFI20250731BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】衣類の損傷を最小化し、乾燥時間を短縮できる衣類処理装置及び衣類処理装置の制御方法を提供する。
【解決手段】この出願は熱交換部によりドラムに加熱された空気を供給する空気供給段階、前記空気供給段階の進行中に行われる第1モーション実行段階、を含み、前記第1モーション実行段階は、前記ドラムを時計方向と反時計方向のいずれの方向に沿って1G以上の遠心力を誘発する回転数で回転させる第1加速モードと、前記ドラムを前記第1加速モードに設定された回転方向と同じ方向に1G未満の遠心力を誘発する回転数で回転させる第1減速モードとを交互に行う衣類処理装置の制御方法に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内部に衣類が収容されるための空間を提供するドラムと、前記ドラムの後方面から離隔した位置に設けられた固定パネルと、回転磁界を形成するステータと、前記回転磁界により回転するように構成されて前記ドラムの回転のために必要な動力を発生するローターと、前記ドラムから排出された空気を導く排気ダクトと、前記排気ダクトに沿って移動する空気を除湿して加熱する熱交換部と、前記ドラムの前記後方面を貫通する多数の貫通孔が前記ドラムの回転中心を囲むリングを形成するように配置される方法で構成される空気流入口と、前記固定パネルに設けられて空気を導く供給ダクトと、を含む乾燥機を制御する方法であって、
前記熱交換部を介して前記ドラムに加熱された空気を供給する空気供給段階と、
前記空気供給段階の進行中に実行されるモーション実行段階と、を含み、
前記モーション実行段階は、
前記ドラムを時計方向と反時計方向の1つに沿って1G以上の遠心力を誘発する毎分回転数で回転させる加速モードと、
前記ドラムを前記加速モードに対して設定された回転方向と同じ方向に1G未満の遠心力を誘発する毎分回転数で回転させる減速モードと、を交互に実行する、方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記空気供給段階は、予熱区間、定率乾燥区間及び減率乾燥区間に区分され、
前記モーション実行段階は、前記予熱区間又は前記減率乾燥区間の少なくとも1つで実行される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記空気流入口は、前記ドラムの円周面に密着した前記衣類に空気を排出可能な位置に設けられる、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
内部に衣類が収容されるための空間を提供するドラムと、前記ドラムの後方面から離隔した位置に設けられた固定パネルと、前記固定パネルに固定されるハウジングと、前記ハウジングに固定されて回転磁界を形成するステータと、前記回転磁界により回転するように構成されて前記ドラムの回転のために必要な動力を発生するローターと、前記ハウジングの内側に固定されるリングギアと、前記ローターに固定された一端と前記ハウジング内に位置する他端とを有する第1軸と、前記第1軸に固定されることによって前記ハウジング内に位置する主動ギアと、前記第1軸と同心軸を形成するように、前記固定パネルを貫通することによって後方カバーに固定される一端と前記ハウジング内に位置する他端とを有する第2軸と、前記ハウジング内に位置し、前記第2軸の他端が固定されたベースと、前記ベースに回転自在に固定された第1ボディ、前記第1ボディの円周面に設けられて前記主動ギアに係合する第1ギア、前記第1ボディに固定され、前記第1ボディの直径よりも小さい直径を有する第2ボディ、及び前記第2ボディの円周面に設けられて前記リングギアに係合する第2ギアを有する従動ギアと、前記ドラムから排出された空気を導く排気ダクトと、前記排気ダクトに沿って移動する空気を除湿して加熱する熱交換部と、前記ドラムの前記後方面を貫通する多数の貫通孔が前記ドラムの回転中心を囲むリングを形成するように配置される方法で構成される空気流入口と、前記固定パネルに設けられて空気を導く供給ダクトと、を含む乾燥機を制御する方法であって、
前記熱交換部を介して前記ドラムに加熱された空気を供給する空気供給段階と、
前記空気供給段階の進行中に実行されるモーション実行段階と、を含み、
前記モーション実行段階は、
前記ドラムを時計方向と反時計方向の1つに沿って1G以上の遠心力を誘発する毎分回転数で回転させる加速モードと、
前記ドラムを前記加速モードに対して設定された回転方向と同じ方向に1G未満の遠心力を誘発する毎分回転数で回転させる減速モードと、を交互に実行する、方法。
【請求項5】
前記空気供給段階は、予熱区間、定率乾燥区間及び減率乾燥区間に区分され、
前記モーション実行段階は、前記予熱区間又は前記減率乾燥区間の少なくとも1つで実行される、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記ドラムの前記回転方向は、第1モーション実行段階の間、時計方向及び反時計方向の1つに維持される、請求項1又は4に記載の方法。
【請求項7】
第1加速モード及び第1減速モードは、持続的に行われる、請求項1又は4に記載の方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は衣類処理装置及び衣類処理装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
衣類処理装置は衣類(洗濯対象物又は乾燥対象物)の洗濯、乾燥又は洗濯及び乾燥の両方が可能な装置であって、洗濯機、乾燥機及び乾燥兼用洗濯機を含む概念である。
【0003】
衣類の乾燥が可能な衣類処理装置(乾燥機)は加熱された空気(熱風)を衣類に供給するが、衣類と熱交換済の空気をどのように処理するかによって排気式乾燥システムと循環式乾燥システムに分類される。
【0004】
循環式乾燥システムは衣類が貯蔵された収容空間から排出される空気の除湿と加熱を順に行った後、収容空間に再供給する方式であり、排気式乾燥システムは収容空間に加熱された空気を供給するが、収容空間から排出される空気は衣類処理装置の外部に排気する方式である。
【0005】
衣類が所定の目標乾燥度に到達するまでにかかる乾燥時間はドラムに供給された空気と衣類の熱交換がどのくらい効果的であったかによって決定されるので、どの乾燥システムを有する衣類処理装置においても、ドラム内に供給された空気と衣類の熱交換の効率を高めるための制御は、衣類の乾燥が目的である衣類処理装置においては非常に重要な設計的考慮事項である。
【0006】
従来、空気がドラムに供給される間にドラムの回転数を制御することにより衣類が空気と接する面積を広める制御方法を備える衣類処理装置がある(韓国特許第10-1594368)。しかし、この衣類処理装置は乾燥過程を構成する予熱区間、定率乾燥区間及び減率乾燥区間においてドラムのモーションを個々に制御できない短所がある。即ち、従来の制御方法は、乾燥時、ドラムの回転数が1G以上の遠心力を誘発する回転数に維持されないと、ドラムに供給された空気がドラムの円周面に形成されたドラム貫通孔を介してタブに排出されることを防げず、ドラムに空気が供給される間にドラムの回転数を1G未満の遠心力を誘発する回転数に下げることが難しいという短所がある。
【0007】
また、従来の制御方法は予熱区間及び減率乾燥区間で衣類が損傷される可能性がある。予熱区間は乾燥度の変化はほぼなく(含水率の変化はほぼなく)、衣類の温度が徐々に増加する区間(衣類から水分が排出される温度まで衣類の温度が徐々に増加する区間)であり、定率乾燥区間は衣類の乾燥度は急に高くなり(含水率は急に低くなり)、衣類の温度はほぼ一定に維持される区間であり、また減率乾燥区間は衣類の乾燥度の変化はほぼなく、衣類の温度は急に高くなる区間である。予熱区間と減率乾燥区間において衣類とドラムの摩擦力が大きくなると(衣類に大きい遠心力が持続して加えられると)、衣類に毛羽がついたり損傷したりする可能性が高くなるという短所がある。
【0008】
なお、従来、予熱区間、定率乾燥区間及び減率乾燥区間を区分して衣類処理装置を制御管理する衣類処理装置の制御方法(韓国特許出願第10-2006-0023715)があるが、この制御方法にも区間ごとにドラムの回転数及び回転方向をどのように制御すれば乾燥時間の短縮と乾燥性能の向上に有利であるかについては開示されていない。
【0009】
また、従来、乾燥度によってドラムの回転数を調節する制御方法を備える衣類処理装置がある。この制御方法は排気式乾燥システムを備える衣類処理装置に適用されたが、排気式乾燥システムはドラム外部の空気を加熱してドラムに供給するが、衣類と熱交換済の空気はドラムの外部に捨てる方式を意味する。
【0010】
乾燥行程の初期(予熱区間)にドラムから排出される空気の温度は徐々に増加し、乾燥行程の中期(蒸発区間)にドラムから排出される空気の温度はほぼ一定に維持され、また乾燥行程の末期(過熱区間)にはドラムから排出される空気の温度が再び増加する傾向がある。従って、排気式乾燥システムが適用された従来の衣類処理装置はドラムから排出される空気の温度を測定することにより乾燥行程の進行時点(衣類の乾燥度)を判断することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
ハンガー保持具
1か月前
ダイニック株式会社
柄印刷壁紙
2か月前
個人
ホバーアイロン拭き掃除機。
2か月前
ライオン株式会社
液体柔軟剤組成物
1か月前
日本バイリーン株式会社
内装用表面材
1か月前
シャープ株式会社
洗濯機
1か月前
有限会社高田紙器製作所
紙製洗濯バサミ
10日前
東レ株式会社
樹脂含浸繊維束の製造方法
13日前
東レ株式会社
炭素繊維シートの製造方法
4日前
花王株式会社
洗浄剤組成物
1か月前
株式会社ナノバブル研究所
洗濯機
2か月前
シャープ株式会社
洗濯乾燥機
1か月前
日清紡テキスタイル株式会社
ストレッチ織物
3か月前
シャープ株式会社
洗濯機
3か月前
アイナックス稲本株式会社
連続式洗濯機
2か月前
東武化学株式会社
壁紙、壁紙の製造方法
2か月前
日本バイリーン株式会社
表皮材とその製造方法
1か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置及び乾燥機
1か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置及び乾燥機
1か月前
株式会社ウエルス商会
洗濯用洗浄補助用具
3か月前
大和ハウス工業株式会社
物干し設備
2か月前
シャープ株式会社
洗濯機
10日前
東レ株式会社
人工皮革、乗物用内装材、および座席
1か月前
個人
開閉角度調整可能な角型折畳みピンチハンガー
5日前
シャープ株式会社
洗濯機
10日前
株式会社コーワ
フィルター装置及び洗濯機又は乾燥機
1か月前
株式会社ケーエスシー
洗濯物の仕分けシステム
2か月前
シャープ株式会社
洗濯機、貯水ユニット
3か月前
三洋化成工業株式会社
シートベルトウェビング処理剤
2か月前
ユニチカ株式会社
衛生材料の表面材の製造方法
3か月前
東レ株式会社
人工皮革ならびに、乗物用内装材、座席
3か月前
東芝ライフスタイル株式会社
洗濯機
2か月前
セイコーエプソン株式会社
記録装置
1か月前
シャープ株式会社
洗濯機
3か月前
東芝ライフスタイル株式会社
洗濯機
1か月前
シャープ株式会社
洗濯機
12日前
続きを見る