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公開番号
2025116320
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024010667
出願日
2024-01-29
発明の名称
動力システムおよび動力システムの制御方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
F02B
63/04 20060101AFI20250801BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】より良好な動力システムおよび動力システムの制御方法を提供する。
【解決手段】動力システム10は、動力装置12と、動力装置を潤滑するための液状のオイルを送るための供給ポンプ34と、供給ポンプから送られたオイルを動力装置に導く供給流路36と、動力装置を流通したオイルを回収するための回収ポンプ55と、動力装置を流通したオイルを回収ポンプに導く回収流路53と、回収ポンプによって回収されたオイルを供給ポンプに導くための循環流路56と、供給流路と回収流路とを繋ぐバイパス流路62と、バイパス流路を開閉する開閉弁64と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
動力装置と、
前記動力装置を潤滑するための液状のオイルを送るための供給ポンプと、
前記供給ポンプから送られた前記オイルを前記動力装置に導く供給流路と、
前記動力装置を流通した前記オイルを回収するための回収ポンプと、
前記動力装置を流通した前記オイルを前記回収ポンプに導く回収流路と、
前記回収ポンプによって回収された前記オイルを前記供給ポンプに導くための循環流路と、
前記供給流路と前記回収流路とを繋ぐバイパス流路と、
前記バイパス流路を開閉する開閉弁と、
を備える、動力システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の動力システムであって、
前記回収ポンプの容量は、前記供給ポンプの容量よりも大きい、動力システム。
【請求項3】
請求項2に記載の動力システムであって、
前記動力装置から導出される前記オイルには気体が混合されており、
前記循環流路には、前記オイルから前記気体を分離する気液分離器が設けられている、動力システム。
【請求項4】
請求項1に記載の動力システムであって、
前記開閉弁は、前記供給ポンプから供給される前記オイルの圧力が予め決定された圧力上限値に達した時に前記オイルに押されて開くリリーフバルブである、動力システム。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の動力システムであって、
前記供給ポンプおよび前記回収ポンプを駆動させるためのモータを備える、動力システム。
【請求項6】
請求項5に記載の動力システムであって、
前記モータは1つであり、
前記モータの回転駆動力を前記供給ポンプと前記回収ポンプとに伝達する動力伝達機構を備える、動力システム。
【請求項7】
請求項5に記載の動力システムであって、
前記モータを制御するモータ制御部を備え、
前記開閉弁が開状態である場合に、前記モータ制御部は、前記モータを制御して、前記モータのトルクを予め決定された目標トルクにする、動力システム。
【請求項8】
請求項7に記載の動力システムであって、
前記開閉弁が閉状態である場合に、前記モータ制御部は、前記モータを制御して、前記供給ポンプの回転数を目標回転数にする、動力システム。
【請求項9】
請求項1に記載の動力システムであって、
前記動力装置は、
ロータを回転可能に支持する軸受部と、
前記オイルを前記軸受部に流通させる潤滑流路と、
を有する、動力システム。
【請求項10】
動力システムの制御方法であって、
前記動力システムは、
動力装置と、
前記動力装置を潤滑するための液状のオイルを送るための供給ポンプと、
前記供給ポンプから送られた前記オイルを前記動力装置に導く供給流路と、
前記動力装置を流通した前記オイルを回収するための回収ポンプと、
前記動力装置を流通した前記オイルを前記回収ポンプに導く回収流路と、
前記回収ポンプによって回収された前記オイルを前記供給ポンプに導くための循環流路と、
前記供給流路と前記循環流路とを繋ぐバイパス流路と、
前記バイパス流路を開閉する開閉弁と、
前記供給ポンプおよび前記回収ポンプを駆動させるためのモータと、
前記モータを制御するモータ制御部と、
を備え、
前記開閉弁が開状態である場合に、前記モータ制御部は、前記モータを制御して、前記モータのトルクを予め決定された目標トルクにする、動力システムの制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、動力システムおよび動力システムの制御方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能且つ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する動力システムに関する技術開発が行われている。
【0003】
特許文献1には、供給ポンプから送られた液状のオイルを動力装置の軸受部に供給することにより軸受部を潤滑する動力システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-25331号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
より良好な動力システムおよび動力システムの制御方法が待望されている。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様は、動力装置と、前記動力装置を潤滑するための液状のオイルを送るための供給ポンプと、前記供給ポンプから送られた前記オイルを前記動力装置に導く供給流路と、前記動力装置を流通した前記オイルを回収するための回収ポンプと、前記動力装置を流通した前記オイルを前記回収ポンプに導く回収流路と、前記回収ポンプによって回収された前記オイルを前記供給ポンプに導くための循環流路と、前記供給流路と前記回収流路とを繋ぐバイパス流路と、前記バイパス流路を開閉する開閉弁と、を備える、動力システムである。
【0008】
本開示の第2の態様は、動力システムの制御方法であって、前記動力システムは、動力装置と、前記動力装置を潤滑するための液状のオイルを送るための供給ポンプと、前記供給ポンプから送られた前記オイルを前記動力装置に導く供給流路と、前記動力装置を流通した前記オイルを回収するための回収ポンプと、前記動力装置を流通した前記オイルを前記回収ポンプに導く回収流路と、前記回収ポンプによって回収された前記オイルを前記供給ポンプに導くための循環流路と、前記供給流路と前記循環流路とを繋ぐバイパス流路と、前記バイパス流路を開閉する開閉弁と、前記供給ポンプおよび前記回収ポンプを駆動させるためのモータと、前記モータを制御するモータ制御部と、を備え、前記開閉弁が開状態である場合に、前記モータ制御部は、前記モータを制御して、前記モータのトルクを予め決定された目標トルクにする、動力システムの制御方法である。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、より良好な動力システムおよび動力システムの制御方法を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る動力システムの模式図である。
図2は、動力システムの制御装置のブロック図である。
図3は、本発明の実施形態に係る動力システムの制御方法を示すフローチャートである。
図4は、動力システムのオイルの流れを説明するための模式図である。
図5は、動力システムのオイルの流れを説明するための模式図である。
図6は、比較例に係る動力システムの模式図である。
図7は、動力システムの制御方法を説明するタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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