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公開番号
2025116486
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024010935
出願日
2024-01-29
発明の名称
ストレージシステム、データ書き込み方法、データ読み出し方法およびプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/06 20060101AFI20250801BHJP(計算;計数)
要約
【課題】読み出し対象となるデータを生成するための複数のデータがストレージシステムに格納され、かつ、データの記憶場所によってデータ読み出し速度が異なる場合に、読み出し対象となるデータの読み出しに要する時間が比較的短いようにする。
【解決手段】ストレージシステムが、書き込み対象となっている対象データから、対象データを分割したデータフラグメント、または、対象データの少なくとも一部の復元に用いられるパリティフラグメントの何れかであるフラグメントを、対象データを復元可能でありさらに冗長性を有する個数生成し、複数個のフラグメントのうち、少なくとも対象データを復元可能な組み合わせの各フラグメントを、データの読み出し速度が比較的速いグループのストレージノードに書き込み、残りのフラグメントを、データの読み出し速度が比較的遅いグループのストレージノードに書き込む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
書き込み対象となっている対象データから、前記対象データを分割したデータであるデータフラグメント、または、前記対象データの少なくとも一部の復元に用いられるデータであるパリティフラグメントの何れかであるフラグメントを、前記対象データを復元可能でありさらに冗長性を有する個数生成するフラグメント生成手段と、
複数個のフラグメントのうち、少なくとも前記対象データを復元可能な組み合わせの各フラグメントを、データの読み出し速度が比較的速いグループのストレージノードに書き込み、残りのフラグメントを、データの読み出し速度が比較的遅いグループのストレージノードに書き込む書き込み処理手段と、
を備えるストレージシステム。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
前記フラグメント生成手段は、前記対象データを復元可能であり、かつ、冗長性を有していない複数個のデータフラグメントと、1つ以上のパリティフラグメントとを生成し、
前記書き込み処理手段は、全ての前記データフラグメントを、データの読み出し速度が比較的速いグループのストレージノードに書き込み、全ての前記パリティフラグメントを、データの読み出し速度が比較的遅いグループのストレージノードに書き込む、
請求項1に記載のストレージシステム。
【請求項3】
対象データごとに読み出しの高速化の要否が設定されており、
前記書き込み処理手段は、読み出しの高速化が必要と設定されている対象データから生成された複数個のフラグメントを、データの読み出し速度が比較的速いグループのストレージノードと、データの読み出し速度が比較的遅いグループのストレージノードとに分散して書き込み、読み出しの高速化が不要と設定されている対象データから生成された複数個のフラグメントを、全て、データの読み出し速度が比較的遅いグループのストレージノードに書き込む、
請求項1または請求項2に記載のストレージシステム。
【請求項4】
ストレージから複数のフラグメントを読み出す読み出し処理手段と、
読み出し対象となっている対象データを復元可能なフラグメントの組み合わせの読み出しが完了したと判定された場合、それらのフラグメントの組み合わせから対象データを復元する対象データ復元手段と、
を備える、請求項1に記載のストレージシステム。
【請求項5】
前記読み出し処理手段は、対象データから生成された全てのフラグメントの読み出しを開始し、対象データを復元可能なフラグメントの組み合わせの読み出しが完了したと判定された場合、対象データから生成された全てのフラグメントの読み出しを終了する、
請求項4に記載のストレージシステム。
【請求項6】
読み出し対象となっている対象データから生成されたデータのうち、少なくとも前記対象データを復元可能な組み合わせの各データが、データの読み出し速度が比較的速いグループのストレージノードに記憶され、残りのデータが、データの読み出し速度が比較的遅いグループのストレージノードに記憶されているストレージから、複数のデータを読み出す読み出し処理手段と、
読み出し対象となっている対象データを復元可能なデータの組み合わせの読み出しが完了したと判定された場合、それらのデータの組み合わせから対象データを復元する対象データ復元手段と、
を備えるストレージシステム。
【請求項7】
コンピュータが、
書き込み対象となっている対象データから、前記対象データを分割したデータであるデータフラグメント、または、前記対象データの少なくとも一部の復元に用いられるデータであるパリティフラグメントの何れかであるフラグメントを、前記対象データを復元可能でありさらに冗長性を有する個数生成し、
複数個のフラグメントのうち、少なくとも前記対象データを復元可能な組み合わせの各フラグメントを、データの読み出し速度が比較的速いグループのストレージノードに書き込み、残りのフラグメントを、データの読み出し速度が比較的遅いグループのストレージノードに書き込む、
ことを含むデータ書き込み方法。
【請求項8】
コンピュータが、
読み出し対象となっている対象データから生成されたデータのうち、少なくとも前記対象データを復元可能な組み合わせの各データが、データの読み出し速度が比較的速いグループのストレージノードに記憶され、残りのデータが、データの読み出し速度が比較的遅いグループのストレージノードに記憶されているストレージから、複数のデータを読み出し、
読み出し対象となっている対象データを復元可能なデータの組み合わせの読み出しが完了したと判定された場合、それらのデータの組み合わせから対象データを復元する、
ことを含むデータ読み出し方法。
【請求項9】
コンピュータに、
書き込み対象となっている対象データから、前記対象データを分割したデータであるデータフラグメント、または、前記対象データの少なくとも一部の復元に用いられるデータであるパリティフラグメントの何れかであるフラグメントを、前記対象データを復元可能でありさらに冗長性を有する個数生成することと、
複数個のフラグメントのうち、少なくとも前記対象データを復元可能な組み合わせのフラグメントを、データの読み出し速度が比較的速いグループのストレージノードに書き込み、残りのフラグメントを、データの読み出し速度が比較的遅いグループのストレージノードに書き込むことと、
を行わせるプログラム。
【請求項10】
コンピュータに、
読み出し対象となっている対象データから生成されたデータのうち、少なくとも前記対象データを復元可能な組み合わせの各データが、データの読み出し速度が比較的速いグループのストレージノードに記憶され、残りのデータが、データの読み出し速度が比較的遅いグループのストレージノードに記憶されているストレージから、複数のデータを読み出すことと、
読み出し対象となっている対象データを復元可能なデータの組み合わせの読み出しが完了したと判定された場合、それらのデータの組み合わせから対象データを復元することと、
を行わせるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ストレージシステム、データ書き込み方法、データ読み出し方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
読み出し対象となるデータを生成するための複数のデータがストレージシステムに格納される場合がある。例えば、特許文献1には、分割されたデータおよびパリティが、複数のデータ保持用記憶装置およびパリティ保持用記憶装置に転送されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-123628号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
読み出し対象となるデータを生成するための複数のデータがストレージシステムに格納され、かつ、データの記憶場所によってデータ読み出し速度が異なる場合に、読み出し対象となるデータの読み出しに要する時間がなるべく短いことが好ましい。
【0005】
本発明の目的の一例は、上述の課題を解決することのできるストレージシステム、データ書き込み方法、データ読み出し方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様によれば、ストレージシステムは、書き込み対象となっている対象データから、前記対象データを分割したデータであるデータフラグメント、または、前記対象データの少なくとも一部の復元に用いられるデータであるパリティフラグメントの何れかであるフラグメントを、前記対象データを復元可能でありさらに冗長性を有する個数生成するフラグメント生成手段と、複数個のフラグメントのうち、少なくとも前記対象データを復元可能な組み合わせの各フラグメントを、データの読み出し速度が比較的速いグループのストレージノードに書き込み、残りのフラグメントを、データの読み出し速度が比較的遅いグループのストレージノードに書き込む書き込み処理手段と、を備える。
【0007】
本発明の第2の態様によれば、ストレージシステムは、読み出し対象となっている対象データから生成されたデータのうち、少なくとも前記対象データを復元可能な組み合わせの各データが、データの読み出し速度が比較的速いグループのストレージノードに記憶され、残りのデータが、データの読み出し速度が比較的遅いグループのストレージノードに記憶されているストレージから、複数のデータを読み出す読み出し処理手段と、読み出し対象となっている対象データを復元可能なデータの組み合わせの読み出しが完了したと判定された場合、それらのデータの組み合わせから対象データを復元する対象データ復元手段と、を備える。
【0008】
本発明の第3の態様によれば、データ書き込み方法は、コンピュータが、書き込み対象となっている対象データから、前記対象データを分割したデータであるデータフラグメント、または、前記対象データの少なくとも一部の復元に用いられるデータであるパリティフラグメントの何れかであるフラグメントを、前記対象データを復元可能でありさらに冗長性を有する個数生成し、複数個のフラグメントのうち、少なくとも前記対象データを復元可能な組み合わせの各フラグメントを、データの読み出し速度が比較的速いグループのストレージノードに書き込み、残りのフラグメントを、データの読み出し速度が比較的遅いグループのストレージノードに書き込む、ことを含む。
【0009】
本発明の第4の態様によれば、データ読み出し方法は、コンピュータが、読み出し対象となっている対象データから生成されたデータのうち、少なくとも前記対象データを復元可能な組み合わせの各データが、データの読み出し速度が比較的速いグループのストレージノードに記憶され、残りのデータが、データの読み出し速度が比較的遅いグループのストレージノードに記憶されているストレージから、複数のデータを読み出し、読み出し対象となっている対象データを復元可能なデータの組み合わせの読み出しが完了したと判定された場合、それらのデータの組み合わせから対象データを復元する、ことを含む。
【0010】
本発明の第5の態様によれば、プログラムは、コンピュータに、書き込み対象となっている対象データから、前記対象データを分割したデータであるデータフラグメント、または、前記対象データの少なくとも一部の復元に用いられるデータであるパリティフラグメントの何れかであるフラグメントを、前記対象データを復元可能でありさらに冗長性を有する個数生成することと、複数個のフラグメントのうち、少なくとも前記対象データを復元可能な組み合わせのフラグメントを、データの読み出し速度が比較的速いグループのストレージノードに書き込み、残りのフラグメントを、データの読み出し速度が比較的遅いグループのストレージノードに書き込むことと、を行わせるプログラムである。
(【0011】以降は省略されています)
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