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公開番号2025116319
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024010666
出願日2024-01-29
発明の名称回転電機システム
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人桐朋
主分類H02K 9/19 20060101AFI20250801BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】軸受部の摩擦抵抗の増大を抑えつつ回転電機本体を効率よく冷却することができ、さらに供給ポンプを小型にできる回転電機システムを提供する。
【解決手段】回転電機システム10は、回転電機本体18と軸受部20とを有する回転電機12と、液状のオイルを送るための供給ポンプ30と、オイル流路32と、熱交換器34と、を備え、回転電機には、オイルをロータ24に流通させるロータ冷却流路38と、オイルをステータ26に流通させるステータ冷却流路40と、潤滑流路42と、が設けられ、熱交換器によって冷却されたオイルは、ロータ冷却流路とステータ冷却流路とに分かれて流れ、ステータ冷却流路を流通したオイルは、供給ポンプの圧力によって潤滑流路から軸受部に吹き付けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ロータおよびステータを有する回転電機本体と、前記ロータを回転可能に支持する軸受部とを有する回転電機と、
液状のオイルを送るための供給ポンプと、
前記供給ポンプから送られた前記オイルを前記回転電機に導くオイル流路と、
前記オイル流路に設けられて前記オイルを冷却する熱交換器と、
を備え、
前記回転電機には、
前記オイルを前記ロータに流通させるロータ冷却流路と、
前記オイルを前記ステータに流通させるステータ冷却流路と、
前記オイルを前記軸受部に供給するための潤滑流路と、
が設けられ、
前記熱交換器によって冷却された前記オイルは、前記ロータ冷却流路と前記ステータ冷却流路とに分かれて流れ、
前記ステータ冷却流路を流通した前記オイルは、前記供給ポンプの圧力によって前記潤滑流路から前記軸受部に吹き付けられる、回転電機システム。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
請求項1に記載の回転電機システムであって、
前記ロータ冷却流路は、大気に開放された流路である、回転電機システム。
【請求項3】
請求項1に記載の回転電機システムであって、
前記ステータ冷却流路は、大気に開放されていない流路である、回転電機システム。
【請求項4】
請求項2に記載の回転電機システムであって、
前記ロータ冷却流路を流通して気体が混合した前記オイルと、前記軸受部を流通して前記気体が混合した前記オイルとを貯留するための貯留部と、
前記貯留部に貯留した前記オイルを回収するための回収流路と、
前記回収流路を介して導かれた前記オイルから前記気体を分離する気液分離器と、
前記気液分離器により前記気体が分離された前記オイルを前記供給ポンプに導く循環流路と、
を備える、回転電機システム。
【請求項5】
請求項4に記載の回転電機システムであって、
前記貯留部に貯留されている前記オイルを前記気液分離器に導くための回収ポンプを備える、回転電機システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、回転電機システムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能且つ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する回転電機システムに関する技術開発が行われている。
【0003】
特許文献1には、ロータとステータとを有する回転電機本体と、ロータを回転可能に支持する軸受部とを備えた回転電機システムが開示されている。この回転電機システムでは、ロータおよびステータの各々に液状のオイルを流通させることによってロータおよびステータを冷却している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-137790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
より良好な回転電機システムが待望されている。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の態様は、ロータおよびステータを有する回転電機本体と、前記ロータを回転可能に支持する軸受部とを有する回転電機と、液状のオイルを送るための供給ポンプと、前記供給ポンプから送られた前記オイルを前記回転電機に導くオイル流路と、前記オイル流路に設けられて前記オイルを冷却する熱交換器と、を備え、前記回転電機には、前記オイルを前記ロータに流通させるロータ冷却流路と、前記オイルを前記ステータに流通させるステータ冷却流路と、前記オイルを前記軸受部に供給するための潤滑流路と、が設けられ、前記熱交換器によって冷却された前記オイルは、前記ロータ冷却流路と前記ステータ冷却流路とに分かれて流れ、前記ステータ冷却流路を流通した前記オイルは、前記供給ポンプの圧力によって前記潤滑流路から前記軸受部に吹き付けられる、回転電機システムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、より良好な回転電機システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る回転電機システムの模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
回転電機システムでは、潤滑目的のために軸受部に液状のオイルを供給する必要がある。しかしながら、軸受部の潤滑に適したオイルの温度は、回転電機本体の冷却に適したオイルの温度よりも高い。
(【0011】以降は省略されています)

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